羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

大つごもり

2022年12月31日 05時35分49秒 | Weblog
2022年も残すところ18時間。
外はまだ暗い。
街は静かだ。
聴こえるのは、空調の音。

いい一年だった?
いい一年だった!

来年の春に向けて、正確に言うと野口三千三先生の祥月命日に向けてだけれど、動画編集と冊子つくりは中間地点にある。

11月から「野口体操の会」会報「早蕨 SAWARABI」特別号「野口三千三先生を偲ぶ」をつくり始めた。
超特急列車に乗って、一気にここまでやってきた。

あとは、1月15日〆切の寄稿文が届けられると、最後の編集作業に入る。
しばし、休息の時をもらった。
三元日である。

ふと、思った。
「これは、永久保存版になるな!」

佐治嘉隆さん亡き後、諦めていた冊子が、動画が、現実のものとして、この世に誕生する。
その瞬間を想像しながら、除夜の鐘を聴きたいもの。
いや いや ゆく年くる年に、私の街から鐘の音が消えて久しい。
『逝きし世の面影』は、今も昔も

皆さま良い年をお迎えください。

関係のない講堂写真

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たまご逆立ち独楽

2022年12月25日 20時16分14秒 | Weblog
復活祭にちなんで、たまごを装飾する文化が、ヨーロッパには多くみられる。
そのほか、木製のたまごに紋様を描き美しく彩色されたものもたくさんある。
ウクライナや東欧には、鮮やかなたまごがあって、それらはくるくる回すと、細くなっている方が下になって、安定して回る。

太い方が下になっている独楽の状態
               
               細い方が下になっている状態
               
               さて、なぜでしょう?
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もういくつ寝るとお正月! お正月には凧あげて独楽を回して遊びましょ

2022年12月25日 19時45分25秒 | Weblog
本日、12月25日から12月31日大晦日まで、日本橋三越5階江戸独楽作家・福島保さんの独楽展示即売が開かれています。


                 

野口三千三先生から頼まれて、苦労した卵の逆立ち独楽が進化して、逆立ちやしすくなっていました。知りたい方は、直接、福島さんから種明かししてもらってください。

来年の干支独楽のうさぎは亀にのって回ります。

今日は、クリスマスということもあってお客さんも多く、福島さんを囲んでおしゃべりに花が咲きました。ここで知り合いになっていく、という不思議な関係。
独楽愛の皆さんが自然なご縁を結びます。



我が家でも28日の午前に、独楽と凧を飾ります。
もういくつ寝るとお正月!
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2022年12月24日

2022年12月24日 05時22分29秒 | Weblog
10月10日「野口三千三先生を偲ぶ会」、23日「献奏会」の動画記録、それに合わせて「野口三千三先生を偲ぶ」と題して、会報「早蕨 SAWARABI」特別号を、11月末から制作を始めています。
急ピッチで準備し、両方とも年内に大筋が見えてきました。

動画は、字幕とナレーションを、来年早々に編集の方に手渡しできるところまできています。

特別号は、執筆をお願した方々から快諾をいただきました。
ページ割りも終了し、全体の構成は出来上がっています。

おかげさまで、明日25日から正月3日までは、動画のことも特別号のことも忘れて、過ごしたいと思っています。はたしてどうなりますか?

本日は、朝カル年内最後のレッスンです。
帰宅時の5時半過ぎには、住友ビル一階に飾られているクリスマスツリーの彩りが増して、気持ちがほぐれる違いない、と今から楽しみです。


充実した一年の締めくくりになりそう。

Merry Christmas !


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母の近況

2022年12月16日 07時25分21秒 | Weblog
昨日、施設に母を見舞った。
「貞子さーん」
名前を呼ぶと目を開けて、こちらを見てくれた。

そこに女性の介護士さんがやってきて、耳元で
「こんにちは」
それに応えて
「こ ん に ち は」
母の少女のような明るい高い声に驚かされた。
思うに、話しかけた若い介護士さんの声のピッチは高く、非常にはっきりしていた。きっとよく聞こえるのだろう。

驚くことに肌の色艶もよい。
痩せてはいるが、全体に安定しているように見受けられた。

「食事は、一日に一回はしっかり食べてくれています。排泄もほとんど普通になってきていますよ」
ただただ ありがとうございます 感謝の言葉を。

ラジオが鳴っている。
寂しくならなように、また刺激を与えるために、ラジオを設置して鳴らしてくれているらしい。
こんな優しい心遣いをしてくれるとは。
感謝あるのみ。
うつらうつらする中でも、きっと話や音楽が聞こえているに違いない。

とにもかくにも落ち着いている。
いつものように左手で母の手を握って、右手で首筋や背中や顔を撫でていると目を閉じて眠りについた。
今までに見たこともない穏やかな寝顔だった。

「また 来ます」
1週間に一回の訪問はしばらく続けられそうだ。

午前中に訪ねた馬橋稲荷神社の紅葉


ご利益があるのかしら。
ご利益あります!

残り2週間で、新しい年を迎える。
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二つの編集作業開始

2022年12月16日 05時31分29秒 | Weblog
2022年10月10日 寛永寺霊園墓参 東京国立博物館内庭園茶室「応挙館」にて「野口三千三先生を偲ぶ会」

「応挙館」のある東博庭園ガイドより


2022年10月23日 高円寺お蔵スタジオにて「献奏会」

                  
                  曽我部清典さんによる献奏の1シーン

その二つの動画を編集中です。
本日から、編集途中の動画を見ながら、ナレーション・挿入文字等々の作文を始めています。

また、3月末発行予定「野口体操の会」会報『早蕨 SAWARABI』特別号「野口三千三先生を偲ぶ」の企画も同時進行しています。
これまでに発行してきた冊子の2冊分を予定。

乞うご期待!
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ドキュメンタリー映画『百姓の百の声』

2022年12月02日 18時03分59秒 | Weblog
ポレポレ東中野で上映している『百姓の百の声』のご紹介です。
今日は、詳しいことは書かずにおきます。

江戸期から続く養蚕農家に生まれた野口三千三の「地に足がついているあり方」その根底には、この映画が描き出し、示唆していることが流れていることを確信しました。


一つだけパンフレットからこの言葉を読んでいただきましょう。
『百姓国が伝統的につちかってきた「知」つまり「良い知恵や技術を共有し互いに高め合っていく知のあり方。
 それに対し、グローンバル企業の知、つまり特許などを使って囲い込んでいく「知」のあり方がぶつかりあっている』




ぜひ、早めに見に行ってください。
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