北朝鮮:金永日外務次官が党国際部長に
朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金永日(キム・ヨンイル)外務次官が朝鮮労働党国際部長に就任していることが判明した。国際部が14日に駐朝中国大使らを招いて平壌で宴会を開いた際、金永日氏を部長と紹介した。
朝鮮通信(東京)によると、金永日氏は93年に外務次官になり、03年に始まった核問題をめぐる6カ国協議で初代首席代表を務めた。その後、アジア担当次官として活動。昨年10月に温家宝中国首相が訪朝し、金正日(キム・ジョンイル)総書記と会見した際に同席した。
国際部長職は金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長が07年まで務めていた。