日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

百二十人が参加しました

2008-01-18 | 投稿・投書・私の意見

 

   前近代編の授業交流

 

 

      日韓歴史教育シンポ

 

                                                                 岡山


 「第六回 日韓歴史教育シンポジウム」が十三日、岡山市で開かれ、韓国の教師ら二十二人をふくめ、百二十人が参加しました。歴史教育者協議会日韓交流委員会と韓国の全国歴史教師の会韓日歴史教育交流会、岡山県歴史教育者協議会が主催したもの。「シンポジウム」は毎年、日本と韓国で交互に開かれ、今回は日韓共同で昨年出版した歴史副教材『向かいあう日本と韓国・朝鮮の歴史』前近代編を教材にした授業の実践をテーマに開かれました。

 岡山県立玉野光南高校教師の村田秀石(しゅうせき)さんと、韓国の河南高校教師の朴星奇(パク・ソンギ)さんが、いずれも同県総社市の遺跡で、朝鮮半島の技術の影響を受けた山城「鬼ノ城」を活用して日本と朝鮮のかかわりを探求し、生徒の歴史認識を深める授業の報告をしました。

 村田さんは「(日本は)侵略戦争のときのことなど教えてないから、だめだと思った。古代でたくさんの技術を教わって仲良しだったのに…、仲良くなるにはお互いを知り合うことが大切」という生徒の感想を紹介しました。朴さんも「授業を聞いて、日本に対する否定的な考えは日本とわれわれの歴史の中でとても一部分だけという、感じを持つようになった」など、生徒の感想を紹介しました。

 魚山秀介さんは、勤務校の帝京高校と東京朝鮮高等学校の生徒の合同授業(西洋文明との衝突と日本・朝鮮の選択)の実践を報告しました。

 孝養高校の李慶勲(イ・ギョンフン)さんは、日露戦争について両国の教科書の記述の違いを比べ、東アジアの平和を志向する歴史認識のあり方を考える授業について報告し、日本の教師から「日本でもできる授業方法。私もやってみたい」と意見が寄せられました。



懸案の国境画定問題で早期解決を

2008-01-18 | 投稿・投書・私の意見

 

  アジア・世界平和へ共同

 

     中国・インド 両首相が合意


 【北京=山田俊英】中国訪問中のシン・インド首相は十四日、北京の人民大会堂で温家宝首相と会談しました。両首脳はアジアと世界の平和に向けて共同していくことで一致。懸案の国境画定問題で早期解決を目指す考えを示しました。

 会談後の記者会見で温家宝首相は、「われわれはライバルではなくパートナーだ」と述べ、「両国は世界とアジアの平和と発展のために共に働く」と強調。シン首相も「二十一世紀のアジアと世界の平和、繁栄に貢献したい」と応じました。

 両首脳は、外相の年内相互訪問など高いレベルでの交流に合意。現在約四百億ドルの両国の貿易総額を二〇一〇年までに六百億ドルに増やすことや、エネルギー、環境、科学技術などの分野で協力を強めることで一致しました。軍同士の信頼醸成を進め、二回目のテロ対策合同演習を年内に実施することを約束しました。

 国境問題で温首相は、「早期に合理的で実効ある解決の枠組みを作りたい」と早期解決を希望するとともに、「国境問題の解決前に係争地域の平和と安寧を保つため共に努力したい」と表明。シン首相も同様の考えを示しました。

 シン首相は十五日には胡錦濤国家主席と会談します。