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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

おしゃれ

2008年01月11日 18時39分33秒 | Weblog
 ふと、目にとまった、というか、心にとまった。
 小説でもない、エッセーでもない、ましてや詩でもない。
 でも、なんとなくふわりと忍び込むものだった。

 それは朝日新聞の広告誌で月に一回、領収書とゴミ袋と一緒に届けられる『暮らしの風』2008年2月号の中の記事だった。
 「西村玲子の着心地のいい暮らし」ファッション記事だ。
 ‘自分なりのシンプルを楽しむ’というテーマで、オーソドックスなコートに大胆なアクセサリーをつける提案とかだった。
 ちょっと見ただけでは、まず、そういったファッションは自分ではやらないだろうと思いつつ、文字に目が吸い寄せられた。

「ふとしたときに、襲ってくるむなしさや絡み合っていた日常が、するする解けて、平たい気持ちになって幸せを感じたり、自分なりの経験からくる予測を超えて、人生は進んでいく。そんなもんなんだな、こんな年齢になって納得する」

 西村さん、そんなもんなのよね、なんとなくわかるわ、私にも……、って言ったりして。
 たまにはおしゃれに心を奪われるのもいいかもね!