昨日政府の「GX実行会議」があったはず。もう1年半前から10数度会議を重ねて来てる。
この会議関係者、議事録はここから参照できます。
将来的にクリーンな社会にしていくには を有識者で議論し、国の将来像を作ろうという目的。
当然だが一番大きい課題は二酸化炭素を排出しないエネルギーは でしょうね。
僕にとっても 今一番大きな課題です。 先日「これからは水素じゃないか」と書きました。
まず絶対前提 それは庶民が生活する上でのエネルギー基盤は電気だということ。これは変わらないだろうな。便利だし、インフラの整備も確実に進んできた。もう一つ 世界的に共通するエネルギーだということ。ここが揺らぐほどのエネルギー形態は当分出現しないでしょう。だから故に「発電」をどうやってやるか、そこでいかにCO2の排出を削減していくかが問われ、新しいエネルギー政策が必要とされてる。
そこを決めていこうという国の会議体だから注視してます。この会議体 僕は真っ当なものとは見てません。これまでの(今の)政府のやり方をいろいろ見て来た中で信じられないのです。いろんな注視点、不審点はありますが、一点だけ。原子力発電をどう認識し、どう扱おうとしてるか。 ゼロベースに立っているかが気になります。多分そうじゃ無いでしょう。「こういう会議体の結論です。発電のベースは原子力でやっていきます」との結論有りきの気がして。
先日朝日新聞に電気の今、諸外国では の特集記事があった。
・南オーストラリア州 風車発電と多大なバッテリー(テスラ イーロンマスク氏が関与)で
2022年に10日間だが州で必要な電気量を完全に賄った。
・西オーストラリア州では再生可能エネルギー発電の電気で水を分解、「グリーン水素」を
作り、空気中の窒素と反応させて「グリーンアンモニア」を作る。
これを「エネルギーの輸出品」とみなして、輸出産業にしようとしてる。
アンモニアは火力発電所の石炭石油の代替品になりうる。燃やしてもCO2はでない。
・溜めることが難しい電気 揚水発電で余った電気を水の位置エネルギーに変換する方法は
実践されてる。アメリカ、中国では高い鉄塔、専用ビルを作って、重い物体を高所に大量に
保存することで位置エネルギーに変換する実証が行われてる。
再生可能エネルギーの弱点 発電量のムラをこういった電気保存技術で補おうとしてる。
さてさてこんな世界技術情勢の中で 日本はどういうスタンスを取るべきなんでしょう。気持ち悪いのは「一度動き出したプロジェクトは何が起きても変更しない、出来ない日本人のキャラ」。 今2020年代の半ばにあって、「原子力で行く」と決めることは果たして正しいんだろうか? だからゼロベースで議論してほしいのです。世界でガラパゴスになるんじゃないの?
全く別の意味で原発のいくつかは意図的に残さざるを得ないでしょうね。廃炉作業のための技術継承です。 こういう原発と発電基盤としての原発は切り分けて議論すべきです。ごちゃごちゃにして議論するのも日本人為政者のキャラですね。
GX実行会議 委員のひとり、三菱商事系会社の社長 岡藤さんは水素、アンモニアも視野に入れようと発言されてるフシ。中部電力の勝野社長は原子力の必要性を強調されてるフシ。 自分の会社に良かれじゃないのかね。 この先誰がどういう基準で将来像を決定するんだろうか。
この会議関係者、議事録はここから参照できます。
将来的にクリーンな社会にしていくには を有識者で議論し、国の将来像を作ろうという目的。
当然だが一番大きい課題は二酸化炭素を排出しないエネルギーは でしょうね。
僕にとっても 今一番大きな課題です。 先日「これからは水素じゃないか」と書きました。
まず絶対前提 それは庶民が生活する上でのエネルギー基盤は電気だということ。これは変わらないだろうな。便利だし、インフラの整備も確実に進んできた。もう一つ 世界的に共通するエネルギーだということ。ここが揺らぐほどのエネルギー形態は当分出現しないでしょう。だから故に「発電」をどうやってやるか、そこでいかにCO2の排出を削減していくかが問われ、新しいエネルギー政策が必要とされてる。
そこを決めていこうという国の会議体だから注視してます。この会議体 僕は真っ当なものとは見てません。これまでの(今の)政府のやり方をいろいろ見て来た中で信じられないのです。いろんな注視点、不審点はありますが、一点だけ。原子力発電をどう認識し、どう扱おうとしてるか。 ゼロベースに立っているかが気になります。多分そうじゃ無いでしょう。「こういう会議体の結論です。発電のベースは原子力でやっていきます」との結論有りきの気がして。
先日朝日新聞に電気の今、諸外国では の特集記事があった。
・南オーストラリア州 風車発電と多大なバッテリー(テスラ イーロンマスク氏が関与)で
2022年に10日間だが州で必要な電気量を完全に賄った。
・西オーストラリア州では再生可能エネルギー発電の電気で水を分解、「グリーン水素」を
作り、空気中の窒素と反応させて「グリーンアンモニア」を作る。
これを「エネルギーの輸出品」とみなして、輸出産業にしようとしてる。
アンモニアは火力発電所の石炭石油の代替品になりうる。燃やしてもCO2はでない。
・溜めることが難しい電気 揚水発電で余った電気を水の位置エネルギーに変換する方法は
実践されてる。アメリカ、中国では高い鉄塔、専用ビルを作って、重い物体を高所に大量に
保存することで位置エネルギーに変換する実証が行われてる。
再生可能エネルギーの弱点 発電量のムラをこういった電気保存技術で補おうとしてる。
さてさてこんな世界技術情勢の中で 日本はどういうスタンスを取るべきなんでしょう。気持ち悪いのは「一度動き出したプロジェクトは何が起きても変更しない、出来ない日本人のキャラ」。 今2020年代の半ばにあって、「原子力で行く」と決めることは果たして正しいんだろうか? だからゼロベースで議論してほしいのです。世界でガラパゴスになるんじゃないの?
全く別の意味で原発のいくつかは意図的に残さざるを得ないでしょうね。廃炉作業のための技術継承です。 こういう原発と発電基盤としての原発は切り分けて議論すべきです。ごちゃごちゃにして議論するのも日本人為政者のキャラですね。
GX実行会議 委員のひとり、三菱商事系会社の社長 岡藤さんは水素、アンモニアも視野に入れようと発言されてるフシ。中部電力の勝野社長は原子力の必要性を強調されてるフシ。 自分の会社に良かれじゃないのかね。 この先誰がどういう基準で将来像を決定するんだろうか。