韓国、北朝鮮選手が握手 射撃で金と銅獲得
2016年8月13日 06:20
【リオデジャネイロ共同】10日に行われたリオデジャネイロ五輪の射撃男子50メートルピストル決勝で、韓国の秦鐘午選手が金メダル獲得を決めた際、銅メダルとなった北朝鮮のキム・ソングク選手が歩み寄り、握手する一幕があった。AP通信が12日までに伝えた。
2人はこの後、表彰台でも握手を交わした。キム選手は「もし(両国が)統一されれば、われわれのメダルはもっと大きな意味を持つ。1位と3位が一つの国のものになる」と述べたという。
今回の五輪では、女子体操の韓国の李恩朱選手と北朝鮮のホン・ウンジョン選手が練習の際、仲良くスマートフォンで「自撮り」したことも話題に。
(共同通信)