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行政 と 立法

2022年08月19日 08時58分59秒 | 国を憂う
前々から日本の立法機関(国会)っておかしいな と思って来てます。昨日今日またその違和感が強くなってきたので、この辺で自分の内なるところを吐露してみようと思います。
常々変だなと思ってるのは
 ・ 国会議員って1年の半分ほどしか職場に出て来ない。毎日議論しろよ。案件あるよ。
 ・ なんで行政抜き、立法府だけで議論することがないんだろう。
 ・ 国会を召集するか否かの決定がなんで行政の専権事項なの。
「三権分立」なんだから国会は内閣の意向とは関係なく、国の諸問題についてああだ、こうだ議員の中で議論すればいい。議員さんて議論するのが仕事です。当然その目的は行政にぶつける国民目線の法案を作ることです。国会としての法案ができたら、行政にお出まし願って、「国民はこうしてくれと言ってる。実施しろ。」でいいんじゃないですか。 ここは押さえておくが、国家予算のような法案は行政が先に素案を作って、国会で審議願う という流れもあります。
さて我々が見てきてる国会ってどうですか? 僕には「行政の下請け」にしか見えないのです。今また問題になってる「臨時国会の召集問題」 行政は「国会は開かないで、閉会中審査をやりましょう。」と決めちゃってる。法律では「開かなきゃいけない」となってるのに、招集の決定は行政の専権事項として開催しないですまそうとする。だったら衆参の議長が議員に召集をかけ、行政抜きで議論すればいいじゃないですか。それが本当の国会だと思うのです。
両議長も党籍を外れて、この職にあるわけ。国民が何を望み、今国会は何をすべきかを「忖度」無しに考える役職なじゃないでしょうか。
「議員提出の法案」 今もありますが、その大半は野党が行政府案への対案として提出された(=所詮形式的に過ぎない)もので、全て否決されて死んでいきます。いやいや、立法府で議論し、妥協もギブアンドテイクも入れた上で法案にまとめ、行政にぶつけたというのを見たことありますか? そういうのを見たいな。
立法府が毎日国会で喧々諤々議論し、妥協し、法案に詰めていく過程はまさに「国民の、議員による、国民のための」議論 じゃないですか。
どうでしょう、僕どこか可笑しな事言ってるでしょうか。 今の国会運営を見過ぎてるし、慣れっこになってるし、疑問を持たなくなってる かもしれないと考えてみてくださいよ。 

もう言葉が無いですね

2022年08月18日 08時55分54秒 | 国を憂う
社会の上層部に地位を得てる我が国の「お偉いさん達」よ ほんとにまぁ~ どこまで腐ってるんかいね。ここまでひどいと、まともなのは「1人もいない」が正しいのかも。そんな奴らが先導する日本社会 どれだけ、どこに信頼がおけるって言うのか?
「民主主義=皆さんが主役」だって? いい加減にしてよ。 「1億総自己中心」になって当然、いやいや「自己防衛」に走るわさ、社会が信じられないんだから。
こうやって自分の内側に向かうならまだいい。理解できない殺傷事件が多くなってるが、そんな形で表現されてるのは恐い事。今後増えるだろうね。拠り所が無くなってる社会だもの。
「謙虚」「繋がり」「協力」「助け合い」そんなの絵空事。みんな貴方方「お偉いさん」が自分良かれで社会システムを作ってきたか、裏道使って悪さしてきた結果じゃないの?
ある社会問題(A)が露呈してくる。(A)を論争してる最中に問題(B)が露呈する。話題は(B)に移る。(B)の論争が佳境に入ってくると、(A)はニュース価値が下がる。そしてさらに(C)が問題視されてくる。 この連鎖。 その時しっかり調査、検討、方策を作らないままに、そこそこの結論で終わらせていくから、またぞろ同質の問題が露見する。 こういう社会、世論操作を意図してやってるのと違う? 疑っちゃうよ。

 ・五輪の怪しさは昨日今日の事じゃない。誘致する時に始まってたのを忘れてはいけない。
 ・統一教会問題 どう隠したって次々に露呈。 萩生田、生稲さんなんかもう「×」ですね。
 ・ほかはもう書かない。国内問題でゾロゾロしてるの全部だ。

根っこは日本人のキャラ、文化みたいなもので、昨日、今日に原因を探ってもらちが明かないと思う。ただここ10年を振り返ると、「あの方」がそういう「堕落」を推し進めたという見方を僕はする。

広島原爆の日

2022年08月06日 11時56分20秒 | 国を憂う
今日は77年目の広島原爆の日です。 やはりいろんなことを考えるな。 それはここんとこまた世の中が騒がしいこともある。
昨日だったかな、新聞で「ロシアがウクライナ侵攻当初にチェルノブイリを占拠し、そこを戦闘の拠点にした。中にいたウクライナの作業員は銃で反撃もできず、無抵抗で投降し、日ごろの作業を続けるしかなかった」との記事を読んだ。ロシアは「核施設」を最初の占拠目標にしてたんだろうな。ひどい話だ。 さらに、岸田さんがつい先日NYのNPT会議で演説してきた直後ということもあって、8時からの式典をジックリ見た。
こうして聞いてみると、やはり切実な問題ですよね。「人間とは何と愚かな生き物か」を改めて思う。「使わない事を前提にその武器を保有する」、「保有していい国と持ってはいけない国に識別する」 こんな単純な矛盾・異常を「しょうがないでしょう」で済ませてる世界が理解できない。結局は一部の権力者の妄想のぶつかり合いなんでしょうかね。一部の「バカ」のです。我々平民にはいい迷惑です。
式典の中で広島市長、こども代表のスピーチは真に迫るものを感じた。それに引き換え、岸田首相の話には「日本国の首相としての現状における切実さ」を感じなかった。市長とは役職が違うのだし、世界への発信力が違う。おのずとスピーチのレベル、内容が違ってくるでしょう。しかし、例年の首相演説どまり、もっと日本の、岸田さんの(貴方は広島出身でしょう、来年広島でG7やろうとしてるんでしょう?)スタンスを出していかないと。もう少し具体性を持って「ここをこう進めたい」くらい言って欲しかった。通り一遍じゃ昨年の録音でいい。

世の中 またぞろ騒々しくなってる。 ウクライナは膠着しちゃったけど、依然危険な火種。 やめときゃいいのに米中が角の突き合わせを始めた。中国という国もよく考察したいね。コロナは第7波。安倍さんの国葬問題(僕は絶対反対)。「統一教会」と政治家の癒着問題。ほんとは大問題だけど、小さくしか扱われない「建設工事動態統計」の不正問題(僕は安倍さんがやらせたと疑ってる)。円安、物価の異常高騰。 ほんとに解決し、きれいに清算することなく、次々と問題が湧いてくる。 こうやって庶民を恐怖にさらし、萎縮させる、考えるのを止めさせる そんな政治手法なんじゃないのと疑りたくもなる。

これこそが「政治の暴力」

2022年07月21日 07時16分59秒 | 国を憂う
安倍さんの葬儀を「国葬儀」として行うと政府は決めたようだ。これはいかんでしょう。僕は絶対に反対です。まさに「政治の暴力」だと言い切りたい。
自民党で「党葬」をやられるんであればしいて反対はしません(党葬にしても費用原資は税金だと考えると疑問もあるが)。 国葬はまずいです。野党から「政治的価値観の押し付けになる」との批判があるようだが、「その通り」だと思います。安倍さんのやった政策に「功」な部分もあったでしょう。しかし「罪」な部分もあったはず。むしろ他の総理より「罪」ではないかと疑問視された部分が大きかったのではないでしょうか。そこの清算、総括なしに「功が多大であった」と決めつけて、「国葬」に値すると決められる神経、価値観が解らない。自民党のお偉方は自分たちの価値観で判断し、国政をやってる。「それでいい、それが正しい、それしかない」と思ってる。他の価値観は「そんなの有りはしない」なんだろう。もう「狂ってる」としか見えない。これが「政治の暴力」でなくて何か?
もっと核心をついて言えば、「もう総理の国葬はあり得ない社会だ」と言いたい。成熟した社会においては政策の良し悪しは短期間で判断できるものではないだろう。また価値観が多様化した社会では全国民から賞賛される政治って成立しないのではないか。どんな政策を進めるにあたっても、あるグループの国民には我慢をお願いしなければならなくなる。
そういう社会だということを今の自民党の実力者(と言われてる人達)は理解してない。大きな「自民党船」の中でのうのうとしてるだけの輩です。(自民党船を大きくしたのは国民だけど)
問われるのは我々国民です。あなたはどう考えますか? 茂木幹事長は「国葬を行うことに国民は反対していない」という見解を述べてます。安倍さんの死に方を「可哀そうに」「悲惨な」と感想を持ち、献花が絶えないという事実を読み違えてはいけないし、政治利用してはいけない。政治の世界でどう処理すべきか はそんな感情的なものではないはずです。
すでに「安倍さんの国葬に反対する」という運動(アンケート、署名)が動き出してます。「国葬はおかしい」と思う方はどんどん意思表示しましょう。
この辺で政府与党に「あれっ 私達っておかしいの?」と疑問を持たせましょうよ。
僕は「Change.org」で署名しました。

安倍さん 撃たれる

2022年07月08日 12時58分06秒 | 国を憂う
11時半 奈良で安倍さんが撃たれた。今現在心肺停止らしい。

政治家が暴漢に襲われる というのは日本ではもう昔の話と思ってきたが。
銃で人が狙われるなんてアメリカでの事と思ってたが。

まさに国政選挙の真っ最中、国民みんなが考えよう、考えなきゃいけないんだと思う。
今回の事件から連想されるありとあらゆることを。
安倍さんごとじゃない。 我々1人1人の事件なんだろう。

マイナポイント第2弾

2022年07月07日 10時21分23秒 | 国を憂う
今朝はこれを書き、大いに批判しないと怒りが治まらない感じ。表題の施策だ。
この件では前に書いたことあるな でBLOGの過去を検索したらついこの5月に書いてたんだ。それ読んだら今頭の中にある鬱憤がそのまま文字になってた。だったら今見えてきた問題点を。

・ 6/30から総務省はこの第2段を開始。たった5日で340万件の申請があったって。
・ 申請した人の大半は便利になることを期待してない。でも金くれるんならで申請だろう。
・ 物価高の折だ、お金もらえるならもらおうと考えるわな。
        ( 最近支給漬けにされてる国民だから )
・ 金子総務大臣は自分の任期中に○○%普及をさせたという自己満足実績を作ってる。
・ 国民は飴玉じゃぶらされて喜ぶキャラに作り変えられていく。
・ 総務省は市区町村別にカード交付率をランキング付けしてるらしい。
・ さらに、その交付率を地方交付税額の算定基準に使うと言ってるらしい。
        ( 脅し、強制、 プチプーチンだな)
・ 今参院選の真っ最中。 与党への票に繋がれば なんて考えてないよな。

僕はカードは持ってる。 健康保険証になる申請はしてあるのかな? 公金受け取り口座の紐づけしてあるのかな? 覚えてない。 やれば15,000円分のポイント付与だそうだ。 うん、待て待て、カードいつ、どこで使ったっけな?   「ア ホ ラ シ!!」

人口減少 ⇒ 国が亡ぶ

2022年07月05日 10時43分15秒 | 国を憂う
今朝の朝日新聞 「深諭ー参院選の先にー」で西洋史家 本村凌二さんが寄せてるコラムにいたく感激して、今日はその受け売りです。
氏は「人口が減少していく国家は必ず滅亡していく。それは歴史が証明してる。」とし、西暦476年に滅んだ「西ローマ帝国」を紹介してます。そしてこの滅亡に向かう帝国の様相が今の日本と重なるんだと言うのです。
初期のローマ帝国は武力でその勢力範囲を拡大していった。異民族をどんどん取り込んでいく際に、「ラテン語」を強要しなかったらしいのです。「寛容」な文化、国民性があって、繫栄的な拡大が可能だった。理由は解説してないのですが、西暦395年に東西ローマ帝国に分裂し、その後西ローマ帝国は476年に滅亡したのだそうです。
その最も大きな理由は当時流行した疫病で、人口の1/3が亡くなったのだそうです。しかも運の悪いことに、周辺国からの攻撃を受け、財政難に陥り、安易に通貨を増発し、財政・経済・社会危機を招いてしまったらしいです。まっここが今の日本と同じだとおっしゃる点ですね。
これだけの解説では「人口の減が必ず国の滅亡に繋がる」という流れを納得はできないが、偉い先生が「断定」するのだから、否定はしなくていいだろう。 とすると、今参院選で党、候補者が訴える文言にスッキリ納得できない僕のモヤモヤの解はここにあるのかな と思うのです。
そうなんだ、人口減少問題が今の日本の根本問題なんだ ですね。本村氏が言うように「滅亡」につながるんであれば、一丁目一番地は「人口減をいかに止めるか。 人口減の真の問題点は何か?」であって、ここから議論を進めないといかんのでないかな。
ここを出発点にして、何故? 何故? 何故? を追っかけて行ったら、今断片的に語られてる多くの問題点が全てぞろぞろ繋がって出てきそう。そんな壮大な原因結果の関連図が見えたら、一つ一つの原因について他との矛盾が起きないような解決策を模索する作業が必要なのでは。
「支援金を配る」という方策は出て来ないのではないかな。

今日期日前をやってくる

2022年07月04日 07時29分09秒 | 国を憂う
どうにか酷暑も通りすぎたかな。雨降ってもいいから温度下がって欲しい。今日から近所の投票所で「期日前」ができるようになる。涼しくなる夕方、かみさんと出かけることにしてる。
ほんとに今回は選挙区も比例区も決定打がない。どこも、だれも同じで真をついてない。
国民の耳に痛い話をせんことには先の形を説明しきれないと考えるが、だれも口にしない。これじゃ選べませんよ。「選挙したって変わらんよな」と思わせてるのは何? 誰? ひょっとしたら「そんな流れを作ってる勢力」があるのかもな。 きっとあるにちがいない。
メディアを通して、今の国民を心情を垣間見てきた。それで言える事。
 「 変わらないから 行かない 」じゃない、「 行かないから 変わらない 」のだ。
 「 ともかく行こう。 国が変る前に 自分が変われるよ 」 
 「 1人1人が変わらなきゃ 国なんて変わらない 」       だな。

参議院と党議拘束

2022年06月30日 11時14分44秒 | 国を憂う
たださえも燃えてこない参院選、今回は異常早期の梅雨明け、猛暑到来で熱は完全に外気温にもってかれた感。僕は「選挙は期日前」と決めてるので、来週早々にも行く予定なんだが、なんとも投票先が決められないでいる。当然頭っから論外の人、党があって、そこを消去しても残った中が「帯に短し襷に長し」の「五十歩百歩」なのだ。それでも決めますがね。
そんな中、参院ってなんであるの? 現状なら不要じゃ? なんて考えだしちゃったんです。
2つ議会があるということは、「より深い=角度の違った」討議、検討ができるように ってことでしょう。ところが現状では衆院での質問が参院でも同じように行われ、「その答弁は先日聞いたな」が実に多い。答える政権側も用意した答弁書をつらつら読み上げて終わってる。「そんな参院ならいらない」となる。
もっと役に立つ、存在意義のある参院にならんといかんでしょうと勉強したら、何年か前に「参院の改革」を与野党そろって検討したそうなんですね。そこで「参院は『党議拘束』を掛けないで討議、採決しよう」という一応の結論は出したようなんです。でも結局「ねじれ」、「結論が出ない」、「時間がかかる」 で 改革は生煮え、元に戻ってしまい、今に至ってるようです。
これって素晴らしいと思います。こんな新参院を創造しようとした改革性、斬新性がある、もしくはあったんじゃないですか。(皮肉ですが、まっ 建前賛成本音反対人が議員さんですからね) 何故変わらなかったのか? それは選挙が党を冠にしたものだからでしょう。
ならば参院は「党の冠」無しににたら と考えるのです。 党のための参院じゃないわけで、国民の(役に立つ)参院でいいわけですから、問題ないでしょう。 衆院では出てこない視点の質問・討議(希望的に言えば「より国民目線の」)が当たり前に行われる、衆院が縦で見るなら、参院は横かナナメから見る そんな参院作れませんかね。
どうにかして国会を、参院を有意義なものにしたく、選挙区割りを今の「地域割」から「年齢割」にしたらと以前提案したが、ついでにこんな案も紹介しましょう。「くじ引き」案です。議員になって国政をやりたい人が立候補し、選挙じゃなく、くじ引きで当落を決める。「そんなバカな」と考える方もいらっしゃるでしょうが、先進国でやってるところあるようですし、マジメに研究されてる学者さんもいらっしゃるのですよ。 頭柔らかくすると、「おっ、これも面白いかも」と思えません? 全く違う参院になるでしょうね。

やる前から結果が見えてる選挙

2022年06月25日 10時29分45秒 | 国を憂う
数年前の国政選挙が懐かしいな。あの頃も中身は薄かったけど、それはそれなりに燃えるものがあったし、熱かった。 今回はどうだ。争点とて無く、誰しも言ってることは同じだ。
   ウクライナで戦争やってる。 そうだ、国防・安全が大事だな。
   異常な物価の高騰がある。  そうだ、経済対策、賃上げ、生活防衛だ。
   電気が足りないんだって。  そうだ、原発を再稼働しないと。
「緊急な不安」が渦巻いてる状況下では「変革どころじゃない。現政権にがんばってもらって、現状を好転させるのが一番」となるのは必然。だからどの党も、候補者も方針として語る内容は大きな差が無い。
そういう社会にするための方法論になると差があるんだろうけど、そこまで語ってる時間的余裕が無いというのがまずある。もう一つ大きな支障があって、そこを語りだすと、国民の耳には「痛い」話(=「我慢してください」)をしなければならなくなる。そこを避けてる政治屋の心情があるんでしょう。そこを聞かないことには良し悪しが見えないんだが。
例えば「財源」。 何か新しい事を始めるのでれば金がいるわけで、財源抜きでは「絵に描いた餅」で食えたものじゃない。そこを議論すれば、自ずと「国債発行して円をどんどん増やす」アベノミクス依頼の財政政策自体に論点はいくはず。そうすると僕の今の疑問にもそれなりの答えが見つかっていくというもの。
「方針、姿をどうやって実現していくのか」をもっと聞きたい。このままでは選びようがない。 何となく与党の大勝という結果がもたらされるのだろう。