過度に自粛しないように、という雰囲気になってきました。
岩手県の老舗酒造の蔵元が、
自粛ムードを「経済的な二次被害」と表現する動画が話題になっています。
被災地岩手から「お花見」のお願い【南部美人】
「花見で東北のお酒を一杯だけ飲み、東北の食材を一品だけ食べるという形で支援していただければ」と。
首都圏の消費低迷が続けば、民間企業の投資意欲は冷え込み、
それが被災地の復興を遅らせてしまう可能性さえありますよね。
被災地だけではなく、自粛によって倒産しそうな会社さえあると聞きました。
初めは被災地への思いから、気分的に晴れやかな事をするのははばかれました。
楽しいことをしていると心苦しい気もしました。
でも・・・
みんなが自粛したのは、計画停電のせいもあったのではないでしょうか?
計画停電による列車の間引き運転とその大混雑、
空気中・水道水に放射能が出ているという情報、ガソリン不足、
出掛ける先が停電するかどうかもわからない、
節電のために、早め(夕方6時!)に閉店する店が続出。
TVからは「無駄な外出は控えよう。」「必要なだけ買いましょう。」。
自粛しないで、と言われてもこれでは自粛せざるを得ません。
ここ数日停電しないので、安心して出掛けられるし心がのびのびします。
先日出掛けたショッピングモールは車を止められないほど混んでいました。
それは、前日から「明日は停電なし」と広く知らされていたからだと思いました。
ニューヨークタイムズが、震災後の被災地をまとめた写真をネット上で配信しています。
かなりショッキングな写真もあったので、再び気持ちが落ち込みました。
また夢に見ちゃいそうです。
(見なければよかったと後悔しているので、心が不安定な方は決して見ないように・・・)
心から安心できる日が来るのは、まだちょっと遠い気がします。
でも、厳しい冬の寒さの後には、きっと明るく暖かな春が!!
信じています。祈っています。
被災していない私たちこそ、支援のために頑張りましょう!!