G&L skyhawk LEO FENDER signature model

2006-10-14 20:15:52 | Weblog
俺のギターはG&L、3トーンサンバーストで、
レオ・フェンダー シグネイチャーモデルなんだ。
TEXASにも、NYにも、北京にもこいつと
一緒に行ったんだ。
ひどい気分で弾かなきゃならない時もあったし、
実際のところステージで
何度も放り投げたり、アンプに叩きつけたり、
俺と一緒に派手に倒れたり、
ずいぶんラフに扱われてるんだけど
全然大丈夫で、
いつでも俺の思い通りの音で、
大声で泣き叫んでくれるんだ。
こいつと出会ってから、もう10何年も経つんだな。
12年?か13年だな。
こいつは心斎橋のI楽器の片隅・・・
いや、ショーウインドウに立っていたんだ。
普通のストラトキャスターにしか見えない
って奴もいるみたいだけど、全然違うんだ。
俺は一目見て、
「何だ?この異常に個性的な奴は?」
と思ったんだ、本当に。
もちろんローンを組んで買ったんだ。
ちょっと恥ずかしい話だけど、
USAのギターを手に入れたのはそれが最初だった。
高いギターとか、興味なかったんだ。
どうせ壊すし(笑)、そんな道具に金出すんだったら
その分で飲み歩いたほうがマシだと思ってたんだ。
ちょっと高かったからって、ていねいに扱ったり、
結局してないしな。
嬉しかったのは、俺はレオ・フェンダーって人が
天才だったんだ、と今でも思ってるんだけど、
USAのG&Lってことはレオ・フェンダー直結、
っていうか彼が直接、触れたかもしれないよな。
それが良かった。
もうひとつ、何かのコピーモデルや、
昔のギターのリイシューモデルじゃない、ってこと。
G&Lオリジナルの「スカイホーク」。
それがこいつの名前だ。
・・ちょっとダセぇ名前(笑)。
それはそれでいい感じ。
未だに最高の音を出す。
・・・ていうか、年々良くなっていってるんだぜ、
恐ろしいことに。
こいつを手に入れてから何年か後に、
レオ・フェンダーは亡くなったんだ。
その後はシグネイチャーモデル(サインが印刷してある)
は生産されていないんだよ。
G&Lは、天才レオ・フェンダーの
生涯最後の仕事だったんだ。
俺のスカイホークもね。
・・・そんなギター。
そんなギターが、俺のギターなんだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢を売る女 | トップ | UNTITLED »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事