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死しても、南北統一へのきっかけ残す!

2009-08-23 | 投稿・投書・私の意見

金総書記側近が訪韓 金大中氏弔問

「良い対話を期待」 韓国国会議長らと会談


 18日に死去した韓国の金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問のため、金己男(キム・ギナム)朝鮮労働党書記を団長とする北朝鮮の弔問団が21日に空路、ソウル入りしました。

                                 (面川誠)


 同書記は金正日(キム・ジョンイル)労働党総書記の有力側近。現地からの報道によると、青瓦台(韓国大統領府)関係者は「金総書記の親書やメッセージがあれば、李明博(イ・ミョンバク)大統領が会談する」と語りました。

 弔問団はソウルの金浦空港で、韓国統一省の洪良浩(ホン・ヤンホ)次官らの出迎えを受けた後、国会議事堂前広場の追悼式場を訪れ、金総書記名義の 花輪を献花。「正義と良心を守り、民族のために消すことのできない足跡を残した金大中元大統領を追悼する」と記帳し、李姫鎬(イ・ヒホ)夫人など遺族に会 い、弔意を直接伝えました。金己男氏はこの後、金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長らと会談。「(ソウル滞在中に)良い対話が行われることを期待してい る。(南北)関係改善に向け、やるべきことは多い」と語りました。一行は22日に帰国の予定です。

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、弔問団の性格を「金正日国防委員長の委任による特使弔意訪問団」と伝えています。

 団長の金書記は宣伝工作の担当。同行している金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長(朝鮮アジア太平洋平和委員長)も金総書記の側近の一人で、対韓国政策の総括責任者です。同部長は2007年の南北首脳会談の前に、ソウルを極秘訪問して事前折衝にあたりました。

 昨年2月に韓国の李政権が発足して以来、北朝鮮高官の訪韓は初めて。北朝鮮が韓国に弔問団を派遣したのは、01年に現代グループ創立者の鄭周永(チョン・ジュヨン)前名誉会長が死去して以来、8年ぶりです。

 韓国は北朝鮮の核開発を理由に経済協力拡大や援助のほとんどを凍結。これに反発した北朝鮮側は南北対話を断ち、関係が悪化していました。

 しかし、今月に入って玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長の訪朝をきっかけに、北朝鮮は南北間の陸路通行の制限解除に踏み切るなど、これまでの強硬な態度を変え始めました。

 今回の弔問団派遣が、冷え込んでいた南北関係改善の契機になるか、注目されています。


動き出した中国。北朝鮮へ

2009-08-23 | 韓国・朝鮮の旅

北高官らと中国次官会談


 【北京=山田俊英】

 中国外務省は21日、武大偉外務次官が17日から21日にかけて北朝鮮を訪問し、楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議常任 副委員長、朴宜春(パク・ウィチュン)外相、金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官と会談したと発表しました。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議再開について 話し合ったとみられます。

 発表文は「中朝関係、地域情勢、ともに関心を持つ問題について意見を交換した」と述べただけで、内容を明らかにしていません。

 武次官は6カ国協議の議長、金次官は北朝鮮の首席代表です。楊副委員長はクリントン米元大統領が平壌に到着した際、空港に出迎えています。

 今月に入って金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党総書記がクリントン元米大統領や韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長と会談しており、武次官は6カ国協議から離脱を表明した北朝鮮に復帰を働きかけたもようです。



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