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丹沢へ水汲みに

2013年11月12日 18時58分48秒 | つれづれなるままに
いつ以来かな、久しぶりに丹沢へ水汲みに出かけた。
今年は白州帰還が定期的になり、3週間で70リットルを消費するペースでうまく回ってきた。
ところがここへきて寒くなり、お湯系を口にすることが多くなったことや、鍋料理をするようになったことで消費量が増えたようだ。さらに今月は煙突の故障・修理の関係で定期的帰還ができず、29日まで補給ができない。やむなく今日丹沢まで行ったきた。
10/25に70リットルフル確保から2週間ちょいで空になったのだから、29日までもつかどうか。少し節約気味で消費しよう。
山は寒かったです。天気がかんばしくないのに登山者も多く来てました。「護摩の水」は登山道からちょっと行った所。これから尾根道に入ろうという登山者が水を補給して行くようです。僕が登山に行ってたころはこんな所寄らなかったのに。整備されて山の案内書にも「水場」として紹介されてるのではないだろうか。
川崎ナンバーのトラックが4リットルボトル満載で水汲みに来てました。汲むのに時間もかかりますよ。僕が行く前からやってて、僕は「お先に」で帰ってきたしだい。あんなに大量に持って行くのは初めてみました。
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マエストロ稽古

2013年11月08日 11時16分57秒 | 第九に挑戦
来月の今日は公演だ。練習もあと4回しかない。
昨日は初めてマエストロ宮本文昭さんが来られて、合唱指導を受けた。
まず印象だけど、先入観では「芸術家、それなりに名をなした、だからちょっと堅物」だと思ってましたが、そうでもないようでした。我々が発声練習を終わった頃におもむろにやってきて、自己紹介も自慢話のようなものを織り交ぜながら、第九のうんちくをチクリじゃないかと思ってたら、そんなのなし。練習開始1時間前から楽屋に来てて、新聞社のインタビューを受けてたとか。6時半ぴったりに舞台に現われ、「いい合唱をつくりましょう」と挨拶しただけ。「みんなの歌を聞かせて」で早速指導に入っていった。話もうまいし、団員をのせていく雰囲気作りもうまいもんだと感心。公演に向かってだんだん厳しくなるだろうと思いつつも、自分の先入観が的外れだったことにホッとした。
さて指導なんですが、もうしょっぱなに「これが合唱なんだ」と思わせる指摘が飛んできた。これまでは発音、メロディー、要するに「歌」の練習どまりだったということを全員理解したんじゃないだろうか。
最初の合唱8小節を1回歌ったあとですぐ「この8小節の流れ、抑揚、ベートーベンの想いを解って、どこに向かって歌うのかを理解しよう」と言いながら、あえて大げさにアクセントの付け方を指導された。さらに「みんなの歌い方はお坊さんのお経と同じ。うちの祖父は敬虔な仏教徒だったんだけど、朝から晩まで仏壇の前でお経あげてた。あれみたい」というのです。「やり過ぎと思うかもいれないけど、こんな感じで抑揚をつけよう。ドラマ性がつくし、歌に厚みがつくんだ」とおっしゃる。
言われてすぐできるわけじゃないけど、それなりにやってみるとうまくなったように聞こえるから不思議だ。ここで力を発揮したのは助っ人のセミプロさん達。彼らはこういう指導には慣れてるし、その技術も持ってる。われわれとは反応が違う。
各フェーズこんな調子で教えていく。結局昨日は後半の1/3は歌わずじまい。それだけ指導ポイントが多かったということだろう。もっと発音とか子音の前処理のこととかを細かく言われるかと思ってたが、そんなレベルはなし。歌のドラマ性の追求が指導の主だった。
「うん、これが合唱だ」と全員が思っただろう。練習時間があと30分くらいになった頃、ここで休憩をいれるかが問題になった時、女性の中から「続けましょう」という声があがってそのまま続けた場面があった。みんなそれなりに「酔った」んじゃないかな。
こういうことなんですね。指導者の力、合唱のおもしろさ、第九の凄さ 改めて認識させられた練習でした。楽譜は赤ペンの注意書きでひどいものになってきた。言葉で注釈してもだめで、自分なりの記号や線で指導内容を表現する工夫をしてる。
次回は来週の木曜日だ。復習をしっかりやっておこう。
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中国に無関心でいられない

2013年11月01日 17時29分46秒 | つれづれなるままに
中国国内でのウイグル人の問題には無関心ではいられない。なぜか? 隣人がウイグル人家族だからです。
数年前に建売を買って越して来て以来おつきあいをしてます。45歳くらいの御夫婦で中1の娘さんと小1の息子さんがいらっしゃいます。全員が日本語話せます。御夫婦は日本の大学で学び、外資系の会社に就職し、結婚しました。数年前悩んだ末に「日本に帰化する」と重い決断をされたという話です。祖国ウイグルを捨ててでも中国人になることはできなかったのだそうです。漢民族はウイグル人を抑圧してると話ます。危ない目にもあってきたようです。
昨日の朝塀越しに御主人と今の情勢について話をしました。「老婆が入ってテロやりますか?」「中国が事件を利用してますますウイグル抑圧を強めるだろう」と言ってました。
僕もそうだろうと思います。第一に炎上そのものがウイグル人の仕業だとする証拠はなにも示されてない。朝日新聞によれば事件の後即座にウイグル自治区の片田舎まで特定個人の捜査がおこなわれたらしい。北京ではウイグル人への抑圧が強くなってる。自治区での抑圧が増しているが、その情勢は表に全く出てこない。管制されてるのでしょう。
中国は今「力」で世界に押し出してきてます。経済力を背景に武力で周りを抑え込めると考えるのでしょうね。そうすることで国内の不満を収めたいとも考えてるのでしょう。尖閣での海警の出動もその一つでしょう。ウイグルの扱いもそのひとつです。
そもそも民族、文化、宗教が全く異なるウイグルを自国に取り込もうとすること自体が無理でしょう。それは中国の長い歴史の中にいくつも事例があるじゃないですか。さらに1つの国として維持できる広さ、国民の数に限界があることも歴史が教えてるじゃないですか。
今の中国の企みは絶対に成功しないと僕は考えてます。そんなわがままな集団の企みで4人家族が辛い生活を余儀なくされてるのを見てると無関心ではいられないのです。
この夏家族4人で国に帰られたようで、どうでしたと話をしたことがあります。「いつかいっしょに行きますか?案内しますよ」と誘ってくれました。こんないい話があるんですよ。安全な場所でないと行けないじゃないですか。
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