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機体から煙が出ていたとの複数の目撃証言があり、

2012-09-08 | お知らせ・一般資料

オスプレイ、市街地に緊急着陸=機体から煙、燃料漏れか―米

時事通信 9月8日(土)8時27分配信

 【ワシントン時事】

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが6日、ノースカロライナ州ジャクソンビル市内の空き地に緊急着陸していたことが7

日、分かった。負傷者はなかった。地元からの報道によると、着陸当時、機体から煙が出ていたとの複数の目撃証言があり、燃料漏れ

が原因ではないかとの見方が浮上している。

 同機が緊急着陸したのは、所属するニューリバー海兵隊基地から北東約5キロにある教会の裏手の空き地。海兵隊によると、速やかに

帰投するよう求める操縦席の警告灯がともったが、操縦士が安全を優先して緊急着陸を選択したという。

 MV22は沖縄県への配備が予定されている。 

2012年APEC閣僚会議(概要と評価) 平成24年9月6日 外務省から日朝協会へのメールより

2012-09-08 | お知らせ・一般資料
2012年APEC閣僚会議(概要と評価)

平成24年9月6日


 9月5日及び6日,ロシア・ウラジオストクにおいて,APEC閣僚会議(議長はラヴロフ・ロシア外務大臣及びベロウーソフ同経済発展大臣)が開催され,APEC参加21エコノミーの外務大臣,貿易担当大臣等が参加した(我が国からは,玄葉光一郎外務大臣,枝野幸男経済産業大臣が出席)。

 今次会合の成果として,「閣僚共同声明」(骨子(PDF)・英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))が発出された。議論の概要は以下のとおり。
1.主要な論点

(1)環境物品リストにつき,閣僚間で活発な議論が行われた。我が国は,環境物品の貿易自由化はすべてのエコノミーに裨益するWin-Winの取組であり,アジア太平洋地域のグリーン成長促進に向けて,実質的に意味のあるリストの合意に一致協力して努力するよう呼びかけた。最終的に,閣僚レベルで作成した54品目のリストについて,首脳の承認を勧告することとなった。
(2)食料安全保障につき,我が国より,世界的な食料価格の乱高下が続く中で,農産物輸出国による輸出規制措置を含めて投資・貿易に新たに障壁を設けないよう呼びかけたこともあり,閣僚間で合意が得られ,閣僚共同声明に反映された。
(3)増加傾向にある保護主義的措置に対し,2015年までのスタンドスティル(新たな保護主義措置の不導入)の延長,ロールバック(既存の保護主義措置の是正)及びWTO整合的であっても重大な保護主義的影響を及ぼす措置の最大限の自制を再確認。ITA(情報技術協定)拡大交渉の早期妥結への取組にも合意。
(4)イノベーションの促進につき,我が国より,知的財産権保護や内外無差別のビジネス環境を含む自由で開かれた貿易投資環境がAPEC域内のイノベーション促進に必要である旨主張し,閣僚共同声明にも反映された。

2.各議題における議論
(1) 食料安全保障の強化

 農業生産及び生産性の向上,貿易円滑化と食料市場の発展等に向けて,民間投資の活用,情報共有や技術移転の重要性等につき議論。我が国は,農業投資に当たり,現地の農民,投資受入国及び投資家の三者の利益を調和・最大化することを目指す「責任ある農業投資原則(PRAI)」や,農産物市場の透明性確保に向けた「アジア太平洋食料安全保障プラットフォーム(APIP)」を活用するよう促し,他のエコノミーから支持が表明された。
(2) 緊急事態の備え

 防災センター間の連携と協力,迅速な情報共有や円滑な支援受入れ,民間援助機関との連携強化等の必要性につき議論。我が国は,本年7月に東北で開催した「世界防災閣僚会議in東北」の成果を紹介した。
(3) WTOドーハ・ラウンド交渉の展望及び多角的貿易体制への支持

 フリステンコ・ユーラシア経済委員会委員長から,経済統合の進展について,ヤークサWTO事務次長から,WTOにおける交渉の現状について報告。我が国は,主に,保護主義抑止に関し,APECがカザン貿易大臣会合等これまでのコミットメントから後退してはならない,情報技術協定(ITA)拡大交渉の早期妥結を目指す,ロシアのWTO加盟を歓迎する旨発言。他の閣僚からも概ね同様の発言があった。
(4) 貿易・投資の自由化及び地域経済統合

 環境物品自由化に加え,FTAAPに含まれるべき次世代型貿易・投資課題としての「FTAにおける透明性」 (法令の公表,行政手続の公正性等についてFTAで定めるべきルール)についても議論。会合の成果としてモデル章が合意された。
(5) 信頼できるサプライチェーンの構築

 域内のサプライチェーンの効率性,信頼性の向上の方策や,域内の物品・サービスの移動に要する時間・費用の削減のための取組(サプライチェーン連結枠組行動計画)の更なる推進について議論。我が国は,災害の影響を受けやすいアジア太平洋地域においてサプライチェーンの効率性,信頼性等を向上させるためには,APECにおいてサプライチェーンの可視化を含めた更なる取組の推進が必要である旨発言した。
(6) 革新的成長の促進

 APEC域内におけるイノベーションの促進に向けて,イノベーション促進を産官学で議論するための組織(科学技術・イノベーション政策パートナーシップ)の設立が,詳細な権限事項と共に合意されたほか,高等教育分野における域内協力の推進,女性の起業や経済活動への参加促進についても議論が行われた。我が国は,アジア太平洋地域のイノベーションの促進のためには,知的財産権の保護や内外無差別のビジネス環境の整備,域内の信頼醸成の構築,女性や若者,高齢者等多様なプレイヤーの参加促進などが重要である旨指摘した。
2012年APEC閣僚会議(成果文書)

閣僚共同声明(骨子(PDF)・英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))

付属書A(英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))
RTA/FTAの透明性に関するAPECモデル章

付属書B(英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))
信頼できるサプライチェーンに向けて

付属書C(英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))
エネルギー効率のためのナノテクノロジーに関するイノベーション技術対話の提言

付属書D(英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))
APEC国際教育会議「APEC内における教育の形成」の成果

付属書E(英語原文(PDF)・日本語仮訳(PDF))
人的資本の投資

APEC 2012
玄葉外務大臣のアジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議出席