萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

小さな自転車の旅 「岩槻あたり」

2008年06月21日 | 自転車関連

<岩槻城址公園。広々していた。>


<見事な蓮>


<元荒川の流れ。白鷺が木にとまっていた。>

朝から雨の天気予報であったので、午前中は大人しくヤンキース戦を観て過ごした。2-4で松井の二本のヒットもむなしく、レッズに負け、8連勝はならず。7連勝中は観戦できず、たまに見た試合が負け試合とは。トホホホ。

試合終了は11時過ぎ、外は雨が降っていないどころか晴れ間が見えている。

ということでぶらっと自転車散歩に出た。途中雨が降ってもいいように、ポンチョと防止をザックに入れておいた。先週は荒川を北へ行ったので、今日は岩槻方面へ足を向け、元荒川あたりを眺めて帰ってこよう、と大体のコースを決め走り出す。お供は雨を考慮すると、泥除けつきで乗車姿勢も楽な「ぐりる丸」にする。

大和田あたりで県道2号線に出て、ひたすら西へ。岩槻城址公園というのが目についたのでよって見る。築城は江戸城と同じで太田道灌という説もある。その後、北条氏、豊臣氏、徳川氏と受け継がれ、江戸時代の終わりまでここに城があった。明治維新後廃城。今は広々した公園で市民のいこいの場になっている。

そこを出て、元荒川に行く。サイクリングロードでも整備されているかと期待したのだが、無かった。この川は名前の通り、元の荒川である。昔の荒川は、東京湾に流れる利根川の支流で今の元荒川の所を流れていた。1629年に関東郡代の伊奈氏が、熊谷市久下あたりで新しい河道を開き、和田吉野川に付け替えて、今の流れになったという。これにより、元荒川流域に住んでいた人は水害が減り、今の荒川流域の人たちは水害が増えたらしい。

今見比べてみても、元荒川の方は穏やかな流れで、堤も低い。荒川の方が土手にしても川幅にしても大ぶりである。

二時半頃まで走ったが、結局雨は降らなかった。
コメント (2)
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