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バイデンさんが来て、国内議論の方向が決まったな

2022年05月25日 08時05分40秒 | つれづれなるままに
ロシア、ウクライナがこんな状態の時にバイデンさんが韓国、日本と話し合い、さらにインド、豪州も含めて会議することで、日本国内でこれから行われる議論の方向が整理されたと見ました。 さすがバイデンですね。いや、バイデンさんじゃない、米国の力。良い悪いは別にして、一方の「親分」であることは間違いない。
防衛・安全保障政策では日本がより一層防衛力の強化に努める方向が見えてきました。支出の面ではGDPの2%=年間予算の1割=約10兆円の方向なんでしょうね。技術面では「敵基地攻撃能力」を持つのか持てないのか。それと核の持ち込みを許すのかな、米軍の核を共同保有する という話はすでに出てきてる。
経済・貿易政策では中国封じ込めが色濃くなっていくんでしょうね。大きく変ったのはインド。
QUADで太平洋の重要な一員と認められ、安全保障も約束されたのだろう。さらに中国牽制で頼りにしてたロシアの先行きが危うくなってきてることもあって、この際米国傘下で自国の安全を図ろうと方向転換したようですね。これで米国主体の「インド太平洋地域の協力体制=中国封じ込め」の形はできたんでしょうね。そうなると東アジア、環太平洋で積み上げてきた経済貿易連携(TPP、RCEP等)をどうするかが日本にとってこれから難題になるんでしょうね。TPPは米国も中国も加盟してない、RCEPは中国が加盟してる。今回米国が言いだしたIPEFは当然中国は入ってない。高度な(関税の撤廃まで意識してる)貿易を構想し、率先して進めてきたTPPを止めるんだろうか。TPPとIPEFの両立は難しい話だと思うのだが。両連携に同時加盟しそうな国も7か国ある。基準が2つあったのでは契約できんでしょう。ここをきちんと舵取りしていく義務が日本にはありそう。 まっ、「中国を封じ込める」ということで大きな流れにはなるだろうから、まとまれるのかな。TPPはご破算方向? あんなにもめたTPPも10年経つとこんな扱いになる 世の中は難しいね。 何の苦労だったんだろうか。
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