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「自分事」で考えること

2024年02月12日 13時28分43秒 | 国を憂う
今朝あったNHKラジオの特集「徹底討論・日本の政治を問い直す」を聞いた。
    ( 2時間の番組で  前編後編 は聴き逃しで19日まで聞けるようです。 )
「政治と金」の問題がまた再燃してる。そこで30年前の政治改革に遡って、何をやってきたのか、それは何だったのか、効果はあったのか、今なにがおかしいのか、どうしたらいいのか 3人の専門家が討論した。

国会議員個人のモラル低下、国会内での緊張感の無さ、選挙制度の改革等が語られていたが、結論のあたりで「国民一人一人がもっと関心を持つ事」と提言されてた。
僕も数年前から システム(制度)をどういじってもダメで、システムにどれだけ国民が関心を持ち続けるか との結論は持ってるつもり。だから選挙制度(も大事だけど)が変わっても、国民が議員を選ぶ(投票)にもっと関心を持ち、選んだ人がなにやってるかに視線をおくり、国会議員にふさわしいかをチェックしてる (=自分事として常に関心を持つ、考え続ける) そういう国民にならないと今後も何も変わらんだろうと思ってる。

最近 日本人と欧米人の文化的違いについてよく考え、こんな結論に行きついてるのだが。
日本人は自ら血を流して「自由、平和」を勝ち(奪い)取ってきたという経験がない。だから「奪い取るもの」「必死で守るもの」という意識が薄いんだと思う。むしろ、そういうものは「だれかが与えてくれるもの」としてないだろうか。「お任せ民主主義」と言われるところ。
どうなったら幸せか、楽しいかを自分が考え、理想を描く。どうしてそうならんのかを考える。まわりの意見も聞いてみる。その上で行動する(奪い取りに行く)。
人生の PDCA(計画、実施、チェック、次の行動) なのでしょう。
要するに日本の政治が腐敗を繰り返すのは国民の「お任せ民主主義」文化だと結論してます。
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これが今の行政実態

2024年01月28日 08時19分40秒 | 国を憂う
昨日観たNHKスペシャルをともかく観てください。(来週の土曜まで) 
前々から「これからはどんな人をどう育てるか」が問題だと考えているから、歌練で疲れてはいたが、ついつい観ちゃいました。
僕がこれを観て、この場で書かなくちゃと思ったのは、討論に参加されてた文科省の役人さんが余りにも「今の行政」を体現してる人だと印象したからです。
結論から書きます。かつ 彼を行政とみなして書きますから。
日本の教育 どこが、何が どう悪いか、おかしいか 彼らは知ってるのです。知っていながら、今出来上がってる日本の教育システムが強大で強靭な物として構築され切っているとも認識してる。今更自分が動いたって変えられるようなものじゃない、やり出したらとんでもない責任を背負うし、疲れることは歴然。手を出さない方がいいだろうと観て見ぬ振りをきめてる。

番組は10人ほどの関係者による討論会形式。 文科省役人以外では教育研究者、私立中高の校長経験者(変革を実践してきた)、不登校経験者、不登校生の親、フリースクールの先生等。討論全体は社会問題としての「今の教育」が生々しく語られるのに対して、文科省はこう対応しようとしてます みたいな進行。

討論に入る前に役人さんは簡単な自己紹介で「今日は私がみなさんから攻撃される」なんて言い方をしてた。討論の中でアナウンサーが「不登校になる原因て何なんですかね」と軽い質問に「コロナがありましたね。人と人の関係が・・・・」と答えた。「おいおい」じゃないですか。不登校は3,4年前から始まったんじゃない。今30万人だぜ。
この2つの話がやけに印象してるんです。こんな行政(役人)では教育も変わらんね。「ニュー試」という番組も好きでよく見てるが、外国の大学ではこういう能力が必要だろうがあって、じゃこういう試験で判断しよう としっかりした思想がある。これを見てると日本の高校3年生が合格するとは全く思えないのだが。
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金の問題なのか、派閥の問題なのか

2024年01月23日 09時10分46秒 | 国を憂う
今回の自民党の裏金問題 「ここから先は裏金を手にした人を今後も国会に送るかいなか 国民一人一人の問題」としてもう書くのを辞めるつもりだった。 が、どうも自民党の動きが怪しい=国民を煙にまこうとしてるようなので、これだけは書いておきたい。
今回の問題は「政治と金の問題」なのか「派閥の問題」なのかです。今の自民党は必死に「派閥の問題」かのように見せ掛けようとしてます。刷新会議と称して、派閥を解消すればみたいな話をするかと思えば、茂木さん、麻生さんは「いや存続させる」といってゴネてる。 ゴネてるように見せ掛けて派閥か問題なんだ に世論を持っていこうとしてます。
僕は以前にも書きましたが,派閥なんてあってもなくてもいい、それは自民党の中の政策論争手段でしょう。それぞれの政党に政策集団があって当然なんだと思ってます。
だから「派閥の問題」じゃないですですよ。 真の問題は「政治と金」です。特捜部が捜査の打ち切りを表明したことで、やおら「私はいくら受け取り、報告書に記載しませんでした。事務方が処理してて、知りませんでした。」と表明するお偉方が見受けられる。表明しちゃうことで、許されちゃおう という横着でしかないでしょう。萩生田さんは2700万円、馳石川県知事は820万だったかな。
我々国民はこんな動きに騙されちゃいけない。表明した萩生田さん、馳さんは議員、知事をやる「資格」が無いんです。 ここが大事なんだと思ってます。  これでこの件は辞めにします。
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捜査の終結

2024年01月20日 13時18分55秒 | 国を憂う
今朝の朝日新聞 天声人語の結び
  「・・・・。古人いわく、君子は諸(これ)を己に求め、小人は諸を人に求む。 
   会計責任者だけに咎を背負わせ、自分の責任に頰かむりをするような輩には
   政治家の看板をそうそうに下ろしていただきたい」

まさにこれにつきます。
裏金を取得した議員はまだまだいるはず。彼らは特捜が3000万円以上と線引きしたから起訴されなかったのである。法的にはそこまでというなら、国民が真の鉄槌を下さなければならない。
次の選挙でその人に投票しなければいいのです。

「派閥の解散」 できるはずがないでしょう。絶対的与党として力を維持してきた政党ゆえに内部に権力争いが生まれる。そこに閥が作られるのは必然です。政策の論争から、仲間数の競いになり、資金力闘争と進んできた結果でしょう。ここが自民党の本質じゃないですか。
こういう世界で出世してきた長老ばかりの集まりがその文化を変えられるはずがない。

「政治刷新本部」 本当に政治を刷新しようというなら、パー券裏金の流れを全て調べあげて、公表すること。これ抜きで政治の刷新なんてありえない。これが過去の清算。そして反省を踏まえた今後の規制(寂しいことだね,政治家が自らの行動を規制する法律を作るなんて)。
僕は政治に限らず,いろんな社会活動への寄付はあっていいと考えてる。ただし全額公開が前提です。行政のデジタル化というならこんなことくらいまずやったらと思う。
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志賀原発下の断層は大丈夫?

2024年01月16日 13時24分07秒 | 国を憂う
今回の能登地震で今最も驚いてるのは 半島の北西部一帯の陸が隆起し、水面から4mも高くなった所があるという事だ。今朝の新聞に輪島市門前町黒島町の海岸線の写真が載ってる。港の防波堤が完全に陸化していて、城塞の外壁みたいだ。その旧防波堤からさらに4、50m先に波打ち際があるありさま。
関西、東北、熊本とそれぞれ特徴のある大きい地震を見てきたが,今回の特徴はこの「隆起」だろう。自分家の横に突然4mの壁ができたと想像してみてくださいよ。
地球レベルで考えると、ちょっとシワが寄った程度なんでしょうけど、人間の生活レベルで考えたらとんでもない話。たまらんですよね。こんなことが起きるなんて。
ちょっと待ってよ、この門前町黒島町から南に40km行った所に「北陸電力志賀原発」があったね。数年前原発下の断層が活断層か否かで議論になったはず。 最終的には「活断層ではない」との結論を原子力委員会が出して、今に至ってる原発のはず。
今日現在 この点での委員会または北陸電力から説明はされてない。
今回の隆起事実が突き付けられた今、再度調査分析、審査が必要じゃないですかね。
たかだか40km先ですよ。地球的には同じ構造体と考えるのが妥当と思うのだが。
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自民党はもうあかん

2024年01月14日 11時20分26秒 | 国を憂う
ここ数日の自民党の「パーティー裏金問題」に対する対応を見てると、ほんとにもうこの政治団体では「国を運営できないな」を痛感してる。僕と同じ感想を持ってる人多いんじゃないか。
自分達の政治文化、価値観が国民からどれだけ乖離してるかが分かってない。分かろうともしない。これまでの成功例から出て、客観的に己を見直す文化は皆無の組織ですね。お茶を濁す程度の改革策を作れば国民は「騙せる」としてる。今までそれでズーッとやってきたからね。いや「騙せる」文化じゃないのかな、それが「政治」だと思ってる。
国内にも、対外的にも、安全面でも、経済面でも 今までにない難しい状況になってる、どんどんなって行く時代に、こんな古臭い政治組織では無理ですよ。その時の最良解を次々と決め、ともかく国を前進させて行く必要があるんだろうけど、できんでしょう。自らの問題で常に後向きでいる組織ですよ。国民は「これでいいですよ、私達に任せておきなさい」調でいつも騙されていく。いや、騙される国民が悪いんだけどね。
汚ない政治資金問題、貰ってた本人が改革案を考える この政治文化、価値観 どう考えても理解できん。そして最後に「馬鹿にすんじゃねぇ〜」になっちゃう。 あかんは!

悲しいのは 「よっしゃ、なら俺がやってやる」と立ち上がる政党が無いこと。育ててこなかった我々の問題なんだけどな。
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案の定そう来たか

2024年01月13日 08時36分31秒 | 国を憂う
今朝のニュース
 特捜部は自民党安倍派のパーティー収入裏金問題で、
 歴代の事務総長ついて、「共謀性」は認められない という判断をし、
 会計責任者がやったこととするらしい。

やっぱりね。 やり場のない憤りを思う。
会計責任者がこんなこと 独断でやるような権限があるはずないでしょう。
ましてや あれだけ権力で下を牛耳ってる組織内で。
そりゃ明確な証拠なんて出て来るはずがない。
これまでの経験で勉強してきてるからね。何をしてはいけないかを。
承認のサインをしないことですよ。

これでは自民党は変わらんな。ということは政治は変わらんということ。
何回同じ事を繰り返す国なのかね。
いつまで停滞してる国なんだろうね。 遅れるよ。 貧乏国になるな。
国民よ! 声を上げろよ。 声上げて、国を変えようぜ。
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国民が抱いてる違和感

2024年01月11日 08時23分44秒 | 国を憂う
昨日千葉県の土木事務所長が収賄容疑で、小さい土木工事会社の社長が贈賄の容疑でそれぞれ逮捕された。工事入札に便宜をはかり、20万円の現金と,40万円相当の接待が行われたらしい。
岸田さん、自民党のお偉方 あなた方はこの事実をどう見てるのですか? おそらく他人事なんでしょうね。 そこなんですよ、今全国民が抱いてる違和感は。
必死で生きてる平民はたった60万円で即逮捕なんですよ。逮捕ですからほぼ犯罪人扱いですよ。
一方あなた方はどうだ。仲間内でも下っ端で5000万円と額の大きい2人がやっと逮捕された。
ここの差は何ですか? 本当に説明してもらいたい。
自民党の幹部5、6人の名前も当初からあがってました。 が、彼らは直接関わった証拠がない、会計係が独断でやった事 として今は静かにしてますね。
関与してないはずがないでしょう。でも毎回そうですが「証拠がない」で逃げ切るんです。 こんな決着誰も納得してないんです。いつも、毎回。 「国民が納得してない」は分かってるんですよね。分かってるけど、納得して貰う解を作ろうとはしない。じっと時の経つのを待ってる。
もうそろそろこういう政治文化辞めにしませんか。政党の文化 いつまでもこのような前近代的なものじゃ、前に進む推進力が生まれんでしょう。常に後傾してて、いつ倒れるかだ。
政党は「党員除名」はできるが、「議員辞職勧告」もできるんだろうか? できない理由は無いように考えるけど。それより議員なんだから国会で辞職勧告決議ができるでしょう。やったらいいと思うがな。現状では成立しないのは十分分かってる。しかし積み重ねていけば、それも国会のひとつの力になり、議員不正の抑止にはなると思うがな。

現状 自民党内の若手議員さんが上層部を攻め立てる姿が見えてこない。自民党は本当に変われるとは全く思えない。マクロで世界を見たらこんな茶番劇に時間を費やしてる余裕無いはずだ。
良いのか こんなありさまで。
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このままでは貧乏国民になるぞ

2024年01月10日 09時33分12秒 | 国を憂う
白州に来て年末年始の新聞を読み、社会の今、この先を考えてる。全ての情報が一つの球の中にしっかり収まってるわけではないが、「こうなんだろう」というところまではきたかな。
結論は「このまなじゃヤバイぞ」なんですが、何処を切り口にしたら論が進め易く、分かり易くなるかにまず苦心。そして行き着いた視点が
「たった16年後の2040年には日本社会今の8割規模になる」という怖い事実。
 高齢化率が35%になり、生産人口(15〜65歳)が今の2割=1200万人減って5000万人になる。
若干の労働人口減少がすでに大きな社会問題(エッセンシャルワークをだれがどう担っていくのか等)を顕在化してる。今後ますます歪んで来ると予想できるが、これにどう対応するか、何を変えていくのか、変えなければならないのか そこを考える中に全体の解があると思うのです。

まず、今行われてる行政施策はどれもこれも付け焼き刃的な策ばかり、見えた傷口に絆創膏をはってるだけ。見えて来た問題に対応してるだけ。それが行政だと自分達が思い込んでるよう。
16年後どんな社会にするのか、その絵が必要でしょう。その絵を完成するための一つ一つの施策であり、出費であるべきでしょう。3歳以下の養育、75歳以上の介護どうするの、教育費負担は(どこまで無償化するの)、自衛隊は何人規模で維持するのか、運送は、教育は、警察は、消防は、どういう規模にするのか。 今回能登で見られたような山間部に少数が点在してる状況をどうするのか。 空き家の問題、人が減ると言うのにまだまだ高層マンションを建ててる現実。 早く整理すべきなんです。

でもこういう社会変革は結局国民の力があってこそ実現するものだと思うんです。そこで必要な国民の資質は何か、今の日本人に何が足りないのか。山崎マリさんがこう言ってました。
「日本人は予定調和を良しとして、それが最も大事な価値と考えてる国民。世界的には本当に珍しい国民です。自己主張をしない、空気読んで合わせようとする。合わせることが価値故に、昔を大事にしない。すぐスクラップ&ビルドに走る。だから東京の街なんてヨーロッパにある、その街の重厚さみたいなのが感じられず、軽くて、安っぽい。
予定調和好きの日本人なんだけど、日本の教育がそういう基本で実施されてますよね。」
もっと自己主張する日本人になるべき。自己主張するためには考えなきゃ。自分を出すと人とぶつかる。ぶつかるから考え、人との違いがわかる。そこで初めて他の存在が分かる。他の存在が見えて寛容になれる。一歩引く事も学ぶ。これまでと違う「和の社会」が生まれる。
個人はこういうふうに変わって行く必要があるんだろう。
そしてある論説では 「して貰う」から「してあげる」に変わっていくべき とまで書いてた。

取り残された、貧弱な日本人にならんよう 今が正念場なのかも知れない。
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明日の夜まで聞けます。

2024年01月08日 19時17分44秒 | 国を憂う
山崎マリさんと松岡正剛さんの対談放送。
今の政治家も経団連も見てる世界が狭いんじゃないか。
予定調和を良し としてる日本社会じゃないか。
日本は過去を融合することを良しとしない。それが寛容を産まないし、多様性国民になれない。
教育がそれを育んでないのか?
山崎さんは「推し」なんですが、松岡さんもすごい人ですね。探ってみたい人。
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