羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

正月二日

2008年01月02日 09時26分21秒 | Weblog
 もう、2008年も2日とあいなりましたね。
 さて、今日は年末年始のことなどを、かいつまんで書いておきたい。

 暮れの29日に新宿に出かけた。初めてペペの「ユニクロ」へ。でも開店時間を間違えて早すぎた。仕方がないので映画でも見ようと思ったものの、気をそそられるものがなかった。そこで、伊勢丹へ。何となく店内を見てまわって地下二階へ。オーガニックカフェ「カフェ・ドゥ・のだめ」で、‘オーガニックダージリンティー’と‘のだめのクロックムッシュ’を注文。壁には「のだめカンタービレ」の写真やポスターやテレビではDVDを流していた。お味については言わぬが花。
 因みに、今日・今、再放送をやっている。

 年末は、珍しく「レコード大賞」を見て聞いた。
 装置とライティングがすごくよくて、ところどころ幻想的な雰囲気がなかなかだった。
 若い人の歌は、字幕を読まないとどんな歌詞なのか分からないところが、実に悲しい。年をとったというのか、歌が変わったというのか、メロディー線があるようなないようななので、意味が分からない。でも、字幕を読むとなかなかいいのよね。
 で、これはもう日本とかアジアとかアメリカとかヨーロッパとか、地域や文化をこえて素敵だと思ったのは「蕾」コブクロだった。歌がここまで歌になった!
 はじめてコブクロって名前も知ったし、歌も聴いた。
 なかば口を開けてテレビ画面に縛り付けられた。

 で、そのノリで「紅白」も途中まで聞いていた。
 ダントツで「白組」だった。男が本気で歌うとこうなるって世界を聞かせてもらえたと思ったのだ。もちろんコブクロは才能がありそうだ。逸品は、名前を失念。女性に変身したあの人。声変わりはなかったのだろうか? カウンターテナーとは違うし、純然たる女の声とも違う。あの柔らかさは授かりものとも思えない。だって、張るところはしっかり力がある。
 もうひとり大衆演劇の若衆の踊りは、和服を身につけていてもあれはダンスだ。歌舞伎の女形の系譜とはまったくことなる日本の大衆が作り出した一つの型から突出した芸が開きつつある。で、早乙女太一は平成生まれなのよね。
 男性群の歌唱力は、磨きがかかってきたし、ちょっと命がけって感じだった。
 本気になった男たちって素敵だ!

 固いところでは、元旦の日経新聞一面「沈む国と通貨の物語」-YEN漂流 縮む日本1-漱石の嘆きいま再びーの記事が目を引いた。
 朝日にはいろいろとお世話になっているのだが、申し訳ない、日経新聞の方に軍配を上げる機会が多くなって久しい。
 学生たちが「シュウカツ」って言うから何かと思ったら「就職活動」の略なのだけれど、シュウカツの際に日経をとってそのまま続けるという話にも頷ける。
 どこから日本を見るのかという、視点の位置の違いはあるが、それ以前の問題として、最近の朝日って広告が多すぎやしませんか?
 我が家は明治から朝日新聞だったらしいから愛着は深いのよね。東京の西部・新宿、そして中央線沿線は、朝日のファンが多い地域だったと聞く。
 でも若者の新聞離れを止めたいとおもっても、これじゃ無理か、なんて嘆息。

 とまぁ、まとまりない内容はいつものことかもネ。
 ご免!
コメント
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