朝カルオンライン野口体操講座 ３月5日

2月も本日かぎり。

明日からは弥生3月を迎えます。

朝カルオンライン野口体操講座は、3月５日（土）3時半から70分です。

今回は、野口三千三が情熱をもって研究した漢字の字源をテーマにしたいと思っています。

「才」という文字が「存・在」にかかわると解釈する白川静説に比較して、まったく異なる解釈をする藤堂明保の説を紹介します。

はたして野口体操の動きのイメージを膨らませることができるのか？

お楽しみに！

写真は、『サイ口のものがたり』白川静の絵本　編・画　金子都美絵　平凡社

第一章「一本の木」より

「口」の甲骨文字が打ち出せません。あしからず。

『野口体操 ふたたび』新刊本のお知らせ 世界文化社

昨年、10月から書き始めた新刊本『野口体操　ふたたび』は、3月17日発売予定です。

すでにAmazonやその他ネット上で紹介されて、予約が始まっています。

70歳を過ぎて新しい本を書き上げられるのも、それが出版されるのも、支えてくださる方々がいらしたおかげです。

思えば、コロナ禍の不自由さの中で孤独を強いられるところでした。

それどころか、朝カルの対面レッスンが再開されるまで、「野口体操ch」をYouTubeに載せることをすすめてくれるだけでなく、実現に向けて活動をしてくださった新井英夫さんに大いに助けられました。

その経験があって、再開した対面の講座と並行して、朝カルオンライン野口体操講座も即座に始めることができました。

さらに世界文化社から新刊本出版という、おまけまでいただきました。

私は、なんという果報者でしょう。

このような老後の人生を、まったく想像していませんでした。

このように恵まれることは、滅多にないことだと思います。

せっかくですから、中断している『野口三千三伝』の続きを書きながら、もうしばらく野口体操をお伝えする活動を続けていくことが、ご尽力いただいた方々へのご恩返しと得心しました。

きっと泉下の野口三千三先生が見守ってくださっているに違いありません。

ご予約のほど、よろしくお願いいたします。

母とコロナ感染の不思議

母は、先月の1月21日にコロナワクチンの3回目のブースター接種を終えた。

その後、体調を崩したが大事にはいたらず元気になったらしい。

さらに、他の階で感染者が出たということで、PCR検査を受けた。

「弱陽性」という結果がでたそうだ。

自室に陰圧装置を設置して隔離生活に入った、と施設から連絡をもらったのが数日前。

コロナの症状はまったくなく、食事も摂れて元気に過ごしているという。

昨日になって、保健所からようやく指示が出た。

「入院はできないので、このまま2月10日まで隔離してください。その後は検査をしなくても普通に戻してかまいません」

ところでこの「弱陽性」という聞きなれない言葉だが、誰にも分からないらしい。

今朝も施設の方と電話でやいとりしたが、いまだにわかっていないことが判明。

発熱も喉の痛みも咳も出ない。つまり無症状ということ。

苦しくなければそれでいいのか？

今度はいつ会えるのか？

その時は、しっかり抱きしめてあげたいのだが、それは無理だと思う。

2月27日に97歳になる母の生命力に感嘆！

写真は、昨年12月の簡易陰圧室での面会時。なぜか帽子をかぶっているがその理由は分からない。

朝カルオンライン野口体操講座 2月5日

3月17日発売予定の『野口体操　ふたたび』、いよいよ校正も大詰めを迎えている。連日、家にこもって原稿とパソコンに向かい合っている。

そうこうしているうちに、明日は立春！

東京のコロナ感染者数も２万人を超えた。

母の施設でも感染者が出たと連絡が入った。

窓越し面会もできない状態が続いている。

一目でいいから会いたいと思う。

さて、今回は毎回参加してくださる方の無事をまず確かめたい。

自宅待機の方には、オンラインで受けていただくこともいいかもしれない。

初めての方には緊張を少しでもほぐす野口体操をお伝えしたい。

体を動かすと、気分は晴れます。

朝カルオンライン野口体操講座2月5日3時半にお目にかかりましょう。