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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

感謝

2025年07月31日 13時53分11秒 | Weblog
2025年7月26日土 1年ぶりのフルバージョンレッスンを行った報告を先日のブログで書かせてもらった。
今日は、その翌日にあった朝日カルチャー日曜クラスのレッスンに出かけて思ったことを書くことにする。

27日の朝、幸いなことに疲労感がなかったので出かけることを決めた。
レッスンが始まって、最初に神保町PASSAGE ・SOLIDAの話をして、その後は高橋知子さんと安原祥さんの指導の野口体操を受けさせてもらった。

2週間前の時に比べて体操が楽になっていた。
そうはいってもまだまだ限界はある。
それでも気持ちよく体操ができるようになっていることに幸せを感じた。

病を得る前と比較することも、同じように戻ろうとすることは求めてはいない。
今の条件の中で楽に動けるようになりたい、それだけだ。

2時間のレッスンが終わって、数名の方と新宿駅までおしゃべりをしながら帰る時間が懐かしかった。
たわいのない話だったり、時には大切な内容だったり、話題はくるくる変わる。
およそ15、6分の楽しいひと時。

工事で殺伐とした新宿駅でお別れ。
総武線の席に腰掛けて、車窓から見慣れた風景を眺める。
こみあげるものがあった。

一年生きられた!
おかげさま!

はじめて膵臓がんの話が出た時、Dr.に尋ねた。
「何もしないと余命はどのくらいですか」
「年内です」
キッパリと答えてくれた。
「半年では困りますので・・・・」
ジェットコースターにでも乗ったかのように、すぐさま大学病院で検査と治療が始まった。
超スピードだった。

ここで、いちばんに書きたいことがある。
最初から今まで、寄り添って・付き添ってくだった近藤早利さんには、感謝の一言では言い尽くせない思いがある。
すぐさま体操教室土曜クラスの女性5名を、わたしの補佐役としてまとめてくださったことに驚きつつも本当に嬉しかった。

そのほかにも個人的にあれこれと面倒を見てくださる二階のぶ子さん。
親戚のサポートにも恵まれた。

一人では生きられない。
つくづく思う。

そして野口体操に関わっている皆さんに支えられて、「野口体操の会 ハトリ塾 in 高円寺」開講まで実現させてもらった。


  高橋幸子さんのデザイン

わたしは果報者。
そう実感している。

朝日カルチャーの代行を引き受けてくださった高橋知子さん 安原祥さん お二人を優しく見守り支えて下さった教室の方々。
野口体操という世にも稀な体操を、大切に思って思ってくださる方々がエールを送り羽鳥の復帰を待っていてくださるありがたさ!

この1年間、ひとかけらの不安もなく、この上ない安心のなかで治療に専念し、穏やかに過ごすことができた。

丸ごと全体のからだで、お一人おひとりにお礼の言葉を伝えたい。

ありがとうございます
これからもよろしくおねがいいたします

  和紙とたわむれ 和紙に貞く
  病を得る前の朝カルのレッスン
  
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