まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第80番「玉照院」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(久しぶりに動いた札所めぐりをかなり後になって記事に・・)

2024年07月31日 | 広島新四国八十八ヶ所

・・いったいいつまでかかっているのかという広島新四国八十八ヶ所めぐり。このカテゴリーの前回の記事が4月中旬、さすがに桜も散った後のことである。この時には第79番・浄土王院を訪ね、ようやく80番台に差し掛かった。

それから約2ヶ月空いた6月16日、この先の札所でポツンと存在する第80番・玉照院を訪ねることにした。たまたまこの日の午前中に時間が空き、午後までの一時でサクッと回ってみよう。

玉照院があるのは佐伯区の広島市植物公園の手前。公共交通機関でも五日市駅からバスで行くことができる。本来なら、広島市のスポットである植物公園とセットで訪ねた紀行文とすべきなのだろうが、6月というか夏になると見頃の植物もそれほどないようで・・(いや、6月ならあじさいが見頃じゃろ?と言われればそれまでだが)。そのまま帰宅したらちょうどこの日デーゲームで行われる交流戦・バファローズ対スワローズ戦のテレビ桟敷に間に合うだろう・・。

今回は時間短縮も兼ねて軽自動車で出かける。西広島バイパスで五日市まで行き、植物公園を目印に走らせる。もう少しでゲートというところで手前の道から上り坂の境内に入る。いったん山門の脇を抜けたスペースに駐車する。

玉照院の由来は安土桃山時代に安国寺恵瓊により開かれた国泰寺の塔頭寺院で、関ヶ原の戦い以降は福島氏、浅野氏により保護された。しかし広島への原爆投下で破壊され、現在地に移ったのは平成元年のことである。広島新四国八十八ヶ所といえばどうしても原爆の被害は避けて通れず、またその後も市内の再開発にともない郊外に移転するところも多い。札所番号があちらこちらに飛ぶのも致し方ないが、あくまで番号順に回ろうとすると本来とは逆方向への移動が重なることも・・。

本堂の扉は閉まっているので、扉の前でのお勤めとする。曹洞宗の寺院で、本尊は釈迦牟尼佛である。

朱印は寺務所のインターフォンを鳴らし、対応いただいた。

さてこれで広島新四国の満願まで残り8ヶ所となった。次からはJR・広電の廿日市から間近なところが3ヶ所、西区己斐に1ヶ所、そしていよいよ宮島で最後4ヶ所である(・・・と思ったが、そのうちの1ヶ所・第85番が札所を返上して、その後に東区の荒神陸橋近くの寺院が現在第85番を名乗っているという。荒神陸橋の近くといえば、すぐ近くにマツダスタジアムがあるぞ・・)。

6月のお出かけを1ヶ月以上経ったタイミングで投稿というのも、ネタ潰し感がありありだが、まあそこはきちんとバファローズの勝利を祈ったということで帰宅。この日は、序盤に先制されたバファローズがすぐさま逆転し、その後は両チーム合わせて32安打が飛び交ったが、結果9対3でバファローズの勝利。この時は、得意の交流戦で白星を積み重ねれば、夏場以降に大きく逆転する機会が生まれると思ったのだが・・・。

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