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「二重行政解消」の名のもとに廃止や統合、売却されることも危惧されると指摘。

2015-05-02 | 日朝協会呼び掛け

大阪市の廃止・解体に反対

元大阪城天守閣館長らアピール発表

 

 

 大阪市を廃止・解体することの是非を問う住民投票(17日投票)の実施に関して1日、元大阪城天守閣館長らが大阪市の廃止・解体に反対するアピールを発表しました。

 アピールには、石部正志関西文化財保存協議会代表、中川哲男元天王寺動物園園長、吉村元雄元大阪市立美術館館長、脇田修元大阪歴史博物館館長、渡辺武元大阪城天守閣館長が名前を連ねています。

 アピールは、住民投票で賛成票が上回り大阪市がなくなれば、大阪城天守閣、大阪市立美術館など大阪市の重要な文化施設が府に移管、没収され、その 後は「二重行政解消」の名のもとに廃止や統合、売却されることも危惧されると指摘。「126年の歴史を持つ大阪市をなくし、大阪市の歴史、文化を象徴する 市民の大切な財産が奪われることを見過ごすわけにはいきません」と主張しています。

 また、大阪市民の財産である文化施設を守り、未来に継承していくために大阪の文化を愛するすべての人に「大阪市廃止・解体に反対」の声を上げることを呼びかけています。



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