オスプレイ墜落 米軍「最も深刻な事故」指定
「クラスA」
沖縄県名護市で13日夜に発生した米海兵隊垂直離着陸機MV22オスプレイの墜落事故について、米海軍安全センターは15日までに、最も深刻な「クラスA」に指定しました。
同センターは損害額200万ドル以上、または死者が発生した場合などの事故を「クラスA」に指定します。公表資料によれば、今回の損害額は8060万ドル(約94億3000万円=1ドル117円)です。機体が大破しており、ほぼ1機分の金額とみられます。
米海軍は事故について、「暗視装置訓練中に沖縄に不時着した」と説明。暗視装置を用いた夜間訓練だったことを明らかにするとともに、「墜落」との見方を否定しました。事故機の所属は第265海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM265)としています。