昨日「石塚組」という演奏家集団のコンサートを聞きに行った。
内容は親分の石塚幹信さんのBLOGを参照下さい。
この公演を知ったのは座間のオパ仲間からの紹介。今回の出演者の中に座間オペラでご一緒してる人が何人かいて、そのつながりが僕まで来たということ。ピアノ伴奏の「松岡なぎさ」さん、バスの「星田」さん、「平岡」さんは座間でのオパ仲間。場所はみなとみらいホールの小ホール、僕は初めて入るかな。いいホールでした。
さて中味 若いプロのオペラ歌手20数名による演奏会。1部はソロ、2部は合唱、3部はオペラガラ。全てがよかった。これだけ聞かせてくれてこの料金は絶対割安でした。
1部はテノール、メゾソプラノ、ソプラノの3人のソロ。歌曲が主で知った曲はない。でもいい声には聴き惚れる。ソプラノの「八木下薫」さん、「どうも見たことある」なんだが思いだせない。終演後ロビーで懇談する中ピアノの松岡さんに聞いたら「カヴァレリアでローラ役歌った人よ」と教えられた。納得。じゃ、劇中乾杯の場面で目見合わせて乾杯演技をした間柄じゃないか。彼女洗足学園声学科を首席卒業だって。どうりで・・・。でも挨拶にはいかなかったです。演技で目合わせたくらいで僕を覚えてるはずがない。挨拶されてかえって迷惑はいかん。
2部の合唱ステージ ここはプロのハーモニーに圧倒される。プロはプロだ。特に自分も数か月前に初めて歌った「大地讃頌」を聞かせてくれて感動。「素人ではこの調和、静かな中にもこの力強さは出んな」と聞かされる。
そして3部はオペラのガラコン。4曲中3曲は自分も歌った経験ありの曲。うれしくなるね。ついつい合唱したくなる。経験のない1曲は「愛の妙薬」。来年8月公演に向けこれから練習するだろう演目で、しょっちゅう聞いてるから親しみはある。聞き続ける中で「これは難しいオペラだぞ」とは思ってるが本当に難しい曲だ。今までの座間オペラから数段上の努力が求められそう。そんな予備知識にもつながった。
最後にアンコールで聞かせてくれたのは「ナブッコ」から「行け、わが想いよ、 黄金の翼に乗って」だった。これも歌った経験ありだ。ここまでたたみかけられるともう『感動』しかない。終演後ロビーで出演者と挨拶もできた。最高の演奏会だった。
もう一つ思った事。 オペラで僕達は村人、普通の凡人を演じ、歌うわけですよ。そうなると、この公演みたいに「上手に、きれいに」歌うのはちょっと違うのではないか なんです。そりゃとってもひどいのはNGですが、ちょっとした和音のズレとか出だしのズレがかえって村人らしい味ではないかと思うんです。それにソリストさんをより引き立てるじゃないですか。 「下手でいいんだ」と自分を鼓舞してます。
内容は親分の石塚幹信さんのBLOGを参照下さい。
この公演を知ったのは座間のオパ仲間からの紹介。今回の出演者の中に座間オペラでご一緒してる人が何人かいて、そのつながりが僕まで来たということ。ピアノ伴奏の「松岡なぎさ」さん、バスの「星田」さん、「平岡」さんは座間でのオパ仲間。場所はみなとみらいホールの小ホール、僕は初めて入るかな。いいホールでした。
さて中味 若いプロのオペラ歌手20数名による演奏会。1部はソロ、2部は合唱、3部はオペラガラ。全てがよかった。これだけ聞かせてくれてこの料金は絶対割安でした。
1部はテノール、メゾソプラノ、ソプラノの3人のソロ。歌曲が主で知った曲はない。でもいい声には聴き惚れる。ソプラノの「八木下薫」さん、「どうも見たことある」なんだが思いだせない。終演後ロビーで懇談する中ピアノの松岡さんに聞いたら「カヴァレリアでローラ役歌った人よ」と教えられた。納得。じゃ、劇中乾杯の場面で目見合わせて乾杯演技をした間柄じゃないか。彼女洗足学園声学科を首席卒業だって。どうりで・・・。でも挨拶にはいかなかったです。演技で目合わせたくらいで僕を覚えてるはずがない。挨拶されてかえって迷惑はいかん。
2部の合唱ステージ ここはプロのハーモニーに圧倒される。プロはプロだ。特に自分も数か月前に初めて歌った「大地讃頌」を聞かせてくれて感動。「素人ではこの調和、静かな中にもこの力強さは出んな」と聞かされる。
そして3部はオペラのガラコン。4曲中3曲は自分も歌った経験ありの曲。うれしくなるね。ついつい合唱したくなる。経験のない1曲は「愛の妙薬」。来年8月公演に向けこれから練習するだろう演目で、しょっちゅう聞いてるから親しみはある。聞き続ける中で「これは難しいオペラだぞ」とは思ってるが本当に難しい曲だ。今までの座間オペラから数段上の努力が求められそう。そんな予備知識にもつながった。
最後にアンコールで聞かせてくれたのは「ナブッコ」から「行け、わが想いよ、 黄金の翼に乗って」だった。これも歌った経験ありだ。ここまでたたみかけられるともう『感動』しかない。終演後ロビーで出演者と挨拶もできた。最高の演奏会だった。
もう一つ思った事。 オペラで僕達は村人、普通の凡人を演じ、歌うわけですよ。そうなると、この公演みたいに「上手に、きれいに」歌うのはちょっと違うのではないか なんです。そりゃとってもひどいのはNGですが、ちょっとした和音のズレとか出だしのズレがかえって村人らしい味ではないかと思うんです。それにソリストさんをより引き立てるじゃないですか。 「下手でいいんだ」と自分を鼓舞してます。