捜査の終結

2024年01月20日 13時18分55秒 | 国を憂う
今朝の朝日新聞 天声人語の結び
  「・・・・。古人いわく、君子は諸(これ)を己に求め、小人は諸を人に求む。 
   会計責任者だけに咎を背負わせ、自分の責任に頰かむりをするような輩には
   政治家の看板をそうそうに下ろしていただきたい」

まさにこれにつきます。
裏金を取得した議員はまだまだいるはず。彼らは特捜が3000万円以上と線引きしたから起訴されなかったのである。法的にはそこまでというなら、国民が真の鉄槌を下さなければならない。
次の選挙でその人に投票しなければいいのです。

「派閥の解散」 できるはずがないでしょう。絶対的与党として力を維持してきた政党ゆえに内部に権力争いが生まれる。そこに閥が作られるのは必然です。政策の論争から、仲間数の競いになり、資金力闘争と進んできた結果でしょう。ここが自民党の本質じゃないですか。
こういう世界で出世してきた長老ばかりの集まりがその文化を変えられるはずがない。

「政治刷新本部」 本当に政治を刷新しようというなら、パー券裏金の流れを全て調べあげて、公表すること。これ抜きで政治の刷新なんてありえない。これが過去の清算。そして反省を踏まえた今後の規制(寂しいことだね,政治家が自らの行動を規制する法律を作るなんて)。
僕は政治に限らず,いろんな社会活動への寄付はあっていいと考えてる。ただし全額公開が前提です。行政のデジタル化というならこんなことくらいまずやったらと思う。
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