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日本人が韓国・朝鮮語を理解するときに漢字が入っているとわかりやすいと思うのだが?どうでしょう?

2015-05-14 | 韓国中央日報日本語版より
【中央時評】深刻な問題、韓国の教科書の漢字併記
2015年05月13日/中央日報日本語版


青少年が愛用する「チョンダ(すごい、というような意味)」という表現は、極めて不満足な状況でも、驚嘆するほど良い場合でも使われる。話者がどんな意味で「チョンダ」と言ったのかは、聴者は脈絡によって適切に解釈しなければならない。このように1つの表現を多様な意味に変身させる現象は、青少年だけの言語を通じて連帯感を強化しようとする心理から始まったが、語彙不足も一因を提供しているだろう。ティーンエイジャーが主に使う言語を分析してみるといくつかの表現に収束されるが、各状況に対応する細分化された表現を考案する必要がなくなって語彙力が弱まった面もある。

韓国語の相当数が漢字を含んでいる以上、語彙を豊富にさせる方法の1つは拡張性を持つ漢字を習得することだ。幼少期に「プン(風)」という文字を習った後、すでに知っていた台風(テプン)・風景(プンギョン)・風力(プンリョク)発電所などの単語が風を中心につくられてより多くの単語と連結の輪を形成しながら感じた充実感はいまだ新鮮だ。学生時代には「赤外線(チョクフェソン)」を赤色と外側と解説して赤外線が七色の可視光線の向こう側にあることを、求心力と混同していた「遠心力(ウォンシムリョク)」は中心(心)から遠い方向に作用する力だと自然に覚えられた。

昨年9月、教育部は2015改定教育過程の主要事項を発表する中で小学校の教科書に漢字を併記する案を提示し、今年9月の教育過程告示を前にして漢字教育に対する年を重ねた古い論争が再演している。漢字併記を賛成する側では、教科書の用語の大部分が漢字語なのでその意味を正確に伝えるために漢字が必要だと主張する。漢字併記を反対する立場としては、用語の意は字ではなく状況と脈絡を通じて体得されるので漢字で表記して意味を把握できるのではないとみている。しかも漢字を併記すれば文章の可読性が落ち、45年間守ってきたハングル専用教育の伝統を崩すだけでなく漢字の私教育を助長する可能性があると憂慮する。

こうした主張を1つずつ確かめてみよう。漢字学習は学び(学)、身につける(習)うちの後者中心であるから、私教育としても塾よりは学習誌を通じて身につけさせるケースが大部分だ。韓国では教育部が「政策」を作れば私教育は「対策」を出すので、漢字併記で私教育がどれほど横行するのか予測しにくいが、漢字自体を問う評価をしなければ学習負担の加重として作用する可能性はそれほど高くない。現在も小学生が漢字の級数試験を受けるために漢字を単純暗記するケースが多いが、それよりも教科書の用語を漢字とともに身につけさせる素朴な漢字学習がより良いこともある。教科書に漢字を併記する時に読むスピードが遅くなる恐れがあるというのはある部分で事実だ。可読性を落とさないようにするならば漢字を教科書の本文ではなく補助欄に書けば良い。

  漢字を伴った説明が、生徒たちの理解を助けられる例は簡単に探せる。数学の陽数と陰数に対応する中国と日本の用語は正数と負数だ。正数が利益ならば負数は負債であるから負数だと命名したのだ。ところで韓国式の発音ではジョンス(正数・positive number)とジョンス(整数・integer)が同音異義語になり漢字の宗主国にはない独創的な用語を作り出したもので、陽数と陰数は陰陽が対比しながら0を基準として相反する数だという性質を直観的に表わしている。

このように用語についての漢字説明を併行することが役立つならば提供しない理由はない。だが漢字を過多に使う慣習は徐々に取りのぞき、常用漢字も究極的にはハングル化する必要がある。最近ある大学生が「クムイル(今日)」を金曜日(クミョイル)の縮約語だと思って起きたハプニングを聞いたが、今日を理解できない大学生の漢字の実力も問題だが、オヌル(今日)をあえてクムイルと表現するのはさらに大きな問題だ。旧韓末(朝鮮時代末期から大韓帝国時代)の音楽界は、アレグロ(allegro)を「クェソクチョ(快速調)」ではなく「パルゲ(速く)」と簡明にハングル化したので誰でも簡単に理解できた点は模範事例に値する。だが赤外線に対応する「ノムパルガンサル」のように無理にハングル化したぎこちない言葉は日常用語に編入できなかったという点を参考にすべきだ。

各教科の知識を含蓄して表現した用語は、学習の出発点であり終着点になる。学習は用語に対する理解から出発して、身につけた知識を頭の中で整理することもやはり用語を媒介に成り立つからだ。したがって漢字語は、可能ならばハングル化するものの漢字併記が用語理解を促進させる場合ならば教科書に書こう。漢字併記が漢字教育自体のためにではなく、知識習得の効率性を高める次元であれば、ハングル専用と漢字併用の間で適切な妥協点になりはしないかと思う。

パク・ギョンミ弘益(ホンイク)大学教授(数学教育科)

毎日新聞:<北朝鮮マツタケ不正輸入>朝鮮総連副議長「違法捜査」批判

2015-05-14 | マスコミ報道をそのまま掲載・資料

<北朝鮮マツタケ不正輸入>朝鮮総連副議長「違法捜査」批判

毎日新聞 5月13日(水)21時8分配信


<北朝鮮マツタケ不正輸入>朝鮮総連副議長「違法捜査」批判

 北朝鮮産マツタケの不正輸入事件で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男らが逮捕されたことを受け、朝鮮総連の南昇祐(ナム・スンウ)副議長が13日、東京都千代田区の総連中央本部で記者会見し「(次男らは)経済制裁以降、朝鮮産マツタケを輸入したことはない。法的根拠がない違法捜査だ」と批判した。

 北朝鮮の地下核実験を受け、政府は制裁措置として2006年、北朝鮮からの輸入を全面禁止している。

 会見で南副議長は、不正輸入に関わったとされた貿易会社「朝鮮特産物販売」について「総連傘下の関連会社として営業してきたが、経済制裁後は貿易ができなくなり、今年3月末に税務当局に申告して休眠状態になっている」と説明した。その上で「制裁以前には正規のルールにのっとって朝鮮産マツタケを輸入し、好評を得ていた実績もある。今回の事件とは全く関連ない」と強調した。【堀智行】