羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ラジオ体操2日目

2023年07月27日 11時51分19秒 | Weblog
連日のこと、午前も午後も夕方も夜も暑すぎる。

そこで、早朝に近くの馬橋公園に散歩に出かけたのは昨日のこと。
公園の池の辺りにある茂みから、近所の夫婦が出てきた。
二人でゴミ拾いをしておられたのだ。
奥さんが話しかけてくれた。
「6時半からのラジオ体操の前に、やってるんです」
公園の時計を見ると、始まりまで30分ほどある。
「時間になるまで、散歩してらしたら」
「あんまり遠くに行かないようにします」

15分ほどで公園に戻った。
その頃には、犬を連れた方々が続々と集まっていた。
皆さんの輪に入って、犬と戯れる。

さて、始まりの時間だ。
私は、グランドを避けて木陰で体操に参加。
ラジオ体操第一、続けてうる覚えの第二を続けて終了。

二日目の今朝は、少し遅めに出た。
始まるまで公園の中を散策し、昨日と同じように犬と戯れ。
今度はグランドで第一、第二体操をして軽く汗をかく。

さて、ラジオ体操は三日坊主になるのかな?
いい運動になってまーす!
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静な静な昔ながらの掃除

2023年07月25日 10時34分54秒 | Weblog
昨日つくり替えたハタキから掃除を始める。
畳に水を染み込ませた古新聞紙を撒き散らし
畳の目の沿ってはき 塵取りにまとめ

雑巾を絞って
       雑巾掛け
朝早くても騒音なしで、掃除ができる、というわけです!
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ハタキを作り替える

2023年07月24日 12時39分54秒 | Weblog
何年か前に作り替えたハタキの絹布が、細ってしまった。
今朝、作り替えた。
赤い布は「もみ」と名付けられた着物の胴裏に使用されたもの端切れ。
鮮やかな赤は紅花染めで、もちの手の竹は母の時代からずっと使っているので、70年は経っているはず。
布さえ替えれば何十年でもつかえる。
作り方もいたって簡単。
これで障子の桟などの埃を気持ちよく払うことができる。
ちなみに「らんまん」槙野万太郎家のハタキは和紙の反故紙で、箒と一緒にかけてあるのをチラッと見かけた。

以前、群馬県高崎市を訪ねた際に知り合いになった染色家の実家が染め物工場だったという。
           
        

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「解放」と「力を抜く」

2023年07月23日 16時03分08秒 | Weblog
「野口体操」の動きから受ける印象をやさしい言葉にしすると
  ゆらゆら 
   にょろにょろ 
      くねくね

力が抜けて動いている状態をあらわしている。
これだけでは野口体操を言い表しているとはいえない。

野口三千三が亡くなったあと、引き継いだ私はこんな言い方をしたこともある。
「丁度よく力が抜けたとき 丁度よく力が入っている」
今ひとつしっくりこない感じは否めなかったこともあり、最近はほとんど使わなくなっていることに気づいた。

ほぼ一年ぶりに、「野口ノート」を読んで抜書きした自分のノートを読み返している。


次の記述がささってきた。
自分の言葉で答えられるだろうか。

『解放とは力を抜くことではない。力が正しく使われるような状態のことだ。なぜ、方法論として力を抜くことを強調するのか。からだをして語らしめよ』
              野口三千三  1968年11月11日・11月2日
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声を出して読む稽古 はじまりを歩く

2023年07月22日 09時31分32秒 | Weblog
今朝は血圧が上がっている。
そればかりか涙もろくなっている。
「霧のサンフランシコ」を聞いてさらに・・・

気持ちを切り替えようと、毎週行っている『朝日新聞 be (7/22)「はじまりを歩く」』を声に出して読む稽古を始めた。

本日のテーマは
「日本刀」(新潟市、岡山県瀬戸内市)
ー謙信の山鳥毛 再現阻む魔力


読み進むほどに涙で文字がかすむ。
「すごくいい内容」としか言えないなんて、なんとも凡庸な表現か。
声を詰まらせながらも、なんとか読みづつける。

《「従来の日本刀の世界は、刀としての出来栄えだけを重視しがちだったが、『刀剣乱舞(オンラインゲーム・羽鳥)』は刀をキャラクター化したことによって、その刀の歴史的な背景を逸話も含めて愛するという新たな流れを作った」と誉田さんは見る。バーチャルな新世界への展開を通じて、日本刀の魅力はさらに広がりと深まりを増している。》

意外な締めにさらに感動しつつ、(太田啓之)という署名を見た。
アッと声を上げながら、この結びに納得。

太田さんは立教大学の私の授業(野口体操)を取材し、朝日新聞の夕刊に記事を載せてくれた記者さん。
その折に、貴重なアドヴァイスもいただいた。
お世話になりました。

ここまで書いて涙も枯れた。
少し血圧も下がったかな?
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霧のサンフランシスコ

2023年07月22日 08時26分35秒 | Weblog
朝食の支度をしていた
柔らかな男性の歌が
なつかしー
手が止まるのが先か 
全身が震えるのが先か

トニー・ベネットさんの訃報
96歳

この歌が好きだった
ダンスステップを踏んだことも

すっかり忘れていた
陶酔

渋谷ジャンジャンで 会のリハーサル

素敵なパリも
 どこか悲しげな灰色に見える
  ローマの栄光も遠い昔の話

マンハッタンではひどく孤独で居場所がなかった
 帰ろう 入り江の我が街へ

時代は変わった
インターネットで検索
何度も聴き返しながら
むかしへと
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「三千三伝」 記憶喪失

2023年07月22日 05時32分33秒 | Weblog
今週木曜日に来客あり
演劇人の集まりで「野口体操」について伝える時間を2時間もらったという

私に話を聞きたいという
前日に準備していた
コロナ前のこと 
昨年秋からの会報「特別号」のことですっかり記憶が飛んでいる

資料を読み直して空白を埋める作業をしている


仮説を立てていたっけ
いやあれは仮説ではない

しかし
しかし
裏付けをとりたい

早朝 書き出しの神託が降った
開通して間もない新幹線に飛び乗ってしまった野口
行動へと駆り立てた出来事から
遠慮なく踏み込ませていただこう
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暮れ方 高円寺

2023年07月18日 13時17分30秒 | Weblog
海の日

日が沈むころ散歩に
南北のメインから
東西に伸びる商店街の入り口に

風に揺れる提灯

頭の中を空っぽにして
ただ歩く

高円寺は商店街が何筋も
ちょっとカオスっぽい町
気楽さは半端ない
ホッ!

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盆明け

2023年07月17日 08時21分54秒 | Weblog
7月17日 

夜明け前

街は寝静まっている
お蔵スタジオの冷房を切り忘れていたようだ

ほのかに漂う残り香
奈良名香 古都の薫

精霊棚を片づけよう
  一時間もかからなかった


        余情
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今夜は送り火を

2023年07月16日 09時00分48秒 | Weblog
お盆さんも今夜限り。
13日、14日とお参りの客人を迎えた。
今夜は送り火を焚くのだが、あっという間の4日間だった。


母が亡くなった時に女優の五大路子さんからいただいた供花が、とても長持ちした。
以来、花はその花屋さんから買うようにしている。

今回もいい花が手に入った。
例年、夏の暑さで長持ちしない切花なのに、百合も菊もイキイキしていて、お盆が終わってからもしばらく楽しむことができそう。

この店は高円寺駅からは離れていて、庚申通り商店街から早稲田通りに出る少し手前にある。
いい花屋さんを見つけた!

今夜は送り火を焚いて、無事に両親を見送りたいもの。
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新盆

2023年07月13日 15時07分14秒 | Weblog
立春の朝に母が亡くなった。
しかし実感が持てないまま、これまで過ごしてきた。
歩いて10数分の施設で、まだ暮らしているような気がしてならない。

最期の脈が消える瞬間を手がしっかり覚えている。
通夜も告別式も四十九日法要と納骨に集まってくれた親戚・一人ひとりの表情も覚えている。
それなのに、母はまだ生きている。
 毎年2階の座敷に設えていたお盆の棚を今年はお蔵スタジオに

すでに最初の客人を迎えた。
そして夕方にはお迎え火を焚く。
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