![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/76/71b323bf5df989ffa3eed01d480973f2.jpg)
<大学の学び舎とは思えない程の広さだ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f7/6779782ea026128a1f184e8d6e18664f.jpg)
<有名なポプラ並木。台風などで傷みが激しく、立ち入り禁止となっていた。>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f0/d5c271ec08bda9a5ab72ac898b794f35.jpg)
<恵迪寮。30年前とは雲泥の差だ。>
この前、札幌出張の折、時間があったので北海道大学構内を散歩した。東京の私立で学んだ(?)自身と比べると、非常に広い大学で、4年間こんなところで学んだらさぞかし人間の様が変わるだろうと思った。
もっとも、北海道大学に来たのは初めてではない。30年近く前のことだが、学生時代北海道を自転車で回っている時に、構内の恵迪(けいてき)寮に泊めてもらったことがある。
今ではどうかわからないが、当時の国立大学の学生寮は旅行者を低額で泊めてくれた。大抵は数百円で一晩泊まれた。北大の他にも信州大学、山口大学、高知大学、長崎大学に泊めてもらった記憶がある。それぞれに特徴のある学生寮であった。
この時泊めてもらった恵迪寮は木造で、ガラス窓が割れていたり、壁板が剥がれていたり、廃屋のようだった。8月ではあったが夜になると寒いぐらいの気温で、「夏でこれじゃ、冬はどうするのだろう。」と心配したのを覚えている。今回、構内のかなり奥に位置する恵迪寮を訪れてびっくり。木造廃屋のイメージは払拭され、鉄筋コンクリートの建物に変わっていた。
当たり前と言えば当たり前だが、ちょっと淋しい気がした。