まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第16回九州八十八ヶ所百八霊場めぐり~今年もまた大雨の時季がやって来た

2024年07月01日 | 九州八十八ヶ所百八霊場

今年もまた線状降水帯が発生する季節となった。このところ毎年どこかの地域でまるで当番にでも当たるがごとく被害が出ている。7月に入り、広島県内は前夜から大雨が続き、幸い大きな被害はないようだがそれでも気がかり。またこの直前には南九州が大雨だった。

さて、九州八十八ヶ所百八霊場めぐりである。前回は5月中旬、鹿児島で行われるホークス対バファローズの試合観戦と組み合わせてのものだったが、残念ながら雨天中止。代わりに、日置市にある第49番・剣山寺に先に参詣した後、午後の時間を指宿枕崎線の乗り鉄に充てたのだが、途中停車の日本最南端の駅・西大山でのわずかな停車時間にホームに出てそのまま列車に置き去りにされるというハプニング。雨の中タクシーで枕崎に向かい、枕崎で車内に置いたままの荷物は回収できたが、帰りの列車は途中大雨のために遅れ、予定していた新幹線に間に合わなかった・・というドタバタだった。

今回のターゲットは鹿児島市内の第45番・大歓寺、そして枕崎にある第97番・大国寺である。これで最南端の薩摩半島を回り終えることになる。当初は遠方の宮崎、鹿児島両県をどう回ろうかと思案したものだったが、1泊2日ずつでも結構広範囲に回ることができ、乗り鉄も楽しめている。

6月29日、30日という今年のちょうど折り返しの週末に出かけることにした。29日は鹿児島入り後、大歓寺を訪ね、その後は鹿児島市内を回ってそのまま宿泊。そして30日はレンタカーで薩摩半島に向かい、その途中、枕崎の大国寺を訪ね、最後は川内駅でレンタカーを返却する。九州一周のコマを進め、この次で北薩の2ヶ所をめぐって鹿児島県の札所をコンプリートする予定である。

広島6時53分発「こだま781号」博多行きで出発。広島から西へ安く向かう時の定番。この先の鹿児島は前日28日から大雨で、この日も雨が続くとある。車内でぼんやり過ごすうちに博多に着き、8時40分発「さくら403号」に乗り継ぐ。この組み合わせ、日本旅行の「バリ得」の定番である。この先、九州新幹線の沿線ではこの組み合わせで安くアクセスすることができ、利用する機会も増えるだろう。

熊本を過ぎたが、この辺りはくもり。右手の車窓奥には雲仙の姿を見ることができる。

出水の手前では不知火海もちらりと見える。今回は新幹線での往復だが、次あたりは不知火海、東シナ海に近いところも走る肥薩おれんじ鉄道にも乗ってみたいものである。

川内を発車し、次は終点・鹿児島中央。車窓を見る限りでは雨はそれほど強く降っていないが、車内案内では、鹿児島エリアの鹿児島線、日豊線、指宿枕崎線、いずれも運転見合わせとあった。幸か不幸か、今回の行程で在来線に乗る予定はないので影響はなさそうだが・・。

これから向かう大歓寺へは駅前からバスで向かう。九州八十八ヶ所百八霊場めぐり公式サイト掲載の案内では、中草牟田が最寄りという。バスの行き先案内を見て、伊敷方面の乗り場に向かう・・。

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