超深層心理的

2020-12-06 17:08:13 | Weblog

「生きること」は、とてもとても”両義的”な行為である、

と言うことを私は、

今朝見た夢の中で思い知った。

 

夢の内容はあらかた忘れてしまったから

ここに言語化して記すことは出来ないのが悔しいのだが

 

きっと、

 

私の哀しみは私の喜びであり失望は希望であり、絶望はスタート地点であり、、

私が憎んでいるものは私が憧れているものであり、

喪失は単に、獲得の裏返しでしかない。

 

究極的には我々は死とともに生きているのだ。

 

こないだ使って自分でハッとしてしまったのだが、

「宿命」という言葉はとても重い。剃刀の刃にうっかり触れてしまったみたいだった。

どこまでもどこまでも深読みしてしまえる言葉。

 

そうそう、その夢の中ではエロスが確実に死のイメージだった。

 

そして死は再生のイメージ。

 

 

断片的にしか思い出せなくて歯痒い。

 

 

きっと我々の脳には「夢を記録しておく」という機能がないのだそもそもの初めから。

 

 

だからあっさりと忘れていく。

 

イメージもやがて跡形もなく消える。

 

 

夢の中でも私は、まるで「もがく」みたいに、「しがみつく」みたいにして生きていた。

 

 

その点は、目覚めても同じだ。

 

 

違うのは、夢の中では深層心理的なあれこれ・・・・・が、

 

現実として、姿かたちを持って現れていた。

 

 

 

あの世界って

 

 

気が遠くなりそうなほど甘美で

 

 

それでいて

 

 

 

底知れず恐い。

 

 

でもそんな夢を見たおかげで今の私は

 

 

まるで浄化されたような気分。

 

 

 

 

濾過された水みたいな。

 

 

 

 

激動と激変の2020年の終わりに差し掛かった今になって。

 

 

 

コメント (6)
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