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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

寒い朝と火鉢

2008年01月19日 11時36分32秒 | Weblog
 ガソリンや灯油の値上がりで、盗難事件まで起きている昨今。
 新聞やテレビでも、冬の暖房費節約術を特集している。
 寝るときには湯たんぽが快適とか。特にゴム製の湯たんぽを使うと止められないくらいに気持ちがいいという。
 そういえば、以前、野口三千三先生が入院したときに、はじめてゴム製の味を知った。そこで、先生のお住まいがあった西巣鴨の薬屋で、当時は注文して取り寄せておられた記憶がある。

 他には火鉢を使う案も載っている。
 我が家でも使わなくなった火鉢を、後生大事にしまってあることを思い出した。
 実際に使うことをシュミレーションしてみた。
 まず、火鉢はしまってあるところから、炭は取り置きしてるところから取り出すのが一苦労だ。
 灰もなくなっているだろうし、炭熾しの道具や、火箸や、その他のものはどこにあるのか、と考えている。
 実際、使う段になると、朝、いちばんで炭を熾し、火鉢にくべる。外出するときには炭を灰に埋め込む。
 確かに客人がみえる時には、そこに鉄瓶でも乗せておくと便利だし、お茶が美味しいことは予想がつく。

 しかし、である。
 さっとつけたり消したりできるガスストーブに慣れてしまっている日常には、思い描いただけでも何だか煩雑な手間がかかりそうに思えて、何歩も引いてしまう。

 実は、これって夢のなかで思ったこと。
 朝、目覚めると、火鉢を使う案はスーッと夢幻と消えてしまった。

 ただ火鉢のしまい処だけは、起きてすぐにもこの目で確かめておいた。
 寒い朝の出来事。
 大寒前の週末である。
コメント (3)
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