羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

和紙 神の息

2023年01月29日 07時48分23秒 | Weblog
空気と戯れる和紙
人は和紙に導かれ非日常に遊ぶ


白山の「直」より 雁皮紙2枚 楮紙2枚

和紙が描く曲線に魅せられて
やめられない
いつまでも遊んでいたい

昨日の朝カルレッスン
いつの間にか 日暮れて 

ほぐされたからだ
ほぐされたこころ

本日はどんな遊びを愉しむことになるのやら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高円寺・RAY PHOTO STUDIO にて

2023年01月26日 05時11分31秒 | Weblog
4月8日で74歳になる。
その前にポートレートを撮ってもらった。
顔写真が必要だったこともあったのだけど。

編集作業に追われて、着るものも用意できず、数日前に慌てて準備。
野口三千三先生が晩年に着ていらしたラベンダー色になったのも偶然のよう。

スタジオ専属の女性がヘアメイクをしてくれた。
「体操の方だから、できるだけ自然にしましょう」
「お任せしまーす」
楽しくおしゃべりしながら小一時間。
撮影前に、すっかりリラックス!
何枚も撮った中の一枚。
こんな風に撮れるとは想像していなかったー。



             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の朗読 稽古「フォレストコーヒー」

2023年01月21日 09時46分06秒 | Weblog
朝日新聞 be「はじまりを歩く」は「フォレストコーヒー(ロタ島〈北マリアナ諸島〉)「いにしえの種 密林で育まれ」



ここは、第一次世界大戦勃発の年・1914年(野口三千三先生の生まれた年)から太平洋戦争終結まで、日本の委任統治下にあった。
その島の密林に自生するコーヒーのお話だ。

日本統治下、多くの日本人移民がこの島に渡った。
『品種からみて、当時の日本人が持ち込んだものの可能性が高いでしょう』
UCC上島珈琲のコーヒー栽培のスペシャリストの中平尚己さんの話。
それが野生化して、密林に残っている、感動的な話だった。

明治期のブラジルはもとより、戦時期のロタ島(北マリアナ諸島)に暮らした日本人移民の苦労を偲びつつ、珈琲文化を味わってみるかなー。 

・・・・・そういえば、私の父は珈琲が好きだった・・・・・
懐かしく、続きを声に出して読む。
 
読み終わって、昨年の晩秋〈銀座・創業百十年 カフェーパウリスタ〉でご馳走になった一杯の森の珈琲を思い出した。

 珈琲の香にむせびたる夕べより
    夢見る人となりにけらしな
           吉井 勇「酒ほがひ」

『日本のコーヒー界の歴史と文化を創った カフェーパウリスタ』冊子より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生卵立てと玉子独楽回し

2023年01月17日 05時29分43秒 | Weblog
日曜日の朝カルレッスンに、6個の卵の中にゆで卵を交えた中から、目で見るだけで、どれが“ゆで卵か”を当ててもらいました。
ほとんどのかたが正確に、生とゆで卵を見分けられました。

そこから自然の形と人が卵形に作り上げたものとの比較をしてもらいます。
自然の卵の形も、一個ずつよく見ると微妙に違うことは、誰でも知っています。
ただし、その気になって、見比べると形の違いに驚きます。
そして、人の手になるものは、どんなに似せようとして作り出しても、カーブ・曲線が微妙に自然とは違うことに気づかされます。



木製、陶器製、自然石、堆朱、江戸独楽福島さんの轆轤で作られたもの。
彩色されているもの、無垢・無彩色もの、作られた国も多様。
同じ大きさに作られている木の卵でも、木の種類によって、手に持った時の重さ
や、木目を見てみるとその密度の違いにも気付かされます。
素直に、嬉しい声があがります。

それぞれが自分の手にしっくりくる玉子を見つけます。
愛着が湧くとは、このこと!

国もヨーロッパ、アフリカ、日本、それそれの色使い。紋様の特徴など、見比べる楽しさも参加された方々を魅了します。

手にとってよく眺め、それから独楽として回します。
やめられなくなります。
一つ一つその時その時に、微妙な反応を独楽が見せてくれることが楽しい。
ただ、回すだけなのに、思うようにいかないかったり、びっくりするほど綺麗な逆立ち独楽として回ってくれたり。

そのそばで生卵を立てることに集中する人も出てきました。
遊びの本質! 
単純であるほど、人を熱中させることが実証されました。
最初からすぐできてしまうのでは面白くない。
繰り返すたびに思いがけない関係が生まれることもおもちゃの魅力。

ゆで卵も回してみます。綺麗に、回ります。
生卵を回す人まで現れて、皆さん息をのむ。

これが体操?
これも体操!

新規の若い女性数名、標高1200メートルに暮らしながら木こりをしている長野県在住の男性もいらして、活気あふれる時間でした。
この男性は、新宿駅の別れ際に「日曜クラスに入会します」と言葉を残してくれました!

蔵開き、鏡開き、寒稽古ならぬ玉子独楽まわしで遊んだ、正月15日朝カルレッスンのご報告でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまご独楽

2023年01月13日 13時55分09秒 | Weblog

  野口先生から頂いたたまご独楽

台は、福島保さんに作ってもらったもの。
明日、朝カルのレッスンに、持ち運べる量を考えて、選んでみました。


野口三千三先生からいただいたたまご
               
                  福島さん 最新のたまご独楽
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝カル 明日から対面 玉子独楽回し

2023年01月13日 05時17分28秒 | Weblog
新年の朝カルは、7日にオンライン講座が始まりました。
対面は明日が初日です。
年末年始のこと、報告があります。
福島保の野口三千三先生とのエピソードにちなんで、玉子独楽を持っています。
蔵開き・鏡開きは終わりましたが、明日は「玉子コマ回し」をしていただこうと準備しています。


本年もよろしくお願いしいます。

1月七日馬橋稲荷神社の「どんど焼き」
                 
                  準備中
                  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい年を迎えて

2023年01月05日 16時28分10秒 | Weblog
2週間ぶりに母を施設に見舞った。
眠っていたが、名前を呼ぶと目を開けて、小さな声で「は〜い」。
低空飛行で安定しているという。

同じ階にコロナ患者が出ているらしい。
次回も間隔をあけてほしいような雰囲気を感じた。

ということで2週間後の約束する。
施設を出て、歩き始めたとき、ふと思った。

母は、朝、居室を訪ねたら、眠るように往生しているような気がした。
苦しむこともなく、静かにそっと、何事もなかったように。
それがいつのことはわからないが、そんな予感がした。

部屋に入ってすぐに目に入った眠っている顔から、そんな気がしたのかもしれない。
この施設が彼女にとって、居心地がいいことだけは間違いない。
それはそれは幸せなこと!

次々に開く百合の花の香りが帰宅した私を迎えてくれた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

墓参り そして お年始

2023年01月02日 14時06分08秒 | Weblog
例年、正月2日にはお墓参りしている。
お寺さんへは車なら15分。
電車とバスで20分の距離。
今年も無事に行ってきました。
近くて助かります。
うれし 穏やかなお正月!

幡ヶ谷聖観世音菩薩



             酒呑地蔵                 

                       お稲荷さんも
                   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年 元旦に 不易流行

2023年01月01日 05時54分52秒 | Weblog
らしくない写真
まさか元旦から原稿を読んだり、新しく文章を考えたりするとは、思いもしなかった。



いつも通り、早朝に目が覚めてしまったから。
ならば、とやり始めた元旦の朝である。

ふと、口をついて出た言葉は、「不易流行」
今年は、これだ!

思いがけないことがおこった2022年365日の日々
思いがけないことが起こりそうな2023年の幕開け

末筆になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
平和で穏やかな日常が訪れますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする