羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

朝カルオンライン野口体操講座 Zoomバージョンアップ

2021年01月27日 10時42分58秒 | Weblog

お蔵スタジオは冬は寒い。

そこで、空調を強めに入れてしまうので、オンラインレッスンのときにノイズが入ることに気づいた。

話をしているときは声を拾うのであまり耳障りではないが、少し離れて体操をしながら話をしていると、ノイズが大きくなってしまう。

先日、新井英夫さんとZoom打ち合わせを行ったときに、バージョンアップのことを教えていただいた。

早速、試みる。Zoom 5、4、9にあげることに成功。

ここから周辺音をカットすることが以前のより上手くできそう。

明日は、1月28日は、「野口体操ch」の録画撮り予定。

2月6日は朝カルオンライン野口体操講座第6回目が予定されている。

少しでも良い音になってくれることを信じて臨みましょう。

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炎の夜から消失地図帳へ 復刻版

2021年01月27日 05時28分54秒 | Weblog

炎の夜から消失地図帳へ 復刻版

 

昭和20年8月15日 戦後の野口三千三の学びを支えた場所は、東京大空襲からわずかに焼け残った場所であった。

『私家版 野口三千三伝』を再び書きはじめた。

東京体育専門学校のあった渋谷区代々木西原・江口隆哉・宮操子モダンダンス公演をみた神田共立講堂・研究所のあった目黒区平町。

ここに載せた地図の写真を見ると、そこだけが焼け残っていルことがわかる。

文字は読みにくいかと思いますが、白い部分を目を凝らしてみるとわかるかもしれません。

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やっと解った! 東京体育専門学校のこと

2021年01月19日 17時51分16秒 | Weblog

思い出の記

 

本日届いた一冊の本。

『思い出の記』

野口三千三先生が戦争末期から5年間勤めた「東京体育専門学校」の記録。

当時のことで謎としてわからなかったことが、この一冊で合点がいった。

先週から書き始めた「私家版 野口三千三伝 東京編」の資料です。

当時のことが、映像として見えてきました。

当時のことが、音として聞こえてきました。

お陰様です。

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歳の初めに・・・・

2021年01月12日 10時35分50秒 | Weblog

オンラインレッスン お蔵スタジオ

 

1月10日は、朝カルオンライン野口体操講座レッスンをここから発信しました。

昨年の9月から毎月1回のペースで開いてきましたが、これで5回目になりました。

途中で回線がきれるとか、不安定になるとか、画像がフリーズすることもなく、毎回スムーズに配信できています。お陰様です。

10日の回は、私一人が画面に映る方法でした。始める前には自分の顔を見ながら話をすることに、どうなるのことかと心配でした。

内容の出来不出来は別として、抵抗感はまったくなく、あっという間に70分が経過しました。

翌日、参加者限定で1週間のYouTube配信を見せてもらいました。

ビデオ撮りで経験していることですが、動きに関してはもっとゆっくり大ぶりに動かないと、せかせかした印象になることに改めて気付かされました。映る角度にも工夫がいるようです。

野口体操chで経験していたにもかかわらずだったので、反省することしきり。

自分の姿、動き、話を見て聞くことができるのは、とてもいいことです。

野口三千三先生の授業記録を撮影して、ダビングしたものをご覧になっていただきましたが、先生がいちばん学んでいらっしゃったことを思い返しています。

「野口三千三授業記録の会」を始める前には、抵抗していらっしゃった野口先生でしたが、いつの間にか楽しんでいらっしゃったことも。

私も、オンラインでは一人で何もかもこなす体験を、70歳をすぎて楽しめるとは。コロナ前には思いもしないことでした。生きていると何がおこるかわからないと苦笑いをしつつも、野口先生の最後の10年間の心持ちを想像しています。

「自分(野口三千三)と記録づくりとどっちが大切なのかッ!」

往々にして、記録づくりに夢中になる私に、先生から強いお叱りの言葉を投げかけられたこも、今となっては懐かしい思い出です。

 

話がそれました。

次回のオンライン野口体操講座2月、3月は第1週目の土曜日に決まっています。

このときには『自然直伝』の8分のビデオを画面共有で見ていただきたい。野口先生の亡くなる半年前の「上体のぶら下げ」なども入っています。操作がうまくいきますかどうか?・・・・ちょっと心配。

かくして昨年3月に完成したお蔵スタジオは、今年も対面のレッスンはできそうになく、もっぱらオンラインのためのスタジオとして使うことになりそうな予感がしています。

人生最後の締めくくりに、野口体操を深める場として想定していたのですが、ものごとは思うようにならないのが常のようです。

それでも新しい研究方法としてのオンラインレッスンの場になってくれたら、と年頭に思いを新たにしているところです。

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昨日のレッスン 市場籠の中身

2021年01月10日 09時29分39秒 | Weblog

市場籠の中身

 

2021年はじめての朝カルのレッスンは、和気藹々とした雰囲気に終始しました。

市場籠で新宿に行くことに多少の抵抗がありました。

ところがメンバーにも朝カルの担当の方にも好意を持って受けとめていただきました。

今では先端なんだそう。

昭和のお母さんの買い物籠は、実利的に優れています。

入れたものの形を崩さず、安定して運べます。

以後も活用しようと思いました。

 

そして大切な人を失って2回目の教室レッスンでしたが、皆さんが気持ちを合わせて、それぞれが支え合っている空気が流れていました。

哀しみは哀しみ。

それでも野口体操を大切に育てていこう、そうした思いが溢れていたように思いました。

春日大社の鈴も、聲の字源の讃岐石とたたき棒、土鈴も、全て祈りの祭器でした。

窓越しから眺められる夕暮れの中に浮かび上がった富士山に歓声をあげていました。

誰彼となく思わず手を合わせ、佐治さんのご冥福を改めて祈り、一日も早いコロナの収束を願いました。

コロナに耐えながらも、具体策はまだ見つかりませんが佐治さんを失った困難をなんとか切り抜けていこうと思う気持ちが、一人一人の中で強くなったように思い胸が熱くなりました。

対面のレッスンはやはりいいです!

良いメンバーに囲まれて、それぞれに元気をいただくことができます。

ありがとうございます。

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年明け・・・・人はどこから来て どこに行くのか

2021年01月09日 10時47分32秒 | Weblog

2021年 年が明けて 初めてのレッスン。

新宿まで行く。新宿だ。ちょっと懼れる。

腹に力を入れて、マスク2枚重ねて出かけるか?

神楽鈴も持った。声の字源のもの(石板とたたき棒)も持った。土鈴も持った。

ちょうどいい入れ物がなくて、市場籠に入れた。大きさはピッタリだ。

 

新宿に行く。

そう自分に言い聞かせて、涙を拭う。

もう、教室に佐治嘉隆さんはこない。

36年、教室は変わってもいつも同じ位置にいてくださった。

でも、今日からは、そこにはいらっしゃらない。

野口三千三先生亡き後も、常にカメラ目線で、見守ってくださっていた。

この喪失感。

この無力感。

 

人はどこから来て どこに行くのか。

誰にも答えが出せない問いが、年が明けて迫ってきている。

人はどこから来て、どこに行くのか。

野口先生も晩年問いかけていらした。

あの時は何気なく聞いていた。

今は、違う。

人はどこから来て、どこに行くのか。

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久しぶりの面会・・・・知人の介護の話

2021年01月08日 07時34分54秒 | Weblog

母の高齢者施設の窓越し面会は、年始の希望者が多く、予約が取れなかった。

昨日、1月7日にようやく面会することができた。

しばらくぶりなので、どのような状態なのか、少々不安な気持ちを抱えて出かけていった。

まさに杞憂。

エレベーターから出て、私を認めると大きく手を振ってくれた。

最初からテンションが高かった。

いつもの通りスケッチブックを掲げて、話しかけた。

最初から大きな声で文字を読み、私が手元で次の言葉を書いていると、それをちゃんと待ってくれる。

簡単な質問だが、はっきりと答えてくれた。

この反応は初めてのことだった。

さて、次回は緊急事態発出を想定して、予約をしていなかったが、その予想が当たってしまった。

8日、本日から再び窓越し面会は停止となる。

次はいつになるのか。娘である私を認識して喜んでいたかは、定かではない。

それでも喜んでくれた母に会えないのは残念で仕方ないのだが、それは贅沢な思いかもしれない。

実は、お正月に久しぶりにあった70代の方。一人で妻の介護しておられる。

ある日のこと、入浴中に低血圧で意識が朦朧となった妻を、お湯の中から引き上げることの困難。

その時は必死で、動かなくなって重くなった身体を力を振り絞って引き上げたそうだ。

後から知ったことだが、お風呂栓を抜いて水を捨てると引き上げやすくなるという。

また、入浴させるときに、相撲のまわしのように晒しを巻いておくとそこに手がかかるという。

我が家でも母を入浴させるとき、共倒れになりそうになった経験がある。

自宅で介護をされる方々の苦労は、経験があるだけに身につまされる話だ。

 

このコロナ禍にあって、母との面会が叶わなくても、心配しないで日常をおくることができるありがたさを身にしみた2021年正月2日のことだった。

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新春を寿ぎ 新年に貞く 朝カルオンライン講座

2021年01月04日 09時28分07秒 | Weblog

春日大社の鈴 土鈴

祈りを捧げ、御信託を受けるには、鈴はなくてはならない祭器です。

新春にふさわしい清らかなお告げを、春日大社の鈴が依代となってもたらされます。

今年こそ、安寧の一年になりますように。

野口体操を通して、より健康なからだのあり方を探る一年にしたいと思います。

1月10日(日)朝カルオンライン野口体操講座があります。

今回は、講座形式で皆さんのお姿は映りません。

1週間配信されるそうです。

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訃報

2021年01月02日 13時36分54秒 | Weblog

 突然ではありますが、訃報をお伝えします。

 去る12月19日未明のこと、5年近くのがん闘病中であった佐治嘉隆さんが74年の生涯を閉じられました。ご自宅で、ご家族の方々に見守られて、静かなご最期を迎えられたと伺っています。

 コロナ禍の状況をお考えになったご遺族のご意向を大切にして、お通夜・告別式を終えてのご報告とさせていただきます。

 さて、話は1988年に遡ります。当時、野口三千三先生は、仲間内で写真や動画を撮ることを頑に拒んでおられました。ある日、佐治さんが試みに撮影した先生ご自身のビデオ映像をご覧になりました。すかさずきっぱりした声で「お願いします」と一言。それから「野口三千三授業記録の会」の活動が始まりました。先生が亡くなるまでの10年間に、写真・動画、書籍、冊子、ポストカード等々、数多くの記録や作品が、野口三千三・野口体操の宝物として残されました。

 現在、先生没後に「野口体操の会」として活動を行っていくことができるのは、ひとえに写真家・佐治嘉隆さんのお力によります。

「ありがとう」野口先生の声が、泉下からも聞こえてきます。

 

 佐治さんには、「野口体操公式ホームページ」にも関わっていただきました。23年間、管理されていたホームページについて話したいと、ご自宅に呼ばれました。体調のすぐれない中でも、今後を案じて継続する方策を考えておられました。“よい方法はないものか”と思案した結果、実弟の良太郎さんのお力添えを受けて、一旦は羽鳥が引き受けることにしました。先日、その作業を無事に終えて、お通夜の折に、御霊にご報告することができました。佐治さん渾身のホームページは野口体操のもう一つの貴重な宝物になりました。

 

 年が明けて、“ブログ「芭璃庵」を更新しました”とのご連絡をいただきました。《芭璃庵を訪てれいただいた方々へ》と題されて、ご家族の感謝の言葉と故人を偲ぶ写真が最後となりました。

 確かな審美眼と深い洞察に支えられ、自然の美しさと多様性を伝える写真が掲載されていた「芭璃庵」。このブログに写真が増えることがないと思うと、悲しいです。残念です。

 精神的にもしっかり支えてくださった佐治さんを失って途方にくれています。

 ほんの2ヶ月半前の9月まで、朝日カルチャー教室に通われて、穏やかに優しく接してくださったことが最後の思い出となりました。

 今は、ただ、心からのご冥福をお祈りするばかりです。

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元旦の朝 2021年

2021年01月01日 11時11分39秒 | Weblog

元旦の朝 2021年

朝、7時に馬橋稲荷神社。ソーシャル・ディタンスを取りながら、初詣の人とかわす挨拶。

今年の予測はつかないが、元旦の朝日を十分にあびて散策すると気分はよくなる。

お上が当てにならないので、自衛・自粛の幕開けである。

どこまで何が守れるのかわからない。

それでもできることを諦めずにコツコツやっていくことができれば幸せ。

そんなことを考えながら帰宅し、仏壇にお節の一部を供えて、2021年初めてお膳。

お雑煮とお節をいただく。

ちゃんと元気に食事ができる、これはありがたいの一言であります。

 

 

 

 

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2021年元旦 初日出

2021年01月01日 07時11分56秒 | Weblog

明けましておめでとうございます

よい年になりますように

できることを愚直に

みなさまのご健康をお祈りします

 

テレ朝の映像を偶然に撮影しました

 

 

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