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ちょっとまた創作お休み。
引用をひとつ。
トルーマン・カポーティ
短編集、「夜の樹」の中の「夢を売る女」
の一節。
「あらゆるものごとのなかでいちばん悲しいことは、
個人のことなどおかまいなしに世界が動いていることだ。
もし誰かが恋人と別れたら、世界は彼のために
動くのをやめるべきだ。
もし誰かがこの世から消えたら、
やはり世界は動くのをやめるべきだ。
しかし実際には、決してそんなことは起こらない。
多くの人間が朝起きる本当の理由はそこにあった。
つまり、
ひとは重大な意味があるからそうするのではなく、
意味がないからそうするのだ。」
川本三郎 訳
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