遊んでんじゃねえ、でも仕事でもねえ。

2020-12-01 21:29:50 | Weblog

こないだの土曜日のラジオ「ウィークエンドサンシャイン」は唐突に、

プリンス特集だった。

それも、アルバム「サインオブザタイムス」のデラックスエディションからの選曲。

仕事だったので途中までしかちゃんと聴けなかったのだが、素晴らしかった。

それで、その中に、未発表の、なんと「帝王」マイルズディヴィスとの共演作があったのだ。

「CAN   I  PLAY  WITH  YOU?」という曲で、けっこう過激だった。

それで思ったのだがこのタイトル、さすがのプリンスもマイルズに対して敬意を表してる、というか

ほとんど「謙譲語」だよね、これ。

「一緒にプレイしてもいいですか?」っていう感じか。

周知の事実、というか「そんなの有名♪」な話なのだが英語では

「プレイ」の意味、と言うか概念が「遊ぶ」だけではなくて

「演奏する」もプレイだし

プロ野球選手だって「競技をする」ことが「プレイ」なのだ。

だからさっきの「CAN  I  PLAY  WITH  YOU?」にしたって、

文脈によっては子供が、「一緒に遊んでもいいかな?」と言っているようにも取れる。

我々・・・というか、少なくとも僕は、演奏することを単純に「遊び」と捉えることが出来ない。

その反面、「遊び」であることの自由さを忘れたくない、とも思っている。

「仕事」では決してないし、「仕事」とは考えたくないのだ。

でも「遊び」っていうほど気楽でもない。

楽しいことばかりではないからだ。

以前話題に出てきた「アリとキリギリス」のキリギリスみたいに、

例えば僕がギターを弾いていたとしても「何遊んでんの!?」などと言われたくはないのだ。

遊んでんじゃないんだ、じゃあ何してるかって言えば・・・・・・・・・・・・・

わざわざ大げさに言うけど、「魂と対峙」してるのだ。

でもそれだって英語で言えば「プレイ」。

「WHAT  ARE  YOU  PLAYING????」と言われて「NO、I   PLAYNG  GUITER」と答える。

 

それ、遊んでんじゃんかよ。

 

いや、だからさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

遊んでんじゃねえっての。

 

コメント
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