無事終了したハードレインでの「赤井祭り」。
とてもとても心和む、良い夜になった。
寒い寒い日だったが、「暖かなもの」は、我々が創り出せばいいのだ。
俺は本当に、ライヴハウスという文化が好きだし、
それぞれ自分たちで楽曲をつくっているバンド達を愛おしく思う。
そして勿論、
それを楽しんでくれるお客さんたちの存在があってこそ、バンドたちはこの世に存在できます。
ご来場いただいた方々に心からの感謝と愛を。
競演バンドたちは本当に「親戚筋」みたいな感じがしてしまって、可笑しかった。
赤井くんを筆頭に、彼らに出会えて良かったよ。
我々はシアワセモノだ。バンドを演れることは幸福だ。
縄文時代だったらこうはいかなかった・・・・・・・・当然か。
江戸時代でも無理だったな。電気とかないし。
ぐっと近代に近付いて・・・戦争中も、無理だったよね。戦後すぐも、物資不足とか食糧難で、それどころじゃなかっただろう。
ほんの30年前でも、いい歳をした大人・・・・それも中年過ぎの大人が、
(プロでもないのに)ここまでバンド精力と情熱をつぎ込んでいたら、
やはり周囲から非難されたり、奇異に見られたりしたんじゃないかな。
大体、30年前はライヴハウスって、数が少なかったよ。
大阪全部で、両手で数えられるくらいしかなかったと思う。
音楽スタジオも、少なかったし楽器屋もそうだ。
ギブソン、フェンダーは高価で、とても買えなかった。
FENDERのロゴのシールとかが割高で売られていた。哀しい商品。
だから今はシアワセだ。
いつまで演れるか?というのを考えるのはネガティヴな面ばかりではない。
「今、演れてることの貴重さ」を実感できるからだ。
昨日は、特にそうだった。
昨年の10月、11月、12月にROCA'66がライヴやらなかったのは
俺の健康問題だった。
当然これからも、健康問題は出てくるだろう。メンバーにも、メンバーの家族にも、お客さんにも。
だからこそ、
ライヴ一回一回を、大事に大事に演っていこう。
ありきたりで優等生的な結論だが、それしかない。
もっと謙虚になろうと思う。
来週、我々ROCA'66は、大阪・扇町のライヴハウス「PARA-DICE」に出演する。
今の我々は絶好調。
来て欲しい。
すごくいいのが演れると思うから。
そっちの具合悪いのが気になるなぁ。寒いからかな。早く暖かくなるといいんだけど。