染めた黒髪初披露

2024年07月13日 09時39分41秒 | オペラに挑戦
昨日夕方からソリストの通し稽古聞いてきました。 髪を染めた件は公言せず、むしろ気がつくかな、何言われるかなを楽しみに。
まっオペラ、歌うことがメインなので、ソリストさんのうた、演技に圧倒されたことから。
通すと休憩入れて2.5時間かかる演目なんだが、頭から2時間はソリスト4人+数名の助演で進む。今回のソリストさん 歌が上手いというより(上手くないと言ってるんじゃないですよ)、演技が上手いな の印象でした。 罠話で喜劇的だからあえてこういう演技を演出が求めたんだろう。イタリア語で何言ってるか分からなくても、大筋さえ知ってれば演技で何がどうなってるかがわかる仕上がりでした。演出の先生が見てて、口押さえて笑ってるほどだから。
こんな歌、演技 聞かされ見せられたら、こっちだってテンション上がりますよ。3幕合唱のところは歌ってと指示が出たので数名で張り切った。テノールの井出さんは先日までリトアニアに行って蝶々さんのゴロー役を歌ってきたらしい。その関係で彼との掛け合いは練習不足。そこを補うことも考えてなんだが、やはり合わなかったな。明日仕上げないといかんね。
全部歌った後で合唱以外の関係者から「合唱も良かった、どんな情景が展開するか、させるかがイメージできたよ」と思わぬ好評。自信になるし、ちょっと「ドヤ顔」。
パスクワーレ役の岡野さん 彼とはご一緒するの4回目かな。この演技は彼の自じゃないかと思いたくなるような滑稽さ。吉本興業のそれも高級品を見せられてる感。 ソプラノの中井さんは初めてごいっしょ。 高い声を聞かせるタイプと歌うテクを聞かせる歌い手がいるとおもうのだが、彼女は後者かな。 この演目はそういうソプラノを要求してる演目とも言えるが。他バリトン小野寺くん、テノール井出君はさすがです。 トータル ソリストさんはバッチリだぞ。

さて白髪染めの反応話。こっちは何も宣言せず、まわりの反応を楽しもうと思ったので、普通に練習場に入ったんです。まだ合唱団仲間は来てなかった。それでも普段の僕を知ってる人が5、6人いたのに何も言わない、言ってくれない。これも寂しいよね。合唱団の女性が4人きたが、彼女達も反応無い。遠慮? 髪染めを評価することはマナー違反との気遣い? ともかく、誰も何も言ってくれんのです。2幕の稽古が終わって(だから2時間は過ぎたね)、演出(ヒロ先生)が「舞台転換やるから15分休憩」と宣言した後で、「岳チャン 染めた?」と一段と大きい声で(あれは茶化す気だったな、あるいはテレ症の僕を知ってて周りに馴染ませてくれたのか)言ったんです。えっこういう形で来るのかよ ですね。 こっちは咄嗟に「えっ何もしてませんよ。普段通りですが。」と返しておきました。僕に「染めましょう」と言った和音先生が飛んで来て、「黒〜い、若く見えるじゃないですか」の評。 まっ変装としては最低線だけど合格ってことですかね。 それでも合唱団の女性達は何も言わなかったな。心遣いなんでしょうね。
まっ僕としては安心できたし、公演に向かって問題事がなくなり、積極的に参戦できる状態になりましたってことです。

染めて1日経過。 地肌に着いた余計な黒みは薄くなってきたかな。新しく伸びてくる髪の下部、当然白く出てくるのは読んでる。だからもう一回染めることは考えてるが、1日ではまだ白いのが認識できないのですね。異様に黒いなが第一印象だったけど、目がなれきたようで、当たり前になりつつあるよ。
コメント
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