４月２日（土）朝カルオンライン野口体操講座があります。
3月18日に発売になったばかりの『「野口体操」ふたたび』の中から、第6章に掲載した『椅子を使った「上体のぶら下げ」』を中心に、鉛直方向に働きかけるからだの使い方を日常化する大切さを中心にいたします。
このテーマは、以前に一度取り上げたことがあります。今回は、読者の方の貴重な経験談から得られたことを交えて実践していただこうと考えています。
気持ちも新たに新年度を迎えたいと思います。
4月1日発売『家庭画報』に『「野口体操」ふたたび。』の広告が載りました。
カラー１頁を使っていて、目が引き寄せられます。
前の記事は「一画一縁」日本画家・福井江太郎の創造対談 俳優・井上芳雄
次の記事は「音楽の贈り物」佐渡裕と反田恭平が語る音楽の明日
芸術にちなむ２つの記事にはさまれて、読者の目は一気にこのページに誘導されます。
本日、３月28日朝日新聞朝刊 ２面 広告
昨年、出版のお話をいただいて、年度内3月中に出したいと希望を伝えました。
2021年10月から書き始めました。
4月8日の私の誕生日前、桜の花の開花とともに読者の方に届けたい。
何より3月29日は、野口三千三先生の祥月命日です。
祈るように書き上げました。
お手にとってお読みいただければ嬉しいです。
Amazonへのリンクです。
よろしくお願いいたします。
かつて野口三千三先生の教室で一緒に体操を習っていた女性。
今年88歳になられた、という。
彼女は、今では膝の半月板損傷がきっかけで膝痛を抱え、杖から歩行器になって不自由な日常を過ごしておられるという。
加えて脊柱管狭窄もおありで、下半身のしびれとむくみまであって感覚が鈍くなっているそうだ。
『「野口体操」ふたたび。』を読んで、文216〜217ページの「椅子からの上体ぶら下げ」を試されたと電話で話された。
ところが腰掛けた状態でぶら下げ、そこから腰を上げようとすると膝も腰も痛くて上げられないらしい。
「それでも痛みをこらえて、腰を上げてぶら下げる練習はした方がいいでしょうか」
尋ねられた。
「痛さがどのくらいなのかわかりませんから、無理なさらなで・・・・」
その時は217ページに書いた
《からだの状態によっては、立ち上がるところまでいかなくても結構です。椅子に腰掛けた姿勢で上体をぶら下げ、腹式呼吸を試みるだけでもよいと思います。》
そのことをお伝えしておくにとどめた。
昨日、朝日カルチャー土曜日・野口体操講座で、このやり方をみなさんに試していただいた。
そこで一つ分かったことは、足幅の取り方・左右の膝の広げ方、それに下ろしている足（膝）の角度によって、腰を上げようとするとかなり力が必要になる場合がある。その逆に程よいひろげ具合と角度によっては、ほとんど無理なく腰を上げれられる場合があることに気付かされた。
実のところ電話では様子がつかめず、答えを出すのは難しい。
やはり対面で、実際にやっているところを見ないことには、やった方がいいとも、やらない方がいいとも言えないし、判断はつかない。からだに触れることができる距離で、様子を見ながら一緒に探ることでしか判断はできそうにない。
かといって電車を乗り継いで教室に通うことは、なかなか難しい。
こちらからお宅に出向いて体操する以外になさそうだが。
一般的にも、コロナ自粛で自宅にこもり切りになって、足腰が弱くなった高齢者の問題は深刻かも知れない。いや、高齢者だけの問題にとどまらないだろう。
Zoomの個人レッスンの可能性はどうだろう。
ただし高齢の方々にとってデジタルは敷居が高そう、という問題もあるのかも。
中途半端ですが、本日は、ここまで。
本日、2通の書留が届いた。
『野口体操 ふたたび。』をお送りした方から、過分なお祝いに添えてご自身の体験談、お連れ合いの方のご経験が綴られた手紙をいただいた。
90代の方が２名で80代の方からのお手紙です。
80代の女性の方は、お兄様が短期現役兵であったことと、小学生の時の体育授業について書いてくださった。野口先生が指導したと同様の授業内容であったこと。もしかするとその体育の先生は、野口先生ことを知っていて、指導してくれたのではないか、とまでおっしゃってます。
そして彼女のお連れ合いの方は、東京教育大の3期生で、大谷先生、本間先生をよくご存知であったことなど。拙著をじっくり読んで当時のことを話してくれたとありました。
もうお一方は96歳で、やはり第４章の野口三千三の足跡を読んで、懐かしく当時を思い出したそうです。生きていてよかった、とまで書いてくださった。
本を出版するとやはり貴重なお話を知らせていただけることに嬉しさが増します。
メールでもそれぞれの日常を丁寧に綴ってくださっています。
報われる気持ちになります。
ありがとうございます。
発売から１週間も経たないうちに、お読みいただいた方々から好意的な言葉をたくさんいただきました。
発売前にはどのように受けとめていただけるのか、心配で眠れない日が続きました。
写真は本の中に掲載した故・佐治嘉隆さんの奥様からいただいた葉書です。
「夫の写真が入っていて喜んでおります」
ご自身が書かれた可愛らしい苺の絵に、ほっこりしています。
ここからはお願いです。
Amazonのレビューにご感想をお寄せいただけるとありがたいです。
よろしくおねがいいたします。
本日、無事に発売になりました。
繰り返しますが「野口体操の会」の会員の方々には、贈呈させていただきました。
すでに今朝のうちにお手元に届いていると連絡をいただいています。
よろしくお願いいたします。
本日２０２２年3月18日 日経新聞朝刊 13 国際 １２版 の記事です。
ゼレンスキー大統領の各国議会での動画演説が、現代の戦争のありようを一変させています。
PCやテレ映像を通して茶の間で見たり聞いたりしながら、オンラインが大きな力を持っていることを多くの人が知ることとなりました。
野口三千三先生は敗戦後「人の言うことを鵜呑みにしない」と、ご自身に言い聞かせ、体操を習う人たちにもそう話し続けておられました。
何が事実か、何が真実か、何が偽情報か、そん判断は難しいです。
AIの出現で巧妙に作られていることをこころしておきたい！
新聞もテレビもラジオもSNSも、簡単には信じないようにと子供たちに教えるのは大人として忍びないですが、それが現実。
拡大して記事をお読みください。
昨年の秋、この本の書き始める前に、野口三千三先生に報告しました。
本日、おかげさまで無事に完成できたことを報告してきました。
10数年ぶりに新刊本の出版です。
野口体操にとって、一条の光となることを祈ってきました。
明日3月18日の発売になります。
なお「野口体操の会」の会員の方々には、来週早々には贈本としてお届けします。
野口体操 ふたたび。
今朝、来週3月18日発売の見本が届きました。
「野口体操 衣更え」の一冊に仕上がっています。
思えば、昨年の10月から書き始めて、店頭に並ぶまで5ヶ月半。
届いた見本版はとても読みやすく、繰り返し読んだ校正の内容と同じなのか？と思うほどでした。
カバーの色合いも明るく調整されています。
昭和１０年代の古ぼけた写真は、輪郭・濃淡が見やすく修正されています。
これは世界文化社の写真室の力です。
今回は、次の世代の方々に、野口体操を手渡したい思いから引き受けた本つくりです。
野口体操を、ほかの人に伝えてみたい！
そう思ってくださる老若男女の方が一人でもあらわれてくれることを祈っています。
Amazonで予約がはじまっています。
どうぞよろしくおねがいします。
