羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

俳優・久米明追悼展

2022年05月19日 12時42分09秒 | Weblog

JR中央線三鷹駅から5分ほどの住宅地のマンションの一階。
「桜井浜江記念市民ギャラリー」で、『俳優・久米明 三鷹と共に語り演じた役者人生」の展示が始まっている。
朝日新聞5月19日朝刊で知ってさっそく出かけていった。

「ぶどうの会」の結成に参加したものの袂を分かち、その後には劇団欅・昴に参加した俳優人生がどんなあったのか、約80点の資料をもとに辿ることができる。

山本安英、岡倉士朗、木下順二、福田恒存ゆかりの品々の中に、久米さんの大学ノートが置かれている。
昭和30年代の匂い、雰囲気が伝わる展示品の中には、若き日の竹内敏晴さんが最前列にいるセピア色の写真もあった。

私家版「野口三千三伝」は、戦後の足跡を辿って、サーカスやプロレスまで書いてある。いよいよ演劇に取り掛かりたいと思っていた矢先に見ておきたい追悼展である。

とにかく「ぶどうの会」のことを知りたかった。
「ぶどうの会」実体や歴史もだが、野口先生が関わった時代の雰囲気をつかみたかった。

久米さんに限らず、真面目に、真剣に、懸命に生きた演劇人の姿がそこにはある。
小さなギャラリーで、一つ一つを丁寧に見ているうちに、この8ヶ月ほど中断していた「三千三伝」に呼び戻される心地がしてきた。

吉祥寺・井の頭公園に隣接するこの界隈。
ギャラリーのある「禅林寺通り」は、敷地の広い戸建住宅が軒並みマンションに建て替えられている。
それでもこの町を歩いていると、武蔵野の木々の匂いに包まれるのを感じる。
生涯現役を貫いた久米さんが愛してやまなかった三鷹の空気感を纏って、正午近くの町を私は後にした。

三鷹市主催で29日まで(23日休館)。無料。
お問い合せ:三鷹市芸術文化課 電話:0422・29・9861

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「女性セブン」5月26日号 野口体操でからだをほぐそう

2022年05月17日 16時04分15秒 | Weblog
『女性セブン』5月26日号の表紙をご覧ください。
大見出しではなく、右横にあるある小見出しには、《 西洋医学でも東洋医学でもない、不思議な力がからだに宿る、甦る 》とあります。
ここを読んで、ハッと思い出したことがあります。
それは、野口三千三先生が亡くなる一週間前、病室のベッドに正座し、力をふりしぼって話されたことを書き留めまたいわば「遺書」の言葉です。

《(前略)「自然直伝」の価値観を重視して生きるように世の中を変えたいと本気で思った時期もあった。が、一人じゃムリだ。惨めに敗れた。どのように生まれ、どのように育ち、どのようにその価値観のなかで、人間が生きていくのかを、甘っちょろいことではなく、もっと厳しいことだと教えられた。価値観の変革は難しい。東洋・西洋と分けるのは嫌い。もうちょっと無理のない自然の価値観、(つまり)同じ人間だから、同じ地球上の存在だから、自然の価値観で生きよう。自然という人間から、直接、「自然に貞いて生きるいちばん中心の原理」を教えてもらうべきだ。》

女性セブンの記事では、西洋医学 東洋医学という表現が使われていますが、言わんとするところは伝わります。
そして「不思議な力」としか、今は言えないライターさんのもどかしさも伝わってきます。

実のところ、これまで野口体操は「東洋的」という括りに入れられることが多いです。
実際に、立教大学の体育履修科目名は「東洋的フィットネス・野口体操」でした。
そうした言い回しから比較すれば、ここでの表記は「西洋・東洋」という枠には収まりきれないニュアンスが込められています。
たとえ今はまだすっきりした言葉にならなくても、今までの体操の概念を変革する「野口体操」に気づかれたのだと思います。

野口先生、ようやくここまできました!

私は、この取材をお受けしてよかったと思っています。
今の時勢に変革は必要だし、すでに変革は始まっています。
そうした一つの証としてこの表紙を読んでいます。
泉下の野口先生にご報告です。
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「女性セブン すごい!」 5月26日号

2022年05月17日 10時09分19秒 | Weblog

朝カル 日曜日野口体操講座での出来事から

手にとって、読んでみて、わかった! 

実は、朝日カルチャーセンターの日曜日(隔週)は、男性の中に女性が二人だけしかいないクラス構成です。
筋トレは別として、身体系の習い事の中で男性ばかりのクラスは世にも稀な現象だと言われています。
コロナ前からの傾向です。(野口先生の時代はその逆でした。)

5月15日 この日は少し興奮気味のレッスンになりました。
その一つの原因は「女性セブン」にありました。

「女性誌を見直した。内容の濃さにビックリ!」
前回のレッスンでアナウンスしてあった9日の発売日、喜び勇んで買いに出かけた男性は一人や二人ではなかったんです。
「娘に頼まれた、というのもわざとらしいですよね」(笑)
そう言っておられた方も、堂々とレジに向かったらしい。
Webで読んだ方もいらしたのですが、教室で手にとって曰く「やっぱり紙がいい」

これまで「男たるもの女性誌なんて読めるかッ」
先入観・差別感を持っていたことに気づかれた方もおられる。
「普通の週刊誌って、なんだったんだ」
普通って何ですか、って聞き返したかった。そこは言葉を呑み込んだのは、私と他の二人の女性でした。
ジェンダー問題が浮上した瞬間です。

もちろん野口体操のページを最初に開いて、単行本で見ていたはずの野口先生の写真が、何とも新鮮にうつったとか。
さらに羽鳥先生の若き日の写真まであるじゃないですか、というわけ。

2時間のレッスン中で、実技にはこの記事をテキストにしました。
今までにない伝わりの良さにちょっと悔しい私。
動きの説明写真は、大きさが変えられていたり、動きのコツが分かるようなカットが差し込まれていたり、と工夫を凝らされたレイアウトはこれまでに一度もない表現で、静止画としてみられる威力が発揮されました。

例えば、「おへその瞬き」。
真ん中の写真で この少し前に力を抜く 、というタイミングが自然に伝えられて、はじめて動きのコツがつかめた御仁もおられた。

身体哲学も大事だけれど、やっぱり体操は動きができて“嬉しくなる・楽しくなる”、そこで継続してみようという気持ちが起こることを皆さんの反応から確信しました。

兎にも角にも意識高い系男性たちが変わっていく様を、ご覧に入れたかった。
取材・文・イラストの辻本さん、ありがとう!
カメラマンの為永さん、ありがとう!

朝日カルチャーの担当女性も「読みでがあって、参考になって、女性セブン すごいですねー。認識を改めました」
みなさん、隅から隅までお読みになったみたいですー。

『女性セブン』5月26日号は発売中です。

               つづく
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『女性セブン』5月26日号 野口体操記事発売になりました!

2022年05月09日 12時38分15秒 | Weblog
『女性セブン』5月26日号 野口体操記事発売になりました!

4月13日取材時のレッスンと撮影風景の写真も載せました。
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『女性セブン』 小学館 5月9日発売

2022年05月04日 14時08分18秒 | Weblog
5月9日(月)発売の『女性セブン』に、野口体操特集記事が掲載されます。

女性週刊誌というのは、生きづらさを感じている女性へメッセージを届ける誌面つくりをしているということを知りました。

『「野口体操」ふたたび。』を出版したおかげで取り上げていただきました。
世界文化社の担当編集者・佐藤信之さんがプレス向けに書いた紹介文が誠意ある内容で、著者と共に本気でつくった本という印象を受けたそうです。

お近くの書店で手に取っていただければ幸いです。



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朝カルオンライン野口体操講座 5月7日

2022年05月04日 05時17分25秒 | Weblog
GWをいかがお過ごしですか。
お天気に恵まれて、コロナの制約もなく、久しぶりに解放感を味わっていらっしゃる方も多いかと。

さて、オンライン野口体操講座のお知らせです。

写真は、『「野口体操」ふたたび。』・『私家版 野口三千三伝』の資料を入れているキャビネットです。入りきれないものは、別のところにも置いてあります。
今週は、『ふたたび』の中からテーマを選びます。
では、オンラインでお目にかかりましょう。
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織物

2022年04月23日 09時43分30秒 | Weblog
本日の朝日カルチャー野口体操講座では羊毛、絹、綿、織物の手触りの違いを触っていただきます。
ギャッベ(羊毛絨毯の原型)布、紬布、ラオス綿布です。
この写真は、龍村美術織物製でお土産用の小銭入れです。
紋様は、667年中国新疆省トゥルファン地方の遺跡から出土したものと同じで、日本には飛鳥時代に伝えられた「蜀江錦(しょこうきん)」の紋様の一部。
現在は東京国立博物館・法隆寺献納宝物館所蔵。
赤地に二重格子の中に連珠を伴う華文と忍冬文(ギリシャ由来のスイカズラ紋様)によって構成されている、と説明書にある。

いささか遠回りになりますが、糸や布や染色、そして織物に触れることでわかってきたことに触れたいと思っています。
中心テーマは、野口三千三が生まれ育った環境の中で培われ、それを生涯にわたって持ち続けた観察眼についてです。


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「たばこと塩の博物館」「塩袋と伝統のギャッベ展」解説

2022年04月22日 13時22分26秒 | Weblog
この博物館での「塩袋」の展示は、今回で三回目だそうだ。
まずは解説書から紹介しよう。

「塩袋からギャッベに至る道」〜担当学芸員からみた開催の意義〜
「たばこと塩の博物館」 主任学芸員 高梨浩樹

実は、明日の朝日カルチャー野口体操講座・土曜日クラスのレジュメをつくるために、高梨さんの解説を丁寧に読み込んだ。
家畜のための「塩袋」や絨毯の原型tなる「ギャッぺ」の力づよく大らかで自由奔放な紋様と色彩の世界に心ときめいたが、それと変わりなく解説にもワクワクした。
この展示のものたちから高梨さんが考察した内容は、野口体操の価値観をそのままなのだから。

そもそも「塩袋」は、山羊や羊たちを「塩」の匂い引かれて人間の後からついてこさせるためのもの。これは草食獣を“物理的なヒモ”ではなく“生理的なヒモ”でつなぎとめる必需品であるという。

そうした遊牧民の暮らしの価値観について高梨さんはこう指摘する。
遊牧にとって大切な技術は道具(モノ)にあるのではなく、刻々と変わる家畜の様子を漏らさず観察し、いま何をなすべきか判断して実行できる能力であって、心や身体に「身についた」智慧や技法(コト)のほうにあると考える、と。
自分の「外」にある技術や道具に頼る文化ではなく、自分の「内」に身についた智慧や技法を重視する文化なのではないだろうか、と指摘する。

いやいや、まさに野口三千三の発想に通じる解釈である、と思いませんか?
自身がものから直接に感じとったコトを、客観よりの主観を大切にして言葉にして解説書に書き込む姿勢こそ「野口体操」そのものなのだ、と申し上げたい!

・・・・野口のテーマでもある「モノ」と「コト」の本質を言い当てている!・・・・と。

そういう観想を引き出すのが、塩袋やギャッベの紋様と色彩の世界なのだ。
遊牧民の女性たちは10代のころから自由な発想を織物に込めていく技を身につけるそうだ。実際に子供が練習に織ったギャッぺも見ることができる。稚拙は残るがそれがなんとも愛らしい。

この絨毯の原型となるギャッベには、花々、薔薇、生命の木、ライオン、人、お守の象徴、サソリ、男の力(富)、鳥、孔雀、吉祥紋・・・・・、あげたらキリがない。身近にあるものから想像の世界まで、大胆にまた細やかに織りあげている。
小さなものから長さが2メートルを超える大きなものまで、大きさも様々。
作られた年代も1880年、1900年から1980年およそ100年前のものも見られる。
色褪せぬ植物染色、中には鉱物もあるけれど、赤・橙・青・黄・黒、生成りが描く紋様は夢があって楽しい!

それらは見せるためではなく日常使いの必需品だ。
こうした素朴であたたかみがあふれる品々に囲まれていると、幸せな情感に浸ることができる。
国境も超え民族も文化も超えてしまう大らかさこそ民具なのだと思う。

5月15日まで、「たばこと塩の博物館」で開催されています。
足を運ばれてはいかがだろう!
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たばこと塩の博物館「塩袋と伝統ギャッべ展」

2022年04月20日 16時50分21秒 | Weblog
本日、4月20日 日経新聞朝刊「文化」掲載の「塩袋に描く遊牧民の美」丸山繁を読んで、午後から墨田区横川にある博物館をさっそく訪ねた。

『イランを中心とした西アジアには家畜を飼い移動しながら生活を営む遊牧民が存在する。』
冒頭はこんな言葉から始まる。

その家畜を飼うための必需品が「塩」とそれを入れて運ぶ「塩袋」だという。
遊牧民は生きるために必要な塩を与えることで、家畜をつながなくとも逃げない状況を生み出している。ヤギや羊は人間と共に生きることで塩がもらえることを知っているからだ、という。

写真にもある塩袋は、匂いに引かれてくる羊やヤギの頭が勝手に入らないために上部を狭く作ってある。
展示会場にはいくつもの「塩袋」が展示されている。
どれも可愛らしくあたたかい。生活の中にある民具として逸品揃いなのだ!

そして圧巻なのは、「ギャッべ」と名付けられた100年〜数十年前に織られ使われた絨毯を中心とした遊牧民染色品たちである。
赤(茜の根、茜)、青(インディゴ)、茶(玉ねぎ)、鉱物(鉄鉱石他)自然染色の鮮やかな色は、時間が経過しても色褪せない美しさを保っている。

紋様は、花、動物、幾何学、波、水、生命の木、と現代美術家も真っ青になりそうな意匠ばかり。
雨乞い、生命讃歌、魔除け、幸福といったどの民族にとっても普遍的な祈りが、太い羊毛の糸で自在に織り込まれている。

素朴で、大胆、加えて繊細な緻密な織り込みもある。
厳しい自然環境の中で生きる遊牧の民の息遣いが、紋様と色からグングンと迫るように伝わってくる。
5月15日まで開催されている。

また「たばこと塩の博物館」の常設展示である「塩」と「たばこ」も見逃せない。

GWの穴場かもしれません。
おすすめでありまーす!


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某女性週刊誌の取材

2022年04月14日 04時32分11秒 | Weblog
昨日、4月13日午後のこと。
『「野口体操」ふたたび。』がきっかけで、「野口体操CH」や羽鳥のブログ、HP等々、調べていらした女性週刊誌の取材を受けました。

1時間ほど座敷で話をした後、お蔵スタジオで動きの写真撮影。
ふたたび座敷戻って30分ほど話をして終了。

市民演劇の脚本、演出を手がけ、俳優さんに表現ワークをおこなっている女性に助手をお願いしていました。
舞台づくりのセンスでフロアーディレクター?をしっかり引き受けて、さらにご自身と野口体操の関わりについてもインタビューにとてもいい話をしながらしっかり答えてくれました。

「今日は贅沢な取材をさせていただきました!」
ライターさんは言葉を残してカメランマンさんと我が家を後にされました。

詳細はあらためてお知らせします。

写真は、お土産にいただいた花ですが、ブルーの花瓶があればウクライナカラーにはなったのですが……。いただいたままで撮影しました。
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『「野口体操」ふたたび。』世界文化社 レビューのお願い

2022年04月05日 09時46分49秒 | Weblog
この本の発売から、10日ほどの間に、たくさんの感想をいただきました。
「野口体操を見直した!」
「野口先生はすごい先生だった!」
「習っていた頃の教室が目に浮かんで懐かしかった!」

野口体操を経験していらっしゃる方々からのメッセージからは、とても深く本を読んでいただいていることがビンビンと響きました。

そこでお願いです。
レビューをお書きいただいてもいいですか。
実は、朝日カルチャーセンターの野口体操講座を受講される方々は、ほとんど本を読まれています。
野口体操をよく知らない人たちに読んでいただきたい。
その一心で書き上げました。
からだが潜める可能性、感覚を豊かに育てる野口体操の扉を開けていただきたい。
1行でも結構です。ご記入ただけると嬉しいです。
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朝カルオンライン野口体操講座 4月2日

2022年03月30日 04時18分08秒 | Weblog

3月18日に発売になったばかりの『「野口体操」ふたたび』の中から、第6章に掲載した『椅子を使った「上体のぶら下げ」』を中心に、鉛直方向に働きかけるからだの使い方を日常化する大切さを中心にいたします。
このテーマは、以前に一度取り上げたことがあります。今回は、読者の方の貴重な経験談から得られたことを交えて実践していただこうと考えています。

気持ちも新たに新年度を迎えたいと思います。


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世界文化社『家庭画報』5月号に広告掲載

2022年03月29日 16時27分48秒 | Weblog
4月1日発売『家庭画報』に『「野口体操」ふたたび。』の広告が載りました。
カラー1頁を使っていて、目が引き寄せられます。

前の記事は「一画一縁」日本画家・福井江太郎の創造対談 俳優・井上芳雄
次の記事は「音楽の贈り物」佐渡裕と反田恭平が語る音楽の明日

芸術にちなむ2つの記事にはさまれて、読者の目は一気にこのページに誘導されます。
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『「野口体操」ふたたび。』世界文化社朝日新聞広告

2022年03月28日 06時46分20秒 | Weblog

本日、3月28日朝日新聞朝刊 2面 広告
昨年、出版のお話をいただいて、年度内3月中に出したいと希望を伝えました。
2021年10月から書き始めました。
4月8日の私の誕生日前、桜の花の開花とともに読者の方に届けたい。
何より3月29日は、野口三千三先生の祥月命日です。
祈るように書き上げました。
お手にとってお読みいただければ嬉しいです。
Amazonへのリンクです。
よろしくお願いいたします。


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『「野口体操」ふたたび。』世界文化社 椅子からの「上体ぶら下げ」のこと

2022年03月27日 10時52分46秒 | Weblog

かつて野口三千三先生の教室で一緒に体操を習っていた女性。
今年88歳になられた、という。
彼女は、今では膝の半月板損傷がきっかけで膝痛を抱え、杖から歩行器になって不自由な日常を過ごしておられるという。
加えて脊柱管狭窄もおありで、下半身のしびれとむくみまであって感覚が鈍くなっているそうだ。

『「野口体操」ふたたび。』を読んで、文216〜217ページの「椅子からの上体ぶら下げ」を試されたと電話で話された。
ところが腰掛けた状態でぶら下げ、そこから腰を上げようとすると膝も腰も痛くて上げられないらしい。
「それでも痛みをこらえて、腰を上げてぶら下げる練習はした方がいいでしょうか」
尋ねられた。
「痛さがどのくらいなのかわかりませんから、無理なさらなで・・・・」

その時は217ページに書いた
《からだの状態によっては、立ち上がるところまでいかなくても結構です。椅子に腰掛けた姿勢で上体をぶら下げ、腹式呼吸を試みるだけでもよいと思います。》
そのことをお伝えしておくにとどめた。

昨日、朝日カルチャー土曜日・野口体操講座で、このやり方をみなさんに試していただいた。
そこで一つ分かったことは、足幅の取り方・左右の膝の広げ方、それに下ろしている足(膝)の角度によって、腰を上げようとするとかなり力が必要になる場合がある。その逆に程よいひろげ具合と角度によっては、ほとんど無理なく腰を上げれられる場合があることに気付かされた。

実のところ電話では様子がつかめず、答えを出すのは難しい。
やはり対面で、実際にやっているところを見ないことには、やった方がいいとも、やらない方がいいとも言えないし、判断はつかない。からだに触れることができる距離で、様子を見ながら一緒に探ることでしか判断はできそうにない。

かといって電車を乗り継いで教室に通うことは、なかなか難しい。
こちらからお宅に出向いて体操する以外になさそうだが。

一般的にも、コロナ自粛で自宅にこもり切りになって、足腰が弱くなった高齢者の問題は深刻かも知れない。いや、高齢者だけの問題にとどまらないだろう。

Zoomの個人レッスンの可能性はどうだろう。
ただし高齢の方々にとってデジタルは敷居が高そう、という問題もあるのかも。
中途半端ですが、本日は、ここまで。

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