日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

すっかり舞台に引き込まれた。色彩豊かな衣装がとてもきれい。またぜひ観に行きたい」と語った。

2016-06-11 | 日・韓・朝友好親善のために

金剛山歌劇団2016年全国ツアー「明日に向かって」

高句麗舞踊塚絵巻に酔いしれて

児童・生徒たちの声

昼公演には中等教育70周年を記念し、東京都内の朝鮮学校の児童・生徒ら約1150人が招待された。

第2部・舞踊「高句麗舞踊塚絵巻」より

第2部・舞踊「高句麗舞踊塚絵巻」より

「今日はひとつでも学んで帰ろうと『舞踊ノート』を持って勉強する気持ちできた」と話すのは、東京第2初級に通う金嬉恩さん(5年)。「初めて歌劇 団公演を目にし、舞踊の動作やそのしなやかさにびっくりした」としながら、「前からあこがれの気持ちがあった歌劇団は想像していたよりも100倍上手だっ た。私も、もっと上手になりたいという気持ちが大きくなった」と目を輝かせた。

東京朝中の権美嬉さん(3年)は、「毎回公演を観るたびに、そのステージにストーリーがありすごく楽しい。高句麗壁画の舞のシリーズの中でも『弓の 舞』にくぎづけになった」と語る。権さんは、「東京に住むウリハッキョの学生たちのために公演をしてくれた歌劇団のオッパ、オンニたちコマッスミダ。私 も、舞踊の練習を頑張りたい」と意気込んだ。

男声独唱と女声コーラス「夢多きあなた」

男声独唱と女声コーラス「夢多きあなた」

自身も民族管弦楽部に所属し、伽耶琴を演奏するという東京朝高の李(示すへんに貞)さん(3年)は、普段合宿で指導してくれる歌劇団の先輩たちが 舞台で繰り広げた圧巻の演奏に心震わせた。「女性器楽アンサンブル『故郷の夜』に感動した。柔らかな演奏の後に披露された『チャルダーシュ』とのギャップ も素晴らしかった。音楽でこんなにも豊かな感情世界を表現し、なおかつウリハッキョで学んだ民族楽器で外国の曲までも奏で上げる先輩たちが誇りであり、憧 れだ」と話す。

また、同校ラグビー部に所属する泰煌さん(2年)は「2時間の間、舞台から目を離せなかった」とし、「李紗栄さんの独唱『小さい机』がよかった。 私たちが当たり前に感じているウリハッキョの風景が決して当たり前ではないということ。その環境を守ってきた同胞たちへの感謝、そしてこれからは私たちが その気持ちを受け継ぐんだという思いを新たにさせられた」と語った。

会場の声

「ハングル教室」の先生に誘われて初めて公演を観覧したという蕪木和加子さん(47)、美希さん(16)親子は「日本の舞踊も見たことがなく、知識がゼロのまま観た公演だったがすっかり舞台に引き込まれた。色彩豊かな衣装がとてもきれい。またぜひ観に行きたい」と語った。

器楽アンサンブル「故郷の夜」

器楽アンサンブル「故郷の夜」

華やかな扇子を使い、咲き誇る高句麗の首都を描いた舞踊「柳京の春」が素晴らしかったと語るのは韓永心さん(36)。「ウリ芸術は絶え間なく進化し ているということを、昔ながらの作品や、現代的なアレンジを加えた作品との対比の中で強く感じた。これからの公演にも期待したい」と感想を寄せた。

東京第9初級と交流を持つ、杉並区議のけしば誠一さんは、「毎年バージョンアップし、新たな感動をくれる公演を今回も楽しみにしていた」と話す。 「心ない差別や誤解が未だに多いが、地域での交流、そしてこのような民族的な文化芸術の場を通じてその状況を解消していきたい」。

高級部までチャンセナプを演奏していた経験からこの公演を待ち焦がれていたと話すのは朝大外国語学部の李蓮さん(1年)。「今回の公演は、1部と 2部の性格が異なり、1部は楽団が中心のステージだった。オンリュグム、チャンセナプなど朝鮮の民族楽器の音色が一つになった演奏に胸が高鳴った」とし、 「『明日に向かって』というテーマに合わせ、先代たちが築いてきた民族的な音楽や踊りを守りつなげていくという団員たちの気持ちが伝わる公演だった」と笑 みを浮かべた。

(朝鮮新報)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。