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池袋モンパルナス展

2011年12月21日 17時21分12秒 | 絵画鑑賞
板橋区立美術館に表題の展覧会を見に行った。
友人にこの展覧会に出展されてる作家さんの縁者の方がいらっしゃって、「行ってみては」と入場券付きでお誘いを受けていました。
モンパルナスはパリ市内のある地域名です。美術界ではモンマルトルに対してモンパルナスのようです。
モンマルトルに集まった画家さん達は恵まれ、陽の当たった人達、それに対して恵まれず、どうにも世に出れない画家さん達が集まった場所がモンパルナスだったようです。ユトリロもモンパルナス派だったようです。
日本でも1930年頃上野が上で池袋が下といった区分けがあり、池袋に売れない、そして反骨精神旺盛な画家たちが集まり、立教大学の周りに小さな村をいくつか作って創作活動をしてたとのこと。またそんな画家を支援するような「アトリエ付き下宿」を作った人達もいたようです。
太平洋戦争に突入していく風潮の中で、押しやられたような境遇での創作ですから、「暗い感じ」がするのはしょうがないかもしれません。だから「自由な感じ」も強いようです。

俳優「寺田 農」の実父「寺田政明」はこの会派に所属していて、親分的存在だったことも知りました。

美術館は交通の便があまりよくない所にあるのです。往復散策がてら歩きました。成増と高島平の中間あたりなんですがまだまだ大根畑があったり、「ここが板橋区か?」と思いながらの散策でした。

   「東京大仏」がありました。
               芝の増上寺を本山とする「赤塚山乗蓮寺」なのだそうです。
コメント (2)
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