みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

小さな病気の大きな悩み  その4

2016-09-08 10:17:47 | 健康・病気
K子さんの勧めにより石岡医師会病院皮膚科を初めて受診したのが8月26日。河島智子医師と出会えた日。K子さんは初診を申し込む私に付き添ってくれた。

セカンドオピニオンを仰ぐに当たって、7か月間余の皮膚炎の経過をメモした。これもK子さんのアドバイスがあったから。お薬手帳を捲りながら衰えた記憶力をふり絞りつつ、症状、通院してきた医院の診断、処方薬などを記した。経過の一覧票はエクセルA4で3ページになった。そして下記の手紙を添えた。

 本年1月、指先の「ひょう疸(一応完治済)」の治療を受けていた頃から、鼻孔内の吹出物が再発を繰り返すようになりました。(最寄りの医院の)皮膚科で「ヘルペス」と言われ、通院を続けましたが治りません。(中略)5~6月頃、鼻孔内の吹出物の再発が間遠になったように思われましたが、7月上旬、発赤の皮膚炎(最寄りの医院の某医師は帯状疱疹と診断、院長は否定)が一挙に左鼻翼に広がりました。通院を続けましたが、皮膚炎は鼻下と右鼻翼にも広がりました。
 患部の疼痛と刺激痛に悩まされ、治る希望も見出せず、精神的なダメージによる胃の不調も多く、体力も気力も衰えてきました。助けてください。


私のメモ等に目を通された河島医師は、低く静かな声で「これは・・辛いでしょう・・長いですからね・・」と、呟くように言われた。私の辛さに共感し、私の気持に寄り添ってださったのだ。そして語りかけてくれた言葉を、私は忘れられない。「あなたは悩まなくていいんですよ。悩むのは私。私が悩むんですからね。」と。心まで弱っている患者に代わって、河島医師が患者の悩みを引き受けてくれるのだ。精神的にも参っている私にとって、何と有難い言葉だったことだろう!

落着いたご様子ながら、診察、判断、処置、処方は早かった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿