また京大か

おめでとう、吉野彰さん。　またノーベル賞受賞者が出た。　そう言ったって「吉野」さんを名前だって知ってたわけじゃない。
「京大的アホがなぜ必要か」という本に共感してから、京大卒の面白さがちょっと理解できるようになった気分でいる。そんなもんだから、「化学賞の日本人。どういう人なんだろう。京大卒じゃないか？」「京大卒だと面白い」「京大卒であってくれ」と思って「吉野」さんを追っかけた。　おやおや「京大工学部卒じゃん」。
1948年生まれの71歳だそうです。僕と２つ違い。そうなんだ、僕の世代まであの「アホな京大生を育てる文化」が残ってたんだ。いやいや、山中先生を考えたら、もっと先まであの文化は継続してるんだな。ひょっとしたら今も「京大文化」は残ってるのかもしれない。

資金不足で「基礎研究」ができなくなってる事も聞いてる。そうなんだろうな、「結果重視」で「過程での失敗」は叱責される。そんな世の中だもんな。
僕関係無いけど、「東大、東工大、九大、北大　がんばれよ！」と言いたいし、「過程重視、失敗におおらかな文化育成　それが日本の力の源泉じゃないか」　と言いたいな。