「時間」について、「年齢」について。  2020年、冬。

2020-12-27 19:04:40 | Weblog

こないだ、ふと気づいたんだけどさ、

例えば・・・・・・・・・・・15歳の少年、もしくは少女が

30過ぎになるまで、たった15年しかないんだぜ?

 

短い。

 

言うまでもなく、僕も、そして「君」も、15歳の少年、もしくは少女だった。

 

そこからたった15回の春夏秋冬、たった15回の年末年始を経れば、もう30歳過ぎで、

「もう若くない」と他人から言われたりする。

 

でももう、その30過ぎの時代もとっくに過ぎ去ってしまって今は

50代半ば、である。

 

30過ぎだった時代を今では「若かった」と思ってしまうけど、

 

もしも90歳くらいまで生きたとしたら、50歳代の時代を

「若かった」という感慨とともに思い出すのかもしれない。

 

そんなに長く生きられるかどうか?は、誰にもわからない。

 

しかし思うのだけれど

 

「世に出る」ためには、若いうちに挑戦して、しかも成功しなければならない。

 

僕は27歳の時に、ビクターレコードの担当者から「歳喰いすぎ」と言われた経験がある。

 

は?

 

まあいいけどさ。限定されたものだったにしろ・・・・それは正論だったんだろうし。

 

今思えばあそこで無理やり頑張ってしがみついて、いい格好をして、

「メジャーと契約」なんて、しなくてよかったのだ。

 

バンドはもう解体寸前だったんだから。

 

 

人生は長い、と僕は思う。

 

 

でも「世に出る」チャンスのある時期って実は、すごく短いのだ。

 

 

 

自問自答する、俺は、「世に出たかった」のか?

 

 

まあ・・・・・どっちでもよかった。

 

 

 

その程度の執着心の奴は、それでよかったんじゃないかな。

 

 

 

小市民的な、今の生活を僕はけっこう、気に入ってすら、いるのだから。

 

 

 

それにしてもそれにしても。

 

 

 

「年齢」とか「時間の経過」とかって、

 

 

 

どんな風に、どんな角度から考えても不可思議で不可解で、

 

 

 

わけわかんない

 

 

 

わよ。

 

 

 

 

 

コメント
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