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辺野古埋立事業 一旦凍結したら

2021年11月26日 16時12分50秒 | 国を憂う
昨日25日沖縄県の玉城知事が国が申請してた「辺野古埋立事業」の「設計変更」を認めないという結論を出した。予測はされてた事だから受け止めるのに驚きはない。だが、改めてこう明確に突っぱねると、また始まるだろう国と沖縄県の「なじり合い」を思い、「何とかしないといかんな」を思います。裁判だって年月がかかりますよ。
ともかく「ここで一旦凍結しては」と思うのですが、どうでしょう。
まずこれまでは「国の強引さ」が前に出過ぎです。「決めたんだから何が何でもやるんだ」で進めてきた。それでいて当初の調査が不十分だったのか、解ってて明示しなかったのか(僕は後者だと結論してます)、軟弱地盤に対してこれから1兆円もの追加費用をつぎ込んで地盤改良をやるという。ちょっと無茶苦茶と言っていいやり方じゃないですか。米国のシンクタンクが「完成する可能性は低い」と報告もしてるらしいし。これでは本来の目的を声高に宣伝されても、沖縄県民はバカにされてる感を抱くんじゃないでしょうか。
もう一つ大事な事は この問題 単に沖縄県だけの問題じゃないですよね。膨大な税金を使う事業だということでは全国民の問題です。さらに国の「安全保障と沖縄の米軍」という点でも全国民の問題です。本土の国民があまりにも他人事にしてることが今の状況を作ってきたということを我々は考えないといけない。
一旦止めて、両者頭を冷やしましょうよ。そして国会で公開の議論をやりましょう。国民も感心持って意見しましょうよ。いつも言うけど、100点の解はないですよ。いろんな考え方聞いて、引くとこは引いて、60点の解を作り、その上で再スタートがいいんじゃないですか。
ここまで書いて、いままで国会でしっかり議論するの聞いてないように思うのです。与党は避けてきたという経緯もあるのかな。

1人1人の公共心

2021年11月22日 14時12分25秒 | 国を憂う
     月曜日は地区の資源回収日。今日は紙資源。

この段ボールの出し方は綺麗じゃないですよね。これでも他のステーションに比べたらいい方かもしれません。それともう1点。昨日から今朝にかけては雨が降りました。雨が降ると解ってて紙を出しますかね。うちの地区ではボランティアの人 20人ほどが交代で回収前に整理をしてくれてます。僕も手伝う機会があるので、水に濡れた段ボールの整理しずらさはよく知ってます。
毎回思うのは 「もっと1人1人が努力すれば、気を使えば社会的負荷が減るのにな。無駄なお金を使わなくて済むのにな。」です。「いや、僕は税金払ってるんだから、こういうサービスまで市がやるべき」という人がいるかも知れないが、それは違いますよ。
「どこまでが個人の責任範囲か」は定義できないものでしょう。そんな線引きを考える前に、「ここまではやってあげよう」精神が必要なんと違いますかね。「やってあげられるようになった範囲」がその時の「庶民の責任範囲」ですよ。広がっていって何も悪くないと思います。
今地球上は人間のわがまま、傲慢さが生活環境そのもの破壊している現象がいろいろ露見してます。先般行われたCOP26会議なんかその最たるもの。結局「お前からやれよ」じゃ解決できないと解ってきたじゃないですか。「よし、周りがどうあれ、オレはやるよ。」と国が、個人が自主的に動き出すしかないんだと解ったじゃないですか。
そしてその根底の根底、スタートのスタートは上に書いた「社会における個人の自治意識=自分ができるところはやろう」だと思うんですよ。個人が意識を変えない限り、結局地球は「人が生きられない星」になるだけじゃないですかね。

  地球温暖化、 マイクロプラスティック、 原子力廃棄物、 食料問題、
  ジェンダー問題、 社会的弱者の救済保護、 まだまだあるんじゃないか。

もう少し基本に返って考えよう

2021年11月09日 19時52分01秒 | 国を憂う
今日与党の中で18歳未満の子供1人あたり10万円の支援給付が合意したようだ。まだ年収での制限を付けるか、付けないかの点を調整するらしいですが。
さてさて、ニュース報道では市民の反応として
 ・ 年収での制限はおかしいですよね。(裕福そうな奥さま)
 ・ 裕福な家庭への支援はおかしいですよね。(一般のサラリーマン)
 ・ 困ってるのは子供だけでしょうか? 僕等大学生も追い詰められてますよ。

総選挙で与党2党は「子供に10万円の支給」を公言したからやらんわけにはいかん。そこでどうするかの検討結果なんだろうけど、どうなのかな? こんな公約自体がおかしいんだよ。
「1票よろしく」の約束するから、「曲がった施策」を実行しなきゃならん。こういう金の使い方が他の方法に比べてどれだけ有効なのかが説明されずに一本道で実施される。
学生辞める大学生がいる、歌舞伎町で立ちんぼ始める女性がいる、コロナで自宅で寂しく死んで行った人がいる。
今「票になる援助」じゃなく、「社会力としての支援」はどうあるべきかを今一度考え直す時期にきてるんじゃないか、コロナがそれを顕在化したんじゃないの?
そういう根本からもう一度考え直そう、作り変えようが政治屋が言う「構造改革」ってやつじゃないの?
「構造改革」 脱炭素もそう、核廃絶もそう、脱原発もそう、新資本主義だってそう。最近「中小企業の支援策」も改革の対象じゃないかと思うのですが。
根本から考えてよ と言いたいな。 ごまかされんぞ。

こういうのってどうなのかな?

2021年11月06日 11時55分06秒 | 国を憂う
今日のニュースから。千葉県警が住民に依頼。 さてさてこれはどうなの?
夏でしたかね八街市で酔っ払い運転のトラックが小学生の列に突っ込んだ事故がありました。確かに悲惨で「酒飲み運転」は撲滅しないといけない。我ながら反省する点もある。
どうやって減らしていくかを検討したんでしょうね。なかなか実効性のある方策は見つからなかったんだと思います。そこで県警が「一般市民から酒飲み運転常習者、運転者に酒を提供する呑み屋さんを通報してください」と宣言したようなんですね。
僕はこのニュースを聞いた時、まず「気持ち悪い」と思いました。「国民総監視員」であり、戦前の「特高」を連想します。
「これも手だね。他に無いし。」なんて簡単に認めていいものか? 「蟻の穴から堤も崩れる」の例え通り、ここを良しとすると、じゃ次はここを、さらにここをと適用範囲を広げていくことは必定。いつか国民もその己が監視役、おのれが監視され役の社会に慣れっこになって、気付いたら国民みんなが「監視員の目つきしてる」ってことになる。これは怖い世の中ですよ。冤罪も多くなるだろうな。人権も怪しくなる。
やはり、今回の千葉県警の処置は取り下げてもらうべきじゃないかな。
結局「今欠落してきた『社会道徳』をどう取り戻すか」を考えるしかないと考えるのです。

電車内の殺傷事件

2021年11月02日 10時57分34秒 | 国を憂う
いるんですねこういう人が。「死刑にしてほしくて2人殺したかったんです」と動機を語ったようですね。個人の問題、あいつが悪いんだで済ませては置けない。どうすればいいか、どうしたら無くなるかを考えないとね。

そのためには「人間の社会」の実態を正しく捉えることから始めないといけないと思うんです。
どうかすると、社会の実態を見せないようにする力も働いてるように思うのです。「見てない、見えてない、見せてない部分」があって、今までは見えてる中だけでの策だったんじゃないかの疑問もあります。
僕は まさに「人間社会の多様性」なんだと考えてるが、想像もできないような人、考え方がいろいろあって、混沌としてるのが社会の常態だと思うんです。病気的な面で見れば、ほんとに悪い人から全く健康な人まで、その構成割合は昔からそんなに変わってないんだと思うんです。
本当に悪い人(先天的な)は公的な支援が必要でこういう人達が一定割合いるものだと理解し、制度を設けて「公助」する。
そこまでじゃないけど、何らかの、もう少し軽い、周囲の見守り的な支援が必要な人達もいる。ここへの支援は「共助」だろうな。
悪いんだけど、どうにか自分でコントロールできる、させる人達もいる。ここが「自助」です。
こういう構成で社会はできてるんだと思います。これは社会のあらゆる面で共通ですよ。

さて、そこで今回のような事件をどう理解するかなんですが、2つの点を考えるんです。
1つは上の共助、公助が怪しくなってないかということ。もう一つは病気を進行させる要因が増大してないかということです。
前者は新自由主義のうたい文句の元、「自己責任、自助」に重きが置かれ、公助、共助が細ってきたことがあると思います。それには財政難もあったでしょうね。その人個人ではなんともできない運命的なことなのに「自助だ」、「あんたの責任だ」と言われたんじゃ立ち上がれないよね。どんどん怒り、鬱憤を溜めてる人がいるだろうと想像するんです。
また今の都会 よく言われますよね、マンションで隣、上下どんな人が住んでるかも知らない、挨拶したこともありません的な人のつながり、共助が消えつつありませんかと言いたいな。僕が育った60年前の北陸の田舎生活 まわりからのそんな思いやり、暖かい視線を感じながらやんちゃしてたような。社会から暖かさが消えてるよね。
後者の要因とはよく言われる「格差問題」だと思う。今社会にまん延してる「格差」についてはいろんな角度から評論されてるので書かないが、コロナもあり、ほんとに困窮してる人は大勢いるはず。しかし、一方では昔の顔と名前、調子のいい言葉を弄して、あるいは今流の錬金術でシャラシャラと生活してる人達がいる。そりゃ頭に来て当然だろうね。
コロナがそうさせてるとの報道でしたが、今新宿歌舞伎町の裏路地に20から40代くらいの女性が客を捕まえるべく立ちんぼしてるのだそうです。多くなってもきてると伝えてました。
構造的な欠陥が見え始めて久しい。理解してる、解決しなければと言いながら修正できないでいる そんな社会を困窮者は感覚的に掴まえてるんだと思います。納得いかない感情が膨れていくでしょうね。

今回の事件 「個人の問題」として済ませ、真の原因を語ないとあれば、第2,第3の同種事件が起きるだろうと心配になります。
社会制度、社会構造に大きな原因があると言うのは間違いでしょうか。

我が13区 やったぞ! 動けば変わる。

2021年11月01日 09時13分26秒 | 国を憂う
これは画期的でしょう。 現職の自民党幹事長を小選挙区では落選させたのですから。 これを願ってました。
13区の有権者をバカにすんじゃねーっての! 自分の軽薄さを反省しろって言うんだ。
甘利さんも自分の中にある「政治的尺度」が現実との間に少しずれが出てる(=あんたが古いんだよ!)のを感じてるんじゃないかな。あれから5年もたって、国民ももう忘れただろう、この辺で復活しておかないとこの先自分が立っていく場所がなくなるとの判断で、先般の総裁選でニョロニョロ動いた。党内での結果はGoodと出た。しめしめと思ったろうね。その流れで衆院選は楽勝と考えたんだろうね。 ところがどっこい、有権者の中に残ってた「あいつは汚い」の印象が思いの他強かった。選挙戦後半で慌てたが、もう遅かった。
国全体の選挙結果では大きな変化はなかったってことだね。投票率だってせめてと望んだ60%に行かなかった。これでは国民の「意思繁栄」に繋がってないよな。結局既存組織の票で決まるという形は今までと変わってない。でも小さいながらも「変化の兆し」はチラチラあるようにも見える。
そんな中我が神奈川13区が起こした事件は画期的だった。「やればできる、動けば変わる」の実証じゃないですか。これを全国に広げ、根付かせることがこれからの仕事でしょう。

アムステルダム発 グラスゴー行き

2021年10月31日 08時42分40秒 | 国を憂う
なんじゃこのタイトルは? が普通ですよね。解る人は昨日今日のヨーロッパの動きに注目してる人と言えるでしょう。僕も今朝のニュースで知ったんです。
COP26が開催されるグラスゴーに向かってアムステルダムを昨日列車が出発したのだそうです。出発時の乗客は150人、途中で700人程を乗せるらしい。COP26会場に行き、抗議行動をやるんだという若者、NPOなどの人達が乗ってる。環境により悪い飛行機を使わず鉄道利用でと企画、鉄道会社も協力したんだそうです。
ローマでG20が始まりました。その会場周辺でも気候変動に対する対策の甘さをトゥーンべりさんも来て抗議行動を行ってるようです。

衆院選挙の日 朝から考えてるのは「他人事の国、自分事の国」ということ。
この一事で「ヨーロッパは凄い」とは言わないが、地球的な問題を日本よりは自分事として考えてるんだろうなと思う。日本では「今日はハロウィーン、要警戒。」とちょっと方向違いの心配をしてる。それでいて投票率は55%ほどなのかな。(ドイツの直近の総選挙は75%だったらしいですよ)
将来に向かって僕が心配する事。 自分事として考える力の弱い国というレッテルが貼られ、相談相手にもされなくなる、国際問題から排斥されるようにならんか と言う点。
世界中で議論されてる問題から家庭内に転がってる問題までどんな事でもいい、自分はどうなったらいいと考えるのか、じゃ自分はどうするのか そんな思考回路を回してみたらいいと思うのですが。
さて、今日どんな結果になるんだろう。期待がだんだん薄れてるのは事実です。あっち側が強固なのか、こっち側が弱すぎるのか。

日本記者クラブ主催討論会 10/18

2021年10月19日 17時13分52秒 | 国を憂う
昨日表記討論会を聞いた。以前から記者クラブが主催する討論会は中身の濃い話が聴ける場だと評価してる。日頃から幅広い観点で批判精神を持って状況を研究し、評価しているメディア関係者が事前に討論会の進行ストーリーを熟考した上で、かつ一切の忖度を入れないで討論する これほど充実した討論会は他にない。党首討論会より上だ。
昨日は衆院選の公示を前に9人の政党党首を集めての討論会、聞き逃すわけにはいかない。

期待の大きい討論会だったが、10年後20年後の国をどういう形にしていこうとしてるのかが各党首から聞けなかったのは残念だった。選挙を前にしてだからしょうがないし、そんな大きな話をしてる時間もなかったというのは理解します。でも「先々こういう形の国にするから、していかなきゃならんから今こういう手を打つんだ、打ちたいんだ」という関連で語ってほしかった は残りました。
今見えてる諸問題を一つづつ「どうして行かれますか?」と問う、「その点はこうして、ああして」のそれらしい答えなんだが、総体としてどんな関係になってるのか、矛盾を含んでないのか そのあたりが解らないまま、「そんなにうまくいくの?」の疑問だらけだった。またいいますが、この時期だからしょうがないのは理解してますよ。
問題別に断片的に語られるので「聞こえの良さ、票かせぎが目的で言ってる」のではと思わせるレベルで止まってる話も多々あったような。概して野党の提案にはどこか「自分が実施する立場にはならんから」が頭っからあるように聞こえた。一方与党には「自分が実施していく立場になるんだから」が強くあって、歯切れの悪さを感じた。まっこれが今の日本の政治風景だけどね。
最後にどうしても気になったのは岸田さんが「・・・・。なんですが、さらに政治的に考えますと(判断しますと)・・・・。」という言い回しを多く使われたこと。前半では野党と同様レベルのもっともらしい回答をされるのですが、後半では「少し先ですね」「調整が必要ですね」と言って、暗に「やらない宣言」をされるケースが多かった。多くの人、組織に忖度して答えてるのがありあり。何でもかんでも「政治的に考え」てもらっちゃ困るんですが。これでは何も変わらんだろうな、これまでの安倍、菅レベルの政治しか期待できないということ。「ここだけは命掛けてでも変える」位言えよ。
やはり自民党に「大きなショック」を与えないと変わらないな。それには国民が「変ることへの不安」を払拭すること、「変わることは面白いぞ」と思うようになることだ。「安定を考えた瞬間に停滞するのが世」と理解する事なんだが。

こういう目線の人が政治家になれば

2021年10月17日 08時25分04秒 | 国を憂う
今朝もまたNHKのラジオ放送紹介ですが、
 「こういう人が国の将来の形を決めてくれたら」
 「捨ててきた物、その大きさがどれ程貴重で大事な物だったか」
を思わせてくれるし、考えさせてくれる話だったので皆さんに聞いてほしくて。

たかが「一校長」、「小さい運動」だったんだけど、それが教えた教訓は大きい。
今朝4時からの深夜便「美味しい仕事人・アンコール」です。
今週いっぱい聞けます。 ここでリンクさせてるので、選択すれば再生すると思いますが。

現実離れ空間と生な生きざま

2021年10月16日 09時01分12秒 | 国を憂う
衆院選に向けて、何をどう考え、どう表現するかを自分なりにまとめてる最中。結論は出てるんです。「変化の兆しを作る事」が目標です。
そんなことを考えてる中でのあの「万歳」騒ぎ、あまりの現実離れで、これがまさに「変えなきゃいけない」今の政治文化、民主主義の姿 だと感じたのです。
そして今朝4時からの深夜便 生々な人間が強く、したたかに生きてる姿を聞きました。あの「万歳」騒ぎの反対側にあるのもと聞き、こういう切実さ、緊迫感があの空間に欠落してるんだと痛感しました。
来週の土曜日朝まで再生できます。聞いてみてください。さらに11/6の朝4時からこの続きがあるようです。