蓮池 透氏が、かたる
「東電のもうけの犠牲になった福島原発の安全」
10月15日(土)午後6時40分開会~閉会午後9時まで、キャンパスプラザ京都第3講義室(下京区西洞院通り塩小路下がる)
主催:蓮池 透講演会実行委員会
拉致問題で知られる蓮池 透氏。実は、30年以上東京電力に勤め、原子燃料サイクル部長、福島第一原発の保守管理も担当し、保安院との折衝にもあたっていた。
今回の事故で大きなショックをうける。「安全だ」と自分でも思っていた責任、事実を隠蔽する東電などの記者会見への怒り。「安全神話の一翼を担った自分の義務とし
て、国民への責任として、そして東電への最後の愛情としても。やはり今いわねばならない。として専門知識をいかした納得の行くお話しでした。
核のゴミを処理する方法、捨てる場所がない、新しいエネルギーに変える。今発電されている原発・水力・火力・風力・その他・の割合いを、東電と政府に公表させなけれ
ばならない。そうすれば次の方法は、みんなで考えれば必ず解決できる。いま国民が力を合わせるときだと話されました。
閉会の挨拶で、日朝協会代表理事の大橋満は「本日は、お忙しいところご参加いただき有難うございました。
元・東電部長、蓮池さんのお話は、如何でしたか。みなさんがってんしましたか?
私は、「放射能による被災者の救済と生活改善」と「拉致問題の解決」を阻んでいるのは、政府が被災者・被害当事者の立場に立って解決しよ
うとせず、人の命を政治課題に絡めて利用しているように見えるのですが、皆さんはどうお感じになられたでしょうか。
原発問題は、当面の除染対策と生活保障、自然エネルギーへの転換。 拉致問題は、制裁ではなく国交回復・両国が日朝平壌宣言を誠
実に順守することによって、必ず解決が図られると思うのです。
日朝協会は、来年日朝平壌宣言10周年を迎えるので年末から全国的なキャンペーンを繰り広げますので皆さんのご協力をよろしくお願いい
たします。またこの機会に、ぜひ日朝協会にご入会下さい。
最後に、かもがわ出版は、私たちが勇気を持って生きていく為に役立つ本の出版を続けておられます。蓮池さんの本とともに、他の本もぜひ
ご購入ください。
蓮池さん本日は大変有難うございました。ご参加のみなさん有難うございました。これで本日の講演会を終わらせていただきます。」
放射性ゴミの集積所写真公開
東電・福島第1
東京電力は15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故の処理で出た放射性廃棄物の集積所の写真を公開しました。
集積所は作業員の拠点施設Jビレッジ(同県楢葉町)にあります。写真は東電社員が11日に撮影したもので、事故処理にあたるさいの防護服などが袋につめられた状態で、人の身長の3倍程度の高さまで山積みされています。
現時点での廃棄物の容積は4000立方メートル程度。これまでに作業にかかわった、のべ約48万人分の防護服のほとんどはここに回収されているといいます。
東電は、これらの放射性廃棄物の処分方法は未定で、当面はJビレッジに保管すると説明しています。