野口三千三ヨガ逆立ちジャンプ
5月1日土曜日、朝カルオンライン野口体操講座の準備中。
野口三千三のヨガ逆立ちジャンプの動画を、画面共有しようと思ってテストしてみた。
DVDの音声は再生できたが、肝心の画像が映し出されない。
何故だかわからない。
写真ではわからないので、今回は諦めるしかなさそうだ。
代わりにKeyNoteで作ったPDFを使うことにした。
野口三千三ヨガ逆立ちジャンプ
5月1日土曜日、朝カルオンライン野口体操講座の準備中。
野口三千三のヨガ逆立ちジャンプの動画を、画面共有しようと思ってテストしてみた。
DVDの音声は再生できたが、肝心の画像が映し出されない。
何故だかわからない。
写真ではわからないので、今回は諦めるしかなさそうだ。
代わりにKeyNoteで作ったPDFを使うことにした。
はたき を作り直す
私の記憶の中では、およそ半世紀の間に、数回作り直している「はたき」。
最近では、15年ほど前に作り直した。
今回もボロボロになってきた。
母の和服の端切れが入っている箱から、「けだし」の残り切れを選び出した。
鮮やかな緋色。薄く軽い絹布は障子の和紙を破くことなく、桟の埃りを払うことができる。
布をまとめるのは、竹の棒に斜めにさした1本の釘である。この周りに布を巻き付けて、縛り付ける。それから逆さまにして、2本目の紐で縛り付けるとはたきの出来上がりである。
こうした作業も楽しい!のであります。
96歳の母の教えたまいし日常の道具作り。
ボディビル
東京編 東京体育専門学校 戦後の学校体育にダンスを導入 東京藝術大学への転任 サーカス・・・・書き進んだ。
いざ、野口三千三とボディビルに取り掛かろうとしている。
書き始め、出だしが定まらない。どこから始めるのか。
写真の『野口体操入門』では三島由紀夫の話が多いが、今回は野口三千三と玉利斉に焦点を当てたいと思っている。
野口没後に、インタビューに伺った2回目のテープを聞き直しているが、入門では触れていないことがあるので、そこから入りたい、とも思っている。
もう少し、考えていたい。
無駄のようにも思える考える時間が、なんとなく好きだ。
来週はじめには、定まりそうな予感がようやくしてきた。
4月19日は1ヶ月ぶりに、母と窓越し面会してきた。
わかってもらえないとしても、一応、話題はワクチンのことにした。
コロナ感染症に変えて「伝染病」に言葉を変えた。
「予防接種」などという言葉も使った。
96歳の母には、早くて今週末、来週にはクーポンが自宅に届くらしい。
さて、思案のしどころである。
悲しいかな、再び、三度、緊急事態宣言が出そうな気配を感じて、次回の予約をとっていない。
こうした暮らしが常態化するのか〜。
我が家の玄関も、来ぬ人を待って寂しげである。
大阪に続いて東京にも緊急事態宣言発出の可能性が。
対面のレッスンにも、新しい参加者を迎えたというのに、またまた人流を止める措置に我慢をせねばなるまいとは。
なかなか手強いコロナであります。
思えば、昨年の今頃は、Zoomに慣れるために、あたふたしていたことを思い出す。
音声が・・・、照明が・・・、動きをみてもらう位置が・・・と慣れないことと言ったらなかった。
この一年で、“高円寺お蔵スタジオ”は、すっかりZoom様のお部屋となって落ち着いてきたようだ。
朝日カルチャーのオンライン講座も数えてみると、なんと9回目を迎える。
コンスタントに受けてくださっている方々、新しく参加してくださる方々に支えられて、毎回、いい勉強をさせてもらっている。
さて、今回は、拡張接触効果なるものを、どこまで楽しむことができるか。毎回、実験をさせていただいている。
5月の朝カルオンライン野口体操講座は、1日土曜日3時半です。
遠方からのお問い合わせをいただきました。
ボディビル 玉利仁インタビュー
「私家版 野口三千三伝」サーカスと野口三千三の草稿を書いた。
続いて、ボディビル協会との関わりに取り掛かる前に、2枚のDVDを聴き始める。
野口没後、最初に訪ねたのが、協会の理事長・玉利斉氏だった。
三島由紀夫に最初にボディビルを指南した人物で、協会を作るにあたって野口三千三を訪ねて、理論面での指導を仰いだ。その後、ミスターニッポンコンテストでは、3回ほど野口が審査委員長をつとめた。
このDVDでは、野口が協会を去ることになった経緯も話されている。
二度目の試聴である。
三島由紀夫著『サーカス』短編小説です。昭和20年2月に書かれて、終戦後昭和23年に発表されました。
そして、シバタサーカスの映像を見つけました。
昭和30年代〜40年代の雰囲気が伝わります。ご覧ください。
野口先生が団員の人と仲良くなって、玉乗り用の玉を作ってもらったそうです。
現在は、芸大の体育館に納められています。
野口三千三伝 東京編1〜3
今年1月から再び書き始めて『私家版 野口三千三伝』。
東京編は、終戦を挟んで東京芸大に転任したところまでまとまった。
今週は、サーカス関係の本を再読しながら、出だしを考えている。
いくつかの案がある。
思い返すと、野口体操の中にサーカス的要素は、いろいろあることに改めて気づいた。
写真の本は、尾崎宏次著『日本のサーカス』
とても参考になるだけでなく、文体が素晴らしい。
来週から書き始めよう。
月一回のオンライン講座を、3日土曜日に行った。
これまでに対面の講座を受けていらした方、地方の方、コロナ感染を回避するためにオンラインに切り替えた方、定着していただいている。
写真は、今回テーマ「呼吸」に使った砂時計とレンステイック。良い仕事をしてくれました。
講座が終わって数時間も立たないうちに、朝カルの担当の方が、YouTubeにアップして1週間見ることができる。
今回のもらった課題は、「声」。
話と朗読の声のトーンは、変えたほうがいい、と思ったが、どう工夫するのか、次回に試してみたい。
数値化できないもの?
本日の日経新聞記事より
見出し:リモート不安、ITで打開 心の健康数値化
むすび:不安を感じたらIT(情報技術)でツールでストレスを測り会社に伝えたり、自らコミュニケーションを求めたりすることが有効になる。
全てが数値化されていく未来の社会が、人間にとって幸せなのか?
数値化されないものやことは、存在する価値がないのか?
そもそも自然現象は、すべて数値化されうるものなのか?
IT 情報技術、AIの機能が、万能の神になるのか?
テレワークなど考えも及ばない20年前に、唾液でストレス度を測り高い値がでたら、美しいものを観たり聴いたり、森林浴やマインドフルネスや野口体操やウォーキングをすすめるある企業のプロジェクトに関わったことがあった。
早すぎたのかもししれない。女性の心身の健康に焦点を当てたプロジェクトは、粘って粘って粘り抜いて6年間つづけてたが、結局うまくいかなかった。
その時ある人が言った。
「プロジェクトを成功させるには、つぎ込む資金が少なすぎる」と。
何とも違和感を感じた。
億単位のお金がかかっているのに、それでも足りないという感覚。
お金をかければいいてもんじゃないだろうっ、て!
そして、コロナ禍の今の状況の中で、この記事を読んで思った。
これからは、ますます数値化が世の中を席巻していく。
それでいいのか。
「あなたの『抑うつ尺度は』44です」40過ぎたら要注意!会社に報告。こうした結果が表示されるツールを利用する会社があるという。
一人一人に備わった、好き嫌いや快・不快の感覚、感情の波・渦・螺旋が巻き起こす心情的カオス、人生の微妙な機微、若気の至り、各世代の人の身勝手さ、どうにもならない不安感、止めどなく溢れる情熱、恋は盲目、夫婦の行き違い、末尾に「◯◯値」や「度」や「%」の記号がつく“数値化の対象”になっていく世の中がすぐそこまできているとしたらなんだか味気ないどころの話ではない。
芸術はいらない?
お金にならないパフォーマンスは、消えて無くなる?
ますます格差が広がり、断絶の溝が深まる社会になりはしないか。
例えば、大学のカリキュラムも、数値化できない課目、オンライン授業にそぐわない課目は廃止しとし、わかりやすく数値化可能な課目でそれに適した教員で構成し、企業の下請け・職業訓練大学校になっていくのか。
そこにハマれない人間は、落伍者というレッテルがはられるとしたら、それこそ悪夢だ。
価値観の変化に乗れない人間に対する優生思想が蔓延ってくるに違いない。
そんな未来を語る本を読んだことを思い出した。(『ホモ・デウス』だったかな。)
昭和の人間としては、何とも寂しいより、危機を感じる。
これって老婆心!
これって時代遅れの戯言!