羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

公式ホームページ・リニューアル問題

2007年07月31日 08時00分11秒 | Weblog
 野口体操の公式ホームページリニューアルが、検討期間に入っている。
 というのも、XOOPSという方式が、インターネット上で商売を展開しするには向いているのだが、野口体操のようにアーカイブ的のようなものまで含めていく場合に、表現上の難しさが現れてしまう。

 いままでのHPをそのまま移行して、そこにできることをプラスしてから、削除するものを検討しようと思っていたが、技術的な限界があって難しいことが明確になってきた。

 思い切ってシンプルなHPに仕立てるのもいいと思いはじめている。
 で、わかってきたことは、このままでいいということではないにしても、今動いているHPは、かなりよく出来ているということである。
 これは、2度目のリニューアルだった。

 今やHPやブログによって事業展開をしたり商売をする時代になってしまった。そうした時代に、個性的なHPをつくってみるのも一計かと思う。
 なかなか制約があるが、じっくり時間をかけて検討し試行錯誤をつづけてみようと思っている。8月末の公開は、先送りになりそうだ。
 HPは野口体操の一つの顔だ。慎重にいきたい。

 野口三千三先生没後10年というのは、一つの転換点かもしれない。
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3年一昔!

2007年07月30日 15時52分49秒 | Weblog
「やっぱり杖を持つと楽かもしれない。でも、大丈夫だったわよ」
 選挙に一緒に行こうと誘った母は、その申し出を断って、ひとりで行って帰ってきた。
 待っている間、なんとなく落着かなかった昨日の朝。

 4月・5月と臥せっていた母は、春の選挙を2回パスしてしまった。
 自分のからだの問題で、気持ちもからだも選挙どころではなかった。
 今回の参議院選挙は、自分の力を試すためにも、一人で行くと言い張って、それが出来たことで、なんとなく自信がついたようだ。こういうことって大事。

「82歳の老婆が、一票入れるの」
 嬉しそうに出かけていった。しっかりした足取りとは言いがたかったが、後ろ姿になんとか自分の足で歩いて行こうという意志を感じた。
 わからないように付いて行こうかと思ったが、角を曲がるところで、こちらを向いて手を振っていた。そこまでされると、家で待機する方に気持ちは決まった。
 彼女は若いときから、決まった政党に入れている。ゆるぎない信念があるみたいだ。
「選挙は面白いのよ」とか「お国の言うことは信じないの」とか「私は革新なの」とか、10代のときから危ない発言が多いようだ。
 戦時中のこと。
「そんなことを言うと引っ張られちゃうよって、省線のなかで大人に注意されたことがあるの。あたしは当たり前のこと言っただけ」
 そんな母の話を聞くと、いつも元気が出る。
 
 ところで、当然の結果が出たと思った。
 今回は、人で選んで、二人とも当選したので気分がいい。
 それにしても夜8時過ぎてわずかな時間で当確が出る時代になってしまった。
 
 10年一昔。
 年年歳歳、時間がものすごくつまって来る。
 3年一昔って感じ! お~、怖わっ。

注:「省線」とは、鉄道省(1920~1943)やその後身の運輸通信省・運輸省が管理した鉄道。特に「省線電車」の略。1949年からは日本国有鉄道となり、更に現在のJR線に引き継がれる。
 岩波国語辞典第五版より。
 ちなみに、母の場合の「省線」は、山手線と中央線をさしている。
 7月31日、「母の場合」訂正しました。コメントを読んでください。
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ぶらさげ たまたま くるくる おもちゃ 写真

2007年07月29日 07時07分00秒 | Weblog
 RKさんからこのおもちゃについて質問をいただいた。
 この写真は、アメリカのもので、赤い玉はあたっても怪我をしないようにゴム製だ。ひもとの摩擦も大きすぎず小さすぎず、丁度よい加減に滑るように工夫されている。
 一つ前の本日のブログはムービー。クリックしてください。
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ぶらさげ たまたま くるくる おもちゃ ムービー

2007年07月29日 07時01分22秒 | Weblog
 正式名は「オービット・ボール」。
 玉が落ちる速度が速いので、画素の荒い携帯ではうまく撮れなかった。赤い玉の動きがまったく見えないわけではないので、次の写真とあわせて想像でおぎなってください。

 やり始めたら止められない面白さがあります。こんなに単純なことになぜ、それほど惹かれるのだろう? 簡単に答えが出ないから、また面白い。

 最近になってとりわけ動きがよくなってこられたTさんが、レッスンのあと撮影協力してくださいました。ありがとう。
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ほとんどお手上げだけど?!

2007年07月28日 08時54分57秒 | Weblog
 昨晩・今朝とニュースのトップは、株価値下がりのこと。
 ニューヨークで、二日に渡って株価が続落。連動して東京も大きな下げ幅となったという。
 Dessinというブログを持っておられる知人も、ユーロの話を書かれていたこともあって、『ドルはどこに行くのか』翻訳本を読みはじめた矢先のこと。
 この本、実は、歯が立たない。出版社がお世話になっている春秋社だったのでつい買ってしまった。
「へー、こうした本も出すんだ!?」
 家から5・6歩のところに移転してきた本屋の棚で見つけた。

 さて、明日は投票日だが、年金ばかりではなく、広い視野で考えてみたいと思ったのは、身の程知らずだったなぁ~。
 なんでそんな気持ちになったかというと、7月中旬の新聞記事が気にかかっていたからだ。

●16日付け朝日新聞『「不況型ビジネス苦境」グッドウィル・ブックオフ・外食コンビに、人余り時代は絶好調だった、景気好転かさむ人件費』
 ほとんど未経験の素人さんを低賃金で使って成長した会社が、コスト高で苦境に追い込まれたという話。
 人余りを追い風にした成長というビジネスモデルは通用しなくなってきたという。これらの会社の株価は1年で約7%上昇した日経平均株価と対照的な値動きになっている。そうしたなかでコムスンには手入れが入り、ブックオフも問題となった。よく考えなくてもプロとしての介護も古本も熟練が要るのだ! と私は思っていた。
 とくに介護は社会貢献の意識がほしいんで、そんなに儲かる職種とは思えない。

●16日付け日経新聞『核心・地球時代に内向く日本 「世界の舞台」つくるとき』
 11日に「YEN漂流 買われぬ国に富は来ない・円高恐慌の呪縛」という記事に連動しているものだ。ここでは、少子高齢化が進む日本では、今後怖いのは円高より円安かもしれないという問題提起。「買ってもらえる魅力ある国の通貨を、目指すときだ」と結ばれていた。
 で、EUの拡大と深化、新興国の急成長のなかで、日本の復活は小さく映るという。それを象徴するのが円の凋落。野口悠紀雄早大教授は「ゆるやかな資本逃避が起こりつつある。自国通貨で資産を持つことがリスクになるというのはおかしい」と警告している。ドル・ユーロ双極時代に円はドルの「衛星通貨」になりかねないという。グローバル時代に逆行する内向き症候群から脱却できるかが鍵と結んでいる。

 なんか難しい。でも、まぁ、こうした記事が気にかかって、その後も新聞を読むようになったことは確かだ。

 19日には同じく日経新聞に『グローバル化が生む不安 公知・公徳が個人をつなぐ 「民主主義」学ぶ場を』グローバル化の負の部分を是正するには? ということに答えている。

 最後にもう一つ。
●9日付け朝日新聞『この人 この話題 広井良典(公共政策) 社会保障による再分配強めよ 現代の格差』参院選に向けて各党は「財源」を巡る議論を避けている。"成長による解決”を掲げることで再分配や負担の問題を先送りし、借金を若い世代に回し続けることはもはや終わりにしなければいけない、と結ぶ。
 
 鳥の目を借りてみたりして、お手上げのことにも関心を向けた3週間でした。
 明日は、足元を見て投票しよう、と思っている。
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子猫・餌にありつけた週末

2007年07月27日 19時23分17秒 | Weblog
 八百屋の店先で、表示がますます詳しくなった。
 この数週間の出来事のような気がする。
 茨城産・青森産・栃木産・群馬産……、と値段の脇に目立つように書かれている。一方、中国産も表示されていて、こちらも目立つように書かれている。
 同じ品物が、日本産と中国産が並んで売られていると、値段が中国産の方が安いものが多い。ちょっと見ていると、日本産を買っていく人が多くなった。日本産だってどこまで信じてよいのやら。

 今までも産地表示はされていたのだが、多くの人がそれを参考にして、納得して買っていく傾向が強くなったのは最近のこと。どこまでが本当の表示かも怪しい。

 幼馴染の一人は、かれこれ30年くらい前に、都会から少し郊外に引っ越して、子供ために無農薬野菜栽培をはじめた。葉もの野菜は、農薬なしだととても難しいと嘆いていた。
 実は、彼女のお母さんは「ちゃん立農家大学出身」と冗談めかして話しながら、昭和30年代から庭でナスやキュウリ・トマトなどをつくっていた。「血は争えない」と思いつつ彼女の話を風の便りに聞いていた。それからしばらくして、完全に疎遠になってしまったので、その子供がどのように育ったのかわからない。

 昨今、食育の大切さを宣伝する一方で、食品の安全がことごとく崩れていく報道がなされていると、お母さん方のストレスが増えるのだと聞く。
 それに比例して家庭で料理をすることが減ってきた。
 わが家の近くのおでん種屋は数年前に閉店した。少し離れたところにあった最後のおでん種屋も昨年閉店した。魚屋も町から消えた。酒屋もなくなった。だ餅屋もつい最近やめてしまった。乾物屋は最後の一軒ががんばっている。しかし、品物の回転が悪くなって、古いものでは買う気が失せて遠のいてしまった。
 材料を売る店が次々と町から消えていく。
 買い物はこぎれいなスーパーでということになる。ここでは会話もない。
「なんてこった」
 といいつつ、スーパーの買い物になれたうえ、駅構内のコンビニで便利さからスイカを使って買い物することもあったりして。
 
 ところで佐藤優氏の著作を読んでからというもの報道されることを丸ごと信じなくなったが、とんでもないことばかりが次々に起こっている現実に辟易している。
 日曜日の選挙結果かがどうなるのか?!
 近所で選挙に熱心なのは、宗教団体の信者さんだ。他の人はほとんどが無党派層・浮動票である。
 でも今日は夕方になって子猫は餌にありつけていたから、すでに信者さんの選挙活動は終盤戦で落着いてしまったのかもしれない、などと勘ぐってしまう。
 まだ、明日一日あるのにね!
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夏には白い花が……

2007年07月26日 09時21分39秒 | Weblog
 大学の前期成績も出し、4月から7月中旬までの他の予定も順調にこなして、部屋の片づけが少しすすんだ。昨日午前のこと。

 今朝は、まだ散らかっていない部屋の窓を開け放って、扇風機を回しながら、メールを何通か送信したり、新しい企画の内容を検討している。
 夏の朝は、涼しいうちに仕事がはかどる。
 
 こうしてブログを書きながらも、風が隣の座敷に飾ってある百合の花の香りを運んでくれるのを感じている。
 初夏から夏にかけて、くちなし・幾種類もの百合の花は、うっとうしい季節に清涼感があっていい。白い花ならなんでも好きという小学校以来の友人がいる。そこまで極端ではないが、今の季節に白い花はいいなぁ~。

 障子の向こうの日差しはすでに真夏のようだ。
 こうしてキーボードを打ちながら、背中の斜め方向や真後ろの気配から感じられる。しかし、夏の雲が移動しているようだ。ときどき太陽が隠されて、光が揺らめくから。

 この時間になっても、まだ扇風機の風で涼が運ばれてくる。まだまだ暑さはないのかもしれない。午後から、梅雨明け宣言があるほどに暑くなるだろうという気配はある。

 さて、今日は20年来の知人が訪ねてこられることになっている。
 どんな話を聞くことが出来るのか、楽しみである。

 久しぶりに気持ちのいい朝をすごしつつ。
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会社に畳を、さもなくばフローリングを

2007年07月25日 19時47分26秒 | Weblog
 客人を迎えた。
 貴重な話を伺ったあとに、野口体操のマッサージをして差し上げた。
 これが気持ちがいいんだなぁ~。
 マッサージをはじめて数分で、呼吸は眠りに入っていくモードに切り替わってしまうからスゴイといつも思う。これは老若男女に共通に起こる体の変化だ。
 野口体操は個を大切にする。しかし、個の道は普遍に通じているとこの頃思うことがしばしばある。

 ところで、最近では会社の中から和室が消えているそうだ。
 女性社員が華道や茶道を習うという福利厚生は押しやられた結果、畳の部屋がなくなっているのだそうだ。
 働くことの基準が「金」になった結果かもしれない。

 一方で、企業は社員のメンタルな面でもサポートしようとしているかのように見える。それなのに会議室ばかりを増やしていく。この傾向はいかがなものだろう。
 業績を伸ばしたい、利益をあげたい、その業界トップになりたい、あるいはトップを維持したい。その結果、会議室が増える。理由はさまざまだ。

 職場の人間関係の風通は悪くなり、コミュニケーションをとることで新しい発想が生まれるなんてことはそう簡単には起こらない。皆が何とかしなければならないと思ってはいる。実現は難しい。

 レッスンのなかで時々話すのだが、会社に畳の部屋が無理だったら、フローリングでもいいから部屋を作ってほしい。そこにからだを休めたら仕事にならないという御仁も出てくるかもしれない。そういう人ばかりではないはずだ。
 実現することは万が一にもないとは思うが、いい続けることはしたいと思っている。
 くどいようだが、繰り返す。
 畳は冬は板場より暖かい。夏は湿気をとってくれるので涼しい。そこにからだを横たえるだけでも、体温調節を畳が手助けしてくれる。日本の夏には、畳と和紙の障子が、どれほど心地よさを心身にもたらしてくれることだろう。

 今日のお客人は、はじめて野口体操のマッサージを受けた。
 お帰りになるときの表情は柔らかかったのが、印象に残っている。
 やっぱり、野口三千三先生が考案された方法はスゴイ。
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ぶらさげ たまたま くるくる おもちゃ

2007年07月24日 20時18分27秒 | Weblog
 朝日カルチャーの火曜日クラスは、本日、全員にわたる数の「オービット・ボール」を持っていった。
 嘘か真か調べていないが、このおもちゃはNASAで開発されたのだと聞いた。
 アメリカでつくられたものは、ゴムで出来ている。赤いゴムボールが3個、黄色い細紐に通されていて、真ん中のボールだけが固定されていない。

 実は、この「オービット・ボール」を最初にいただいたのは、野口三千三先生がご存命のころだった。ご存命といっても、最後の時期に近かったので、先生ご自身がこのおもちゃに関心を寄せられることはなかった。
 で、そのまま眠っていた。
 
 ある日、藝大出身の美術家が、さくらんぼを思わせる赤い玉でつくった「オービット・ボール」を持ってきてくださった。
 そのときにはじめてこのおもちゃと遊んでみた。
(拙著『野口体操入門』岩波アクティブ新書を参照してください)
 
 このおもちゃを作ろうとすると、玉の真ん中に穴をあけるの一苦労だ。
 しばらくお手上げ状態だったが、あるとき気づいた。
「そうだ、福島さんに頼んでみよう」
 いただいてから何年もたっていた。福島さんは江戸独楽作家だ。江戸独楽の材料の木でつくっていただいた。
 これが色とりどり、綺麗に色付けがされて、たくさんぶらさげると可愛い雰囲気が教室内に漂うのだ。

 実は「オービット・ボール」は、現在日本で手にはいらない。
 バブル期からしばらく、東京の各デパートに「ネーチャーカンパニー」というアメリカの会社が出展していた。そこが撤退してしまったから。

 遊び方だが、手にぶらさげて上下に揺する。すると真ん中の玉が軸になって下の玉が回転する。真ん中の玉が不規則にが動くので、回転はメトロノームで測ったように機械的にはいかない。
 そこがカオスおもちゃということで面白い。
 単純そのものだが、やりはじめたら止められない。
 今日も遊びはじめたら、私の話など聞いてもらえなかった。そのくらい何もかも忘れて集中してしまう。いや、集中させられるおもちゃなのだ。

 紐は自由にくねくねと動く。柔らかい。しかし、ひとたびぶらさげられて重さで地球の中心に引っ張られると、直線が生まれる。この直線を、鉛の玉をぶらさげて「鉛直線」と呼ばれるものと原理は同じだ。

 野口体操の「おもさに貞く」まさにその世界が出現する。
 この「オービット・ボール」は、野口先生没後に、野口体操にとってなくてはならない「導具」となった。
 ちなみに「導具」とは、野口先生の命名で、自然の原理に導いてくれる「もの」つまり「道具・導具」なのだ。本来「道具」とはそうしたものなのである。

 この日本名は「ぶらさげ たまたま くるくるおもちゃ」と名付けたが、アクティブ新書で「ぶらさげたまま くるくるおもちゃ」と校正が入って、そう呼ぶようになった。
 重さで引っ張られた紐は、いつでも弛ませられるものなのだ。柔らかいから本当の意味での地球とつながるまっすぐが生まれる。

 火曜日の今日の皆さんには、十分に遊んでいただけた。
 重さの変化の実感を味わいながら、いい動きがあっちこっちに出現した。
 一歩、進歩のレッスンとなった。

※夏期間限定テンプレートで、しばらくお読みいただきます。
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PK戦……カ・ワ・グ・ッチィッ! 最後「チ」にアクセント

2007年07月23日 19時24分10秒 | Weblog
 チャンネルを切り替えた。
 まだ決着はつかないようだったので、そのまま見続けた。
 21日土曜日、夜、9時少し前のことだった。
 だんだん切迫してくる。相手方の人数は少ないらしい。
 日本は有利だったのに。

 オシムジャパンの準々決勝戦。
 監督の横顔をカメラは捉える。もう少しのところで点が入らない。
 あと3分、あと1分と刻々と時間が迫って延長戦に持ち込まれた。

「あぁ~、残念」
 日本もオーストラリアも、選手の疲れはピークに達してくる。
「あっ、また、逃しちゃったっ、惜しい!」
 ソファに横になって見ていたのだけれど、入りそうになるときは上体を起こしす。ダメだとわかった瞬間に、クッションのバッタッと倒れこむ。

 いよいよPK戦。
 オシムがロッカールームに引き上げていく後姿をカメラが追う。
 途中でも監督の横顔をアップする。

 横になっていられない。
 卓袱台の脇に置いてあるピアノの椅子に移る。
 母が姿勢が崩れるとピアノの椅子に腰かけて、姿勢矯正を行うために置いてある。いつのまにか立ったり腰掛けたりしながら応援しているのだった。

 白熱の時間は長かった。
 PK戦に監督がいると負けるというジンクスがあるらしい。
 勝ちが決まって戻ってきた監督の表情は、嬉しそうだった。しかし、手放しではなさそうだ。
 今日になってテレ朝の「新・やじうま」を見ていたら、理由がわかった。
 PK戦は、試合を運が大きく左右する。だから、それまでの間に決着をつけなければいけないのだという。なるほどそうだ。あの試合は延長の前に勝たなければいけなかった。すくなくともPK戦の前に、勝てたはずだった。

 でも、いいものを見せてもらった。
「川口、しっかり」
 私でさえ祈っていた。手を握り締めて画面に釘付けになっていた。

 とにかくお疲れ様。準決勝に向けて、心身ともにコンディションを整えてほしいと、祈っている。サッカーのことは何もわからない。しかし体力の消耗は、させたくないよね。次回も「勝ちにいく試合」を祈っている。

 なんといっても、カワグチの獲物を狙う顔・バッチッとボールを全身で受け止めた瞬間がスゴクいい。
 サッカーを見ていると、私の中のラテン系といいたい血が騒ぐ。
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食べること

2007年07月22日 19時23分41秒 | Weblog
 26歳の時から野口体操をはじめた。1975年だった。
 野口三千三先生が亡くなったのが1998年だから、およそ23年という間、野口体操の中だけで暮らしたようなものだったと来し方を振りかえっている。
 
 それに引き換え先生没後の10年は、いろいろな体験・経験をさせていただいた。カルチャーセンターはもちろんのこと、大学・企業、出版社やマスコミ。追いまくられるほど忙しくしていたわけではないから磨り減る感じはない。しかし、これまでの23年間とは比較にならないほど、社会とかかわりを持たせていただいた。

 野口三千三というカリスマを失ったあと、よくここまで持ちこたえたと思う。
 近くにいて支えてくださる方だけでなく、まったく知らない方もたくさんおられる。
「本当にお蔭様です。ありがとうございます」

 実は、昨日、土曜日のレッスンで演説をしてしまった。
 内容について詳しく書くことは差し控えておきたいが、一言、野口体操の行く末を案じてつい愚痴っぽくなってしまったというわけだ。
 今日になって、激励のメールを何通かいただいた。
 
 一通り前期の仕事が一段落したことで、週末は少しへこんでしまったようだ。
 これから暑い夏がやってくる。
『無理をしなければ無理が出来る』
 野口先生の言葉を思い出しながら、朝のうちに数通の手紙を書いたり、原稿校正をすましてファックスしたり、HPのことを検討したり、メールを出したりした。
 
 昼食は、群馬県産・極細うどんを茹でて、トマト・キュウリ・ミョウガ・オオバ・酒蒸しのササミ・薄焼き卵に、作りおきしてあったそばつゆに砂糖を少し加えゴマ油とすりゴマとお酢を加えて中華風の味で食した。
 我ながら美味しいと満足!
 
 というわけで、午後からは久しぶりにのんびりすることができた。

 少し元気になって、今しがたむかし流行った「ケセラセラ」を思わず口ずさんだ次第。
「ご心配をおかけしました」
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野良猫の仁義

2007年07月21日 20時08分14秒 | Weblog
 朝日カルチャーの土曜日クラスを終えて自宅に着いた。
 案の定、子猫が待っていて、木戸を開けると傍まで寄ってきた。
 四六時中親猫がついている時期が終わって、一匹でいる時間が長くなって、近くの人なら誰にでも餌をねだりに来るようになってしまった。

 ご近所のおばあさんが餌をやっていたことや、可愛いといって牛乳やチーズやカップラーメンまでやる人がいるらしい。何でも食べる雑食になってしまった。
 飼い猫ならば魚だけを食べさせるほうがいい。その魚も一種類の魚だ。

 私が子供のころ猫をもらってきたことがあった。シャムネコで気が強く、お世辞にも性格がいいとは言えない猫だった。
 お腹が空くと足を引っ掻いておねだりする。アジを茹でたものしか食べなかった。家族が手を焼いて、結局引き取ってもらった。

 で、今年生まれた子猫だが、夏になってものすごく痩せてしまった。自分で餌がとれなくなったのかもしれない。人間の味付けを覚えてしまって、自然の味に慣れないのかもしれない。
 まずい事に子猫に餌をやっているおばあさんが、支持政党の参院選応援で忙しく、猫の世話まで気もまわらないし、手もまわらない。
 このぶんだとますます子猫は痩せていく。
 
 野良猫の本性を失ったことは、命にかかわる。人間についてまわるようでは、大人になるまでもたないだろう。多少の距離はとっているものの、人の後を追う習性になってしまった。野良猫失格なのである。

 カワイイと思う気持ちはよくわかる。だったら、同じ餌を同じ時間にしっかり与えてほしいものだ。

 都会の野良猫は餌には不自由しない。猫の縄張りも出来ているのだから。不思議と猫は、領土荒しはしない。野良猫の間には、仁義というものがあるらしい。
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バンダイナムコ ー2- 滝

2007年07月20日 19時13分55秒 | Weblog
 高速りんかい線は、埼京線から乗り入れていることを知った。
 品川シーサイド駅には、新宿から16分ほどで到着する。
 ホームから地上まで、いくつエスカレーターを乗り継いだか記憶が無い。
 パナソニック方向に出るとそこもまた最先端のビル群に囲まれている。
「これも東京だ」
 この風景にはあまり驚かなくなっている。
 丸の内・六本木・赤坂とめぐったせいだろうか。まだ、表参道は行っていない。そう書いてみると、私もすっかり流行りものに乗っているようだ。いや、いや、すべて仕事で出かけている。

 さて、以前、パナソニックが使っていたというビルに「バンダイナムコ」が引っ越して、まだ時間はそれほどたっていないと聞いた。
 外観もしゃれているが社屋に入ると、広々とした空間に天上は吹き抜けになっていて、水が滝のように流れる大きな絶壁があり、流れ着いた水は池になっていて大きな飛び石を歩いて向こう側へ。
 ちょっとしたビル一棟が、すっぽり入る玄関ホール? というには贅沢な空間である。聞くところによると、バブル期にパナソニックが作り上げ建物だそうだ。
 案内も会議室も2階にある。ぐるりと一階空間を眺めることが出来るのだ。
 
 さて、知人のノンフィクション作家・山下柚実さんと「五感研究所」の三橋俊明さんがコーディネートされた「五感と遊び研究会」に呼ばれて、バンダイナムコに出かけた。さまざまなセクションから20名ほどが参加された。
 ワークショップ+ディスカッション+親睦会で、午後から夜まで6時間半ほど過ごした。詳しい話は、双方の企業秘密で書くことは出来ない。

 さすがに「遊び」の天才たちの集まりだった。
 これほど個性豊かな大人のメンバーが、一つの会社に所属していることに驚かされた。男女ともに積極的にからだも心も頭もフル回転させて、楽しまれておられた。考えることと直感することのバランス感覚が非常によい皆さんだった。
 とにかく暦年齢に関係なくみなさん若い。全体に勢いが感じられて心地よかったのだ。

 そしてディスカッションから親睦会にうつって、野口体操についての質問や提案や共同研究できそうな話題など、時間を忘れさせてもらった。
 
 ここでもキーワードは「身体」であり、「五感」であり、「健康」であった。
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バンダイナムコにて……旧パナソニックの建物

2007年07月19日 21時03分13秒 | Weblog
 かつてのバブルは何だったのだろう。
 足を踏み入れた「バンダイナムコ本社」の一階ロビーは、モダンな和風庭園である。
 滝のように流れる水の音。天上を見ると吹き抜けになっていて、10階ほどあるだろうか。その大空間を取り巻くように2階から上の階に、各セクションの部屋があるようだ。

 こんな贅沢な空間が東京にあるなんて! オドロキである。
 バブル時代を思い出させてもらった。
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[meiwaku]メール

2007年07月18日 19時21分55秒 | Weblog
 一日に100通以上の迷惑メールがはいる。
 ずいぶん前から、[meiwaku]と表示されるサービスを使うようになったが、困ったことが起きた。
 最近になって、お世話になっている出版社の編集者とまったく同じ姓名つづり(ローマ字)の迷惑メールが入ってくるようになってしまった。当然、[meiwaku]と書かれているものは迷惑なのだが、ものすごく迷う。
 結局[meiwaku]と入っていても、一応読んでから捨てることにしている。
 とうとう、闇雲に捨てることが出来なくなってしまった。

 私のメールアドレス帳に入って検索した上で、紛らわしくして送信してくるのではないかと疑いたくなるくらいだ。
 繰り返すがまったく同じ綴りだ。

 昔は公衆電話にピンクチラシが貼られていた。それがなくなったら、今度はメールにとんでもない物が入るようになってしまった。それに付随して薬を売るわけだし。偽物時計やその他……ここにあげたくもない。

 とにかくフルネームで同じつづりの名前にほとほと手を焼いている。
 何とかしてほしい!!
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