羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

梅雨明け初日・・暑中お見舞い!

2018年06月29日 15時13分51秒 | Weblog
 いちばん暑い時間に、母の施設から帰宅した。
 徒歩で13分だが、今日はゆっくり歩いて15.16分、ありがたいことに汗が吹き出ることはなかった。 
 日傘はやめて麦わら帽子で出かけた。
 風が強かったので、紐をしっかり持って、歩き続けた。

 今朝は、早いうちから掃除に取り掛かった。
 二階の座敷は、ハタキをかけ、水に浸した新聞をちぎって畳に巻く。
 それを箒で掃き、塵取りで集める。
 それから畳の雑巾がけをした。酢を入れるといいと言われているがそれは省略。 
 下の階は、掃除機をかけ、やはり雑巾掛けをした。
 足の裏に感じる気持ち良さは、ひとえに水拭き・雑巾がけにある。 

 掃除を丁寧にする気持になるのは、今月に入ってほぼ三週間、時間を見つけて書いていた原稿が、煮詰まってきたことによる。
 一旦、熱を冷ます時間が必要である。

 まず、手始めに5月分の出納簿付けた。
 それから四日分のレジュメを作り始めたが、半分でダウン。

 そこで気分転換に母の施設に出かけた、というわけだ。
 なんとも元気な母である。
 浮腫んでいる足をマッサージし、ほぐれてきたところで、車椅子に乗せたまま、「天国と地獄」の曲に合わせて、ラインダンスのように足を上げたり下げたりしてみた。
 股関節が柔らかくて、私の手の動きに抵抗もせず、足を伸ばしたまま上下動ができるのだ。
 通りかかった介護士さんが一言。
「お母さんは体がやわらかいから、力もあるんですね」
 強風のために、外へは連れ出せなかったが、ちょっとした運動にはなったようだった。
 いつになく早く浮腫みが引いてくれた。

 梅雨明け1日目。
 今日のオフ日は、暑さに慣れるために積極的に、でもゆったりと動いて夕方に近づいた。 
 今年は夏が長いことを覚悟しよう。
 
 末筆ですが、暑中お見舞い申し上げます。
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「早蕨 SAWARABI」関係報告

2018年06月25日 13時03分23秒 | Weblog
 しばらくブログ更新ができなかった。
 会報「早蕨 SAWARABI」の原稿を書いたり、集まってきている原稿の読み合わせなど、Vol.3の発行準備をしていた。
 春学期の授業も佳境に入っていることもあって・・・なんか弁解してまーす。

 さて、6月24日(日)、「野口体操の会」初夏の早蕨塾を開催しました。
 体奏家の新井英夫さんの講座だった。
 おもちゃ・楽器・なんだかわからないが面白いもの・・・見るのも聞くのも遊ぶのも面白いものに溢れていた。
 はじまる前から雰囲気は出来上がっていて、少年・少女たちが、ワイワイ声をあげて紙風船に興じていた。
 肩肘張らない、普段着の同窓会のようである。
 
 お話の後、ワークショップ形式で、覚えきれないほどの身体遊戯を楽しませていただいた。
 生い立ちも年齢も、仕事も、野口体操のキャリアも、何もかも忘れて、夢中で遊んだ。
 こんなことってないよね!

 三部構成の最後は、新井さんの仕事を記録したDVDを見せてもらった。
 用意していったお茶で乾いた喉を潤し、チョコで脳のリフレッシュをして、次なるディスカッションに移った。
 二人で組んで自己紹介、それにも一捻り工夫がされている。
 四人で組んで、「未来の野口体操」を語り合う。
 1グループずつ発表するのだが、ユニークな提案が「なるほど」であった。
 それぞれの時間は、2分とか1分半とか、とても短い時間で区切られて、次々展開して行く。
 このスピード感が半端じゃなくて、いい感じなのである。
 サッカーの試合のリズム感である。

 かくして3時間「新井英夫ワールド」全開の午後のひとときは、あっという間にすぎていった。
 楽しく、有意義な「早蕨塾」となりました。
 感謝!

 こうして遊んだ後は、みんなでお片づけ。
 おかげさまで、原状回復、引き上げ時間数分前に、完了、フーッ!
 間に合ったのであります。

 新井さん、ご参加くださった皆様、裏方を引き受けてくださった方々、ありがとうございました。
 この場を借りてお礼申しあげます。

 2018年第三回「早蕨塾」は、大成功のうちに終了しました。

  *******

 2018年6月24日(日)13時30分〜16時30分
 
 於:国立オリンピック記念青少年総合センター

 「野口体操から生まれるワークショップの場〜ほぐす・つながる・つくる〜」

   講師:新井英夫  アシスタント:板坂記代子

 第一部:【かたる】 「私と野口体操」
     〜教育・福祉・社会包摂の現場で感じる野口体操の可能性について〜

 第二部:【うごく】 「野口体操と”体奏” (非言語の身体表現とコミュニケーション)」
     〜野口体操と、そこから生まれた”体奏”を体験していただきます〜

 第三部:【かたりあう】ディスカッション
     〜野口体操の”これから”をみなさんで語り合いましょう〜

 
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2018 梅雨入り前の近況報告 

2018年06月07日 05時18分19秒 | Weblog
「野口三千三伝」を書くためにお願いしたインタビューや取材が、梅雨入り前に一段落ついた。
 昭和20年代後半から30年代半ばまでに、直接、野口に出会った方、あるいは身近な方から野口の話を聞いていらした方の話を聞くことができた。

 会って話を伺う事前の準備は、主に関連本を読むことや、インターネットでの検索。
 ところが実際に会って話を伺うと、「まさか、まさか」の意外な話の連続である。
 そこからまた資料や本を読んで、話の裏側を膨らまさせる作業が実に楽しい。

 語ってくださる方は、皆さんご自身の半生の中で、野口の思い出を紡ぎ出してくださる。
 それは、聞く側からすると、戦前から敗戦後にかけての歴史・特に文化史の謎解きに満ちている。
 
 お目にかかってから、新たな関係が結ばれる。
 電話やメールでのやりとりが始まり、話がさらに膨らんでいく記憶の花が開くようである。
 こちらもワクワクしながら、点を線に、線を面にし、立体の中で人と人とを繋げることで、もつれていた糸が解かれて、「話の肝」をグッと掴んだ瞬間の手応えは生半可な重さではない。

 過去の時代が、生き生きと立ち上がって風景の中で人が息づき、物が動き、無色が天然色に変化し、現実味を増し、空気に運ばれる匂いを嗅ぎながら、野口の生きた時代が「時代の言葉」で語り出すのだ。

 今年の3月から始めた巡礼の旅は、「モダンダンス」と「新劇」の方々を中心に、インタビューさせていただいた。
 6月5日には、敗戦後すぐに野口が出会った「ノイエ・タンツ」の宮操子のお墓まりで、一つの気持ちの区切りがついた。
 敗戦後のゴタゴタの中で、ちゃんとしてこなかった江口・宮両先生へのお礼と長の無沙汰のお詫びを、70年ほどの時を超えて野口に代わってすることができた。
  
 自己満足かもしれない。
 泉下の野口からは「余計なこと」とお叱りを受けるかもしれない。
 しかし、当時の実情を知ってしまったからには、見過ごすわけにはいかなかった。
「三千三伝」を書き始めて、躊躇いの気持ちの一つのわけが、ここにあったのだから。
 
 墓石を洗い、線香を備えて、手を合わせた。
 墓参を終えて坂道を下る途中で振り返った。
 刺さっていたトゲが嘘のようになくなっている。
 真夏のような日差しに、大木の青々した葉が一層の青さを増している。
 寺全体に満ちている静謐な空気をたっぷりと吸った。
 お参り前に出されたお茶は、身体を清浄にする貴重な一服だった、とその時はじめて気づいた。

 その後、無理を承知でのお願い事は、すべて受けていただけた。

 昨日のこと、5月26日になくした鍵が見つかった。

 そして、高齢者施設に入所して一年を迎えた母が、大変機嫌がよい。
 入所当初からしばらくの間に起こった狐憑きにでもあったかのようなパニック症状はなんだったのか。

 会報「早蕨 SAWARABI」は企画通りに順調に進みそうである。一つの目処がたった。

 さーて、私も書きはじましょうぞ。
 間に合うか? 
 間に合わせねば!
 神様ー、お助けくださーい。
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