萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

クルマの撤去

2008年06月23日 | 日々の記録
今日は会社の駐車場に長らく、置きっぱなしになっていたクルマが撤去された。持ち主は同僚のA氏。A氏は昨年暮れ車検切れ間近の同車を会社の駐車場に置き、買うべきか、廃車にすべきか迷っている内に時間切れとなってしまった。以来六ヶ月、社の駐車場に放置されたままとなる。

A氏の家は9キロ程西にある。通勤手段は電動車に変わった。片道約40分。雨の日も風の日も電動車で通勤してきた。おかげでメタボっていた体が引き締まった。電動車といえども、毎日乗っていれば自転車と同じ効果がある、というのを証明してくれた。

但し、いつまでも会社の駐車場を一台分占領しておくわけにはいかない。都心から離れているとはいえ、この辺も駐車料金は高い。他の社員の目もある。腰の重いT管理部長もついに業を煮やし、先月下旬「6月10日を期日とし、新車を買うのか、廃車にするのかを決断せよ。」とA氏に伝達。

A氏はもともとクルマの運転は苦手な方。クルマは通勤でしか使わない。お住まいは街中だし、お子さんも独立してるし、介護するようなお年よりもいない。あえてクルマはなくてもいい。現に半年間はクルマ無しで生活していた。だが、A氏は迷ったあげく結局“新車”購入を選んだ。小生としては廃車して電動車通勤を継続して欲しかったのだが・・・。

A氏はホンダ「フィット」を購入したようだが、150万円はかかったという。「前のクルマの撤去代も込みだ」というが、撤去代はせいぜい5万円ぐらいのもんだろう。廃車にしてれば145万円の得なのだ。好きなパチンコへの資金としては十分ではないか。どこかに豪勢な旅行に出かけたっていい。「世界一燃費のいいクルマでリッター24キロ走る」というが、ガソリン代は高いまま、タダではない。メタボな身体に戻っちゃうし。いいこと無いんだけどな、クルマって。


以下は撤去の模様を三階の窓から盗撮したもの。


<半年間放置していたので、クルマは動かない。タイヤもペッタンコ。同僚達が借り出され、皆で押す。運転席にいるのがA氏。>


<レッカー車に積み込まれるクルマ。>


<積み込み完了!やれやれ。>
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