都知事選雑感

2024年07月08日 13時58分49秒 | つれづれなるままに
やはり小池さんでしたか。 まっ予想通り。 争点が無い選挙戦だったこと、小池さんの2期都政に大きな問題が無かったこと、健康そうだし、まだやる気十分だったからね。こうなると現職が絶対強いでしょう。開票即当選確実も予想通りでした。
小池さんって前から思ってることだけど、なかなかの「策士」ですよね。自民党との微妙な間合いの取り方なんて「天性」のものかと思うほど。「お願いします」と頭さげてはいかない、でもその力は最大限利用する。向こうから擦り寄ってくる状況をキチンと作っちゃう。なかなかのモノです。たぶんですが、4年後は中央政界にリターン、総理を狙うんでしょうね。
蓮舫さんね、まさか3位とは。小池さんと6:4で票を分けるんじゃ無いかと考えてたけど。「2位の石丸さんに持って行かれた」ということでしょう。前からそうですが、蓮舫さんって「きつい」感じがキャラになってますよね。正しいことを言うんだけど、どこか遊び、楽が無い、許さない的な印象が強いように思います。
驚きは2位躍進の石丸さん。印象 どこか宇宙人的な雰囲気を感じませんか。「恥を知れ恥を」と市長として市議会答弁で言ったという話が有名になりましたが、こういう語彙を使う人って受けないだろうはぼくの大きな読み違いでした。東京都民が今持ってる国政に対する不満を石丸さんが全部自分への票に変えたんでしょうね。昔ならまず拒否されそうな「超過激語彙」でも許されるというのか、気にされないと言うのか。 石丸さんは手応えあったようですね。つぎは広島1区から衆議院を目指すと宣言してました。
そしてもう一度小池さんに。 こういう形で石丸さんが躍進すること(=蓮舫さんの票を食う)は読んでたんじゃないですかね。怖いオバサンですよ。
そして田母神さんです。「超保守の右翼」と捉えていますが、支持が少なくて良かっったと捉えてます。日本の政治にある程度の力を持ってるだろうこの系の組織、考え が今の東京では(=国の将来的には)支持者が減っていく方向だろうと見たいのですが。

昨日触れた「無節操選挙」について、朝日新聞では街頭インタビューで拾った声を中心に報じてる。 民衆の受け止め方は僕と五十歩百歩ですね。 「何とかせんといかんね」「規制でしょうか」「選挙システムが現代とあってないのでは」まではあるけど、僕の言う「なるに任せ、そこから節操のある社会に進歩するのを期待する」っていう意見はかいてなじゃったな。
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劇中の人物になれた感がしてくる

2024年07月08日 10時01分27秒 | オペラに挑戦
公演までもう2週間。場面ごとの最終詰めに入ってる。土日と連チャンでしごかれてきた。
まず、今回の作品「ドン•パスクワーレ」は王侯貴族の時代が終わって、市民主体の社会に変わろうとしている時代。相変わらず昔文化で生きようとするパスクワーレさんを罠にかけて新時代を悟らせるという話。 我々合唱団はそんな社会変化を感じてはいるが、自分たちも絡めて進行してる「罠」には気づいてない、ただただ陽気。
演出家としては「古い物」と「新しい物」をしっかり対比で表現したいようで、70歳のおじいちゃんに対して我々は20歳代で構成したいらしい。 自分で役柄を考え、名前、設定年齢などを提出させられたが、ぼく、さすがに20歳とは書けず、せいぜい40です と書いたら、「ダメ、20歳の動きしてよ」とかえってきた。 そんなの絶対むりよ。
演技も ともかく忙し動き回ることを要求されてる。たかだか4分ほどの演技だが、「ダメ、もう一回」の連続で5回もやったら、間合いは膝に手をやってゼイゼイ。でもおかげで 劇中の人物になり切れてる時間が多くなっていくのが分かるです。もう「やけのやん八」で演技する「無心」がいいのかもな。
前にお話しした「決めポーズ」 当然教わったワンパターンで勝負するしかないんですが、だいぶ板に付いてきたようで評価いいですよ。ヨシヨシ。

そんなこんなでちゃんと練習するのは今度の日月の2日間だけ。後は舞台準備と演技だって微調整だけのはず。 大変だけど、面白く、楽しめるようになってきてる。 ここが魅力よな。
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