世界は良くなっていく、と信じたい(最底辺労働者のつぶやき)。

2024-02-03 19:30:27 | Weblog

イスラエルが行う、ガザでの虐殺は止まらないし、

アメリカは国策としてイランに空爆を開始した。

ロシアはウクライナを諦める兆候もない。

我が国ではミサイルを輸出できるように、我々が知らないうちになったし、

裏金をガッポリ得ていた政治家たちは起訴さえ、されなかった。

コンビニでは何百円かのコーヒーを不正に買ったオジサンが逮捕されたのに、だ。

そして被災者は劣悪な環境の中で耐えている。

 

 

僕は極東の日本という国で、音楽をやりながら、

トラックドライバーとして日々の糧を得ている。

何故トラックドライバーか?と言えば、そこが人手不足で、

その職種なら仕事にありつけるからだ。他に理由はない。本当はクルマなんか毎日乗りたくはない。

そして

この職は悪名高い、長時間労働・低賃金である。

むかし3Kというのがあったよな。キツイ、汚い、・・・あと何だっけ?

 

で、2024年問題というのがある。

まさに今だ。この4月から施行される。

運送業を管理する、国の組織が、長時間労働が出来ないように介入してくるのだ。

やめてくれよな、面倒くさい・・・と僕も思っていた。

今までみたいに働けないじゃんか、と。

でも、最近気付いた。

これって・・・・・労働者側に立ったもの、なのだ。

こういう規制がなければ「雇う側」は、

いくらでも低賃金で長時間労働を我々労働者に強いることが出来る。

我々にはトラック運転手の他に(ある程度稼げる)職なんか、ないから。

 

ある程度稼げる、と書くといいように見えるかもだが、そこに長時間という要素が加わる。

それで考えると僕の時給は多分最低賃金より下だ。ひどいものだ。

 

誰がどう考えてもこの資本主義社会においては「資本家」の方が絶大に強い。

彼らは我々を早朝から深夜まで働かせて、自分たちはのうのうと暮らす。

そういう社会である、ここは。

そこに(僅かながら)国家が介入してきたのだ。

「働き方改革」と言うのは実は我々にとって、とてもありがたいものなのだ。

 

世界は、こんな風に・・・・良くなって行く、という面もある。

 

最悪のドナルド・トランプがまた大統領になるかもしれないし、

ヨーロッパではブレクジットの混乱の余波もまだ続いている。

中東はまた火種の中に居るし、ウクライナもだ。

日本の裏金政治家たちは起訴されはしない。地震の被災者は救済されない。

 

でもそれらは全部、前の時代の「負」の側面の揺り返しなのだ。

今後は・・・・「良いほう」に変わって行くと信じたい。

 

この2024年問題の帰結だってどうなるか全然わからない。

でも、「働き方改革」というのはきっと、

我々のような最底辺の労働者を救うために起動したのだ。

 

資本家は我々をこき使うことしか考えていない。

我々から「搾取」することだけだ。

でも、それに反する制度が動き出すのだ。

 

未来に、希望を持とうと思う。

我々のような、全く学歴もない、社会の最底辺の労働者のことを、

考えてくれた人たちが存在するのだこの国には。

 

感謝したい。

そして、頑張ろう。きっとこの世界は、いい方に変わってゆく。

そう信じたい。

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